eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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電気料金の値上げ発表

2012年01月17日 | eつれづれ
東京電力は17日、企業向け電気料金を4月1日から平均で約17%値上げすると発表した。特に特別高圧の百貨店や大規模事業所に対しては18・1%引き上げる。対するスーパーや中小規模の事業者には13・4%の値上げにとどめる。
東電は今回の料金値上げについて、福島第1原発事故の賠償や廃炉の費用は含んでいないとしており、燃料費の増加に伴うものであるという。
顧客の理解を得ていきたい」東京電力の西沢俊夫社長は会見で、こう値上げへの協力を求めた。自由化対象の利用者は新規参入事業者から購入することも可能だが、供給力には限りがあり、顧客に選択肢はなく値上げ要求をのむしかないのが実情だ。枝野幸男経済産業相の厳しい値上げ批判もポーズにすぎず、「自由化」を理由に黙認する構えだ。円高などに苦しむ企業の業績をさらに圧迫するのは必至だ。
西沢社長は「厳しい経済状況の中でのお願い。多様な料金メニューも用意していく」とし、節電に応じた割引制度などを導入する考えを示したが、詳細は未定だ。顧客に配慮しすぎると、値上げ効果が小さくなるジレンマも抱える。
西沢社長は料金値上げが顧客離れに「影響する」との認識を示した。だが、電力供給全体に占める新規事業者の割合はわずか2%程度にすぎず乗り換えは困難だ。自家発電設備を持つ企業も「燃料高騰でコストが上昇している」(大手化学メーカー)としており、増強には慎重だ。

コメント:
前から判りきっている事だったが火力発電所の燃料費がかさんでの電気料金値上げだ。殆どの電力会社は追従するだろう。電力小売りしている会社は、損得どうなるのか...。
この値上げの波及は、日本の産業界、国民大きなダメージとなるのは必定。30%自然エネルギーで賄う、バカな...自然エネルギー買い取り単価も大きく下がれば、どうにもならない現実だ。余りにもドップリと電気がいる生活に慣れてしまった。
何時まで続くか理想論、そろそろ落としどころは...国民餓死しますよ。
電力は新規事業者など相手にもならず結局は、電力必要なら言い値で買って下さい...高いので他に乗り換えマスなら勝手にドウゾ的、選択の自由など無い現実だ。どの道新規事業の発電も電力の設備を使用しているのだから、正に他人のフンドシで相撲をとっている様なもの。中国、EU危機で減速し始めた...日本の影響計り知れず電力の再編、自由化、規制緩和もパー、そんな所で無い状況が見えて来たか。以前からの国策?!で電力料金、高いが安定供給か。
某、保安協会は規定料金...我々ボランティアは値引き合戦、こんな高い??規定料金は、役所より見直しの対象テーブルに上がるだろう。当、針金電気ヤは役所からなど、個人と言う事でお声もかからないが面倒なのでイリマセン。学校関係ほか、公共施設は一括、受注出来なければNG、市税も納めているが毎年、変わらない高値安定、言い値の随意契約だろうか...。



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