eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
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交流負荷開閉器(LBS)の不良

2018年11月13日 | eつれづれ

以前ASより方向性SOG制御装置付のPASに交換した時にキュービクルGRと交流負荷開閉器(LBS)の電圧トリップ線は撤去したのだが、今回の定期点検でアークシュートセパレータより開放時、刃が引っかかり抜けない状態となった。

古い機器の設備でもあり、再度の停電で交流負荷開閉器(LBS)仕様を指定して、業者に交換する様に指示する。

某、11月号の技術誌面にあった記事...不用動作とあるがGRからの信号では無く、なんのことはない完全にツメの引っかかりを確認せず受電した素人的なミスの様だが!。
そりゃーツメに完全にロックされていなければ蓄勢バネの反発で開放するだろう、一応、経年、グリース云々と理由づけをしているが...!オソマツ。



午前中、定期点検実施

2018年11月13日 | eつれづれ

自立設置形(方向性SOG制御装置付)気中開閉器函。

方向性SOG制御装置試験後にハンドルを挿入して開放...こちらはPASヒモ切れの心配は無し。

検電器で印加電圧無しを確認後に短絡接地取付。

変圧器内部点検、絶縁油酸価度試験を実施して1.5時間程度の定期点検を終了する。