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比率動作の%電流入力エクセル

2022年03月06日 | eつれづれ

比率差動10%の動作判定エクセル。
逆電力継電器(RPR)の試験では、電圧入力100V.電流5A、位相0としての動作電流%でのmA値である。また位相±30°は若干、動作電流が増加する。
これは太陽光発電の逆電力継電器(RPR)試験でも同じ内容である。
5Aから逆電力継電器(RPR)10%動作電流0.411を引く=4.51Aを反差動側のセルに入力する。

比率差動50%時は逆電力継電器(RPR)整定タップが無いので、計算上セルに5Aに対して40%以上になる様に数値を入れる。
この比率になると一次側の電流差も結構大きくなる事が判る。
後はアクセサリー的なロックなどは無視して時限整定時間秒がカウントし始める。UPで出力信号でて、CBが遮断する。

これらの検証は何も差動回路に電流を流さなくとも片方のみで良い。
試験器は双興電機製作所GER-2000Kを使用、レンジ500mAにて行った。

これで比率差動継電器RDf(87G)の基本概要、実務試験が判った...。





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