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火星の大接近

2018年08月01日 | eつれづれ

火星が31日、15年ぶりとなる地球への大接近のピークを迎える。天気がよければ、肉眼でも夜空ではっきりと確認でき、赤く輝く姿が話題を呼びそうだ。
火星は31日夜、南東の空の低い位置にあり、深夜にかけて上昇し南へ移動する。
最も離れて見える時期に比べて約80倍も明るい。
観測条件がよければ、小さな望遠鏡でも表面の模様を見ることができる。
8月に入ると空に昇る時間が早まり、観察しやすくなる。国立天文台の渡部潤一副台長は「明るい状況は9月ごろまで続く。夏休みの自由研究にうってつけだ」と話す。
火星は太陽の周りを687日かけて公転しており地球との距離は刻々と変わる。
火星が地球から見て太陽と反対の方角にあり、地球に追い越されるときに距離が近づく。
2年2カ月ごとに接近するが火星は地球と違って楕円(だえん)軌道を回るため距離は毎回変わる。
6千万キロを切ると大接近とされ、今回は5759万キロまで近づく。
大接近は15~17年ごとに起きる。
前回の平成15年は5576万キロで、5万7千年ぶりの超大接近だった。
次回は17年後で5691万キロという。

火星は地球の約半分の大きさ、本日2003年以来15年ぶりの大接近で距離は5759万キロまで近づく。