eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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単相三線式N相(中性線)電流の実測力率

2016年04月22日 | eつれづれ
1現場実測負荷電流例1

両端負荷力率100%時、25.1A-16.9A=8.2AでN相実測は8.5AなのでR.T相の力率は1の様だ。

2現場実測負荷電流例2

両端負荷力率100%時、25.1A-12.3A=12.8AでN相実測は15.4A。N相2.6A程度多く流れている。

3仮にR相負荷力率を100%とした場合、T相負荷の力率は28.5°の87.88%に悪くすればN相電流の計算値15.4Aとなる。

エクセル計算上、更に力率を70.71%まで悪くした場合、N相には18.57Aが流れる様だ。

電流計の測定記録でR.Tに対してN相電流が大きい場合は、どちらかの負荷力率が悪い程度に
思っていれば良い...メーター読みしているだけで針金電気ヤなど何も考えていない現実。

参考にしたテーマ資料。




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