eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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発電所で感電事故か

2018年04月27日 | eつれづれ


接近清掃作業中に感電...これは、依頼する方の管理体制、施工した会社の管理不備でやるなら監督が作業を見ていなければNGだ。
若くして感電死亡したら、遺族より帰してくれと言われてもドウニモならない。
こんなもの計画するノーテンキな県企業局にも大いに責任ありだが毎年の事なのか慣れもあった??。
感電裂傷は細胞壊死するので切断とならなければ良いが...。
針金電気ヤもブログでUPしているが短絡接地取付は断路器(DS)1次側は意味無しで人命優先の考えなら作業直近にする事だ。断路器(DS)1次には検電器で印加電圧確認用に引っかけておく。
機器破損などで幾らでも金で解決出来るが怪我、感電死傷事故は面倒な事に発展する。

当時、ペーペー下っ端で66kV特高変電所にいた時に感電死亡事故があった(もう34年前の話)...監督署へ多くの資料提出、個別の聞き取り、もろもろ大変だった。
警察は事件性無しと言う事でサッサと帰ってしまった。
当時の電気主任技術者は管理監督の責任突き上げられ、また遺族より罵声を浴びせられ針のむしろ状態。

これも慣れで検電器で確認もせず、短絡接地取付も無しで勘違いで充電部に触ってしまった。隣の高圧盤が停電していた、本人のミスだが前記の様に電気主任技術者の管理監督が問われる。


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