eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
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11kV.10分間印加して確認

2018年11月28日 | eつれづれ

PASの本体中にあるVT撤去品に1(高圧DC)-2(アース)次間に直流絶縁診断11kV10分間印加のテストをやってみる。

DCの印加電圧グラフは1kVピッチで11kVまであげたもの。
X軸0.11V*100倍=11kV印加電圧値。

電池交換して初めての直流絶縁診断11kV.10分間印加中...特に問題なく終了する。




ザイログ社8ビットマシンZ80CPU停止する

2018年11月28日 | eつれづれ

平成元年より24時間、休まずRUNしていたのだが3日前よりSTOPとなった。(以前にも発生したが、その時はZ80CPUを交換)。

マシン語スタートアドレス8800を入力して再度RUNキーで動いた。
LED表示ブランクが運転中。
分解能0.01Vで256→0、0→256ステップを繰り替えし電圧を可変している。

プログラムはEPROMに書き込んでいるので永久的に消滅はしない。

フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)より
1974年、インテルの社員だったフェデリコ・ファジン達がスピンアウトして新たな半導体製造会社 "Zilog Corp." を起業した。
なお、"Zilog Corp." を起業した人物として、エンジニアであり起業家として "Ralph Ungermann" の名を挙げる資料もある。
ファジン達は、ザイログを設立するとインテルで共に4004と8080の開発に従事した嶋正利らと共に、独自のマイクロプロセッサの開発を始めた。
まもなく8080の上位互換であるZ80マイクロプロセッサ (=CPU) が完成し性能が良好で8080よりも扱いやすいこともありビジネスを軌道に乗せることに成功した。
また、同時に周辺デバイスもラインナップに加えた。Z80は後発ながら8080や6800と対等に、育ち始めたデジタル制御機器類や事務用・家庭用のマイコン市場を占有した。
やがて8ビットCPUからさらに処理性能の高い16ビットCPUの技術開発へと進みデジタル半導体メーカーの新たな開発競争の舞台となった。
16ビットCPUとしては、1978年にインテルからi8086が1979年末にモトローラからMC68000がそれぞれ出荷された。ザイログはZ8000シリーズを、1979年に出荷を始めた。
モトローラとザイログの16ビットCPUでは命令体系全体を再設計し直たため2社の製品は市場への普及は限定的だった。
対してインテルの16ビットCPUのi8086は、8ビットCPUである8080の命令コードをアセンブラレベルではそのまま実行できるように設計されていた。
16ビットCPUであるi8086の命令体系が8ビット世代の8080のそれの上に「屋上屋を架した」ことで、コンピュータアーキテクチャ的には複雑なものとなり、当時のエンジニア達の一部からは「汚い設計」だと不評だった。
インテルはこの汚い設計によって、結果としてビジネス的には大成功を収めた。
その後、シングルチップ・マイコンでZ800シリーズを開発したほか、各社のマイクロプロセッサと直結できる高性能な周辺デバイスをシリーズ化。
これらは一時期のザイログを支える製品に成長。
SCC (Z8530) は、アップルのMacintoshやシャープのX68000でも採用された。
その後は商業的に恵まれず1998年にはテキサス・パシフィック・グループに買収された。2002年初旬に連邦倒産法第11章の適用を受けテキサス・パシフィック・グループはザイログを手放した。
ザイログは2010年2月18日に米国カリフォルニア州に本社を持つIXYS Corporation (NASDAQ:IXYS) に買収された。
2011年1月、IXYSの一部となったザイログはモータ制御用MCUとして「Z16FMC」シリーズを発表した。
この新製品は、多相AC/DCモータ制御に適した16ビットマイクロコントローラとされる。