eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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高野山にて回向(えこう)

2020年02月09日 | eつれづれ

朝、奈良より和歌山県の高野山に移動。





住職に回向料を納める...△◯回忌の連絡ハガキを頂いていた...最初で最後なので高野山参りに出向く。

お御堂でお経をあげて供養してもらう。

世界遺産、高野山の金剛峯寺。

奥にファミマがある...閑散としている。
住職の話だと例年は50cm程度の積雪となるが暖冬で雪も無い状態とか。
ノーマルなので早々に下山、今日の泊りは橋本市のルートインホテル。

寺と院 なぜ違うお寺の名称
お寺の名前で一般的なのが「〇〇寺」と「〇〇院」。
同じお寺でありながら、名称が違うのはなぜでしょう。
誰もが知っているお寺で「寺」がつくものといえば、奈良の東大寺、京都の清水寺。
「院」がつくものでは、京都の三千院、平等院といったところでしょうか。
正式名称の中からピックアップ
もともとお寺の正式名称は「〇〇山〇〇院〇〇寺」というもの。
「〇〇山」の部分が山号「〇〇院」が院号「〇〇寺」が寺号と呼ばれています。
つまり「〇〇寺」と「〇〇院」に違いはなく本来のお寺の名称からどの部分を呼び名として使うかの違いなのです。
しかし全てのお寺の名称に山号、院号、寺号があるわけではありません。
観光地としても有名な東京の浅草寺は「金龍山浅草寺」が正式名称で院号がありません。
お寺の所在地を表す山号
昔、インドから中国に仏教が伝わった際、寺院の多くが山の中に作られたことが、お寺の名称に山号がつくようになった由来と言われています。
その後仏教は日本に伝わりますが、山ではなく街に建てられた寺院には山号がなかったり、地名をそのまま山号にしたりしたようです。
このことからも山号はお寺の住所を表す意味合いを持つと言えるでしょう。
お寺の入口の門を「山門」というのも所在地としての山号に由来しているのです。
中国で寺は官庁を表す言葉
寺と院 なぜ違うお寺の名称
本来「寺」とは、昔中国で官庁を表す言葉でしたがインドより仏教伝来の際に僧侶を官庁に宿泊させたことから僧侶がいる場所を寺と呼ぶようになりました。
「院」とは、垣根などで囲まれた建物を表します。
現在は、仏様をお祀りしているところを「寺」、寺の中で僧侶などが生活する場所を「院」と解釈するようですが、それぞれの定義には諸説あるようです。
このほかにも「庵」は、隠居した僧侶などが生活する小さな住居、「坊」は大寺院に属した小さな寺院であったり僧侶の住居を表す名称といわれています。