eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

これで納得...新規設備における交流耐圧試験の順序例...参考。

2024年03月01日 | eつれづれ

新規のPAS(VT.LA内蔵PAS)が入荷したら、まず銘板控えて高圧絶縁抵抗測定実施する。高圧側を入れて全短絡、SOG制御装置も全リード短絡接地。

耐圧試験時は印加電圧ブザー、前後にも検電器で印加電圧確認する。

10,350V.10分間印加時は離れず、教科書的には人を近づけないロープ等の対策をする。

耐圧試験終了後も高圧絶縁抵抗測定。問題なければ方向性SOG制御装置試験を行い試験器にてPAS連動他、開放を確認。

耐圧試験も済んでいるので装柱OK。後は電力下請け工事によるVCT設置とPAS二次側接続し最終的に電力配電線に接続、受電完了。

当然、電力財産のVCT、耐圧試験試験など我々はしない。

高圧ケーブル端末は耐圧試験前なので開放しておく。

高圧ケーブルとキュービクル機器の三相一括、全回路の耐圧試験を実施。

この例では高圧ケーブルも10m程度、変圧器機器は4台程度なので耐圧トランス容量150mA も余裕あるので二次側充電電流も少ない。

高圧ケーブルの長さ、太さで二次側充電電流が大きい場合は、キュービクル機器はDS開放して切り離しして耐圧試験実施。

その後、キュービクル機器一括の耐圧試験をやっても良い。

リアクトルあれば、高圧ケーブル、キュービクル機器全て一括でも良い。

真空遮断器、断路器(DS)、交流負荷開閉器(LBS)、PCS等は全て入り確認。

変圧器二次側は短絡用クリップで全短絡。キュービクル内の余計なものは撤去確認する...赤の呼び線が写真にはあるが。

銅線の短絡は忘れがあり知らずに受電するとドカーンとなるので、目立つ色のクリップを使用し誰でも確認可能な様にする。

耐圧試験の前後も忘れずに高圧絶縁抵抗測定を行う。

むろん全部の接続完了、受電直前にも高圧絶縁抵抗測定を実施。

データロガにて一次側励磁電流A、二次側充電電流mA、印加電圧をグラフ化する。

VT.LA内蔵PASのVT焼損など、そもそも大きな電流など流していないので波及事故など発生する訳もない。

メーカーも取説に記載しているが高圧ケーブルとPASの接続した状態での交流耐圧試験はNG、VT電源側云々問わす。

以上、素人技術者向けにUPしました。

 

追伸:(公益)東△◯の会員に耐圧試験等を聞いてみた。

1.VCTは柱上には設置せずキュービクル内にある。

2.耐圧試験は殆ど装柱済みで行っているが試験の標準的なやり方の指導は無

  く電気管理技術者に任せている。(先輩の指導を引き継ぐと言うことか)

3.PAS取説にある高圧ケーブルとの耐圧試験はVT焼損原因の波及事故となる

  のでやむを得ない時、以外しない記載は知らなかった。

4.結果、総合的に全体の危機管理のリスク認識は低いと思った...。

全国での方法はエリアの設備、装柱条件によって異なるが、波及事故などのリスク管理は関係ない。

何のための耐圧試験なのが訳が判らなくなる。

そして針金電気ヤの基本的な考えはVCT(PCT.MOF) の他所さまの財産には試験などしない...電力会社も当然やっているハズ。

これでドカーンとなってもPASがまともに動作すれば良し...後は電力の責任。

 

 

 

  

 

 

 

 


