eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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2012年12月17日 | eつれづれ
新設の高圧ケーブルでは100GΩの完璧な絶縁となるが、ここでは10GΩ例として入力...この時に流れるIgr(対地抵抗分電流)は0.0021mA程度の殆ど漏れ電流は流れない。

仮に同じ条件で1GΩ(1000MΩ)の新設では、あり得ない??絶縁抵抗時でも漏れ電流は計算上0.0207mAの数値となる。

コメントの25kV.1.5mA出力の試験器の1.5mAは直流耐圧試験においては、すごく大きな電流容量である事が判る。直流なので静電容量の透過電流は無いので純然たるIgr(対地抵抗分電流)だけを見る事が出来る。電流容量1.5mAに近づけるなら、かなりの絶縁低下にしないとダメで、その前に電圧が一定に安定せず試験は出来ない状態となる。
耐圧試験電圧、上昇時の高圧ケーブル静電容量の吸収電流における落ち着きは経験上、ゆっくり印加上昇させて規定値に達するまで3分程度、要するのか...時間など計った試しは無し。要はかかれば良い程度の認識デス。