VT.LA内蔵PASのVT本体画像version...。

2024年03月01日 | eつれづれ

定格負荷は25VAなので、このVT、P1.P2端子より方向性SOG制御試験など絶対やってはいけない。

このSOG試験も試験器電源は多くの電流を必要とする。

VT巻線レアショート状態でPAS投入すると爆発し波及事故となるので安易な試験は行わない。

基本は高圧ケーブルとPAS本体の耐圧試験、SOG試験は単独の別々に行う。

全て高圧機器、高圧ケーブル接続してから耐圧試験を行うのはリスクが多すぎる。最後の絶縁等の確認は高圧絶縁抵抗測定でOK。

素人技術者の波及事故例の見本だが、このやり方で何の不安もない。

VT一次電流3.7mA/二次電流238mAの出力。

 

 

 

 


ツマラン...ドサ回りの田舎芝居...もうこんな税ドロ輩に投票しないと。

2024年03月01日 | eつれづれ

 

国会では、自民党の派閥の裏金事件を受けた政治倫理審査会が開かれ、岸田総理が出席しました。

岸田総理は「総理在任中は政治資金パーティーを行わない」などと明言しましたが、実態解明につながる新しい事実はほとんど出てきませんでした。

記者 「午後2時前です。岸田総理が今、国会に入ってきました。引き締まった表情で今、国会に入ってきました」 午後2時すぎから始まった衆議院の政治倫理審査会。史上初めて現職の総理が出席するとあって、委員会室は取材陣や国会議員らで埋め尽くされました。

岸田総理 「自民党総裁として、心からお詫び申し上げます。

今、自浄作用が求められている自民党が、抜本的な出直しをしていかなければなりません」 冒頭、このように弁明した岸田総理。野党側からは厳しい質問が飛びました。

立憲民主党 野田佳彦 元総理 「内閣総理大臣が出席をしてるということ自体に強烈な違和感、強烈な違和感を覚えます。悲しい気持ちであります。

結局、後手に回って、的外れな対応をしなければいけない事態になったというのは、総理の指導力の問題だと思いますよ」 岸田総理 「政倫審に出席を指示するとか、命令する、そういったものではないということ。

これは、私自身、一貫して申し上げているところであります」 傍聴に入れなかった議員が中継を見つめるなか、野田氏は、岸田総理が総理就任後も政治資金パーティーを繰り返し開いていることを追及しました。

立憲民主党 野田佳彦 元総理 「やっぱりやめなきゃいけないことだと思いますよ、この慣習を。

内閣総理大臣としては政治資金パーティーはやらないと、明言できないんですか」 岸田総理 「内閣総理大臣としてパーティーを開催すること、これは今は考えておりません」 立憲民主党 野田佳彦 元総理 「今は考えていないと、ほとぼりが冷めたらやるってことじゃないですか。やらないと言ってください、在任中は」 岸田総理 「はい。結果的に在任中はやることはないと考えております」 また、岸田総理はいわゆる連座制について「悪質な場面においては、会計責任者のみならず、政治家本人も責任を負う法改正を行うことが重要だ」と導入に前向きな考えを示しました。

自民党 二階派 武田良太 元総務大臣 「公開であろうとなかろうと、私はそうした細かい条件をつけたことは一切ない」 岸田総理に続き、審査に臨んだのは、二階派の事務総長を務めた武田元総務大臣。公開での審査会開催に反対したことはないと強調したうえで、自身と二階会長は派閥のパーティーの会計処理に関与したことはないと訴えました。

自民党 中谷真一 衆院議員 「本当に二階会長、武田代議士・事務総長は、この派閥の会計処理には携わっていなかったのか」 自民党 二階派 武田良太 元総務大臣 「全く携わっておりません」 政倫審初日は、裏金事件の実態解明につながる新たな事実はほとんど出てきませんでした。


令和6年(2024年)2月の電力使用タッチパネル画像...。

2024年03月01日 | eつれづれ

今年の2月は閏年で29日まであった。

電力料金単価は更なるUPなのか変更していない。

最大使用電力値(デマンド値)は2月4日に2.00kWに更新した様だ。

2月の日量タッチパネル画面。

1日に画面データリセットする。

今まではエクセルに入力してグラフにしていたが面倒なので取りやめ。