心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

巳年の年賀状教室

2012-11-10 | 年賀状・お正月

11月に入り、年賀状も発売となりましたね~。
ということで、昨日は横浜で年賀状教室。

今夏の暑中見舞い教室の続編?ということで、
書TEN  でお世話になっている越智先生が、また機会を与えて下さいまして。

暑中見舞い教室の模様はこちらから→ その1 その2

来年はへび年、かわいく描けるかしらん、とちょっと心配でしたが、
皆さまのへびさん、それぞれかわいく描けました~ 
へびが苦手とおっしゃる方は、定番の独楽や椿、羽などを描いたり。

2時間あっという間でしたが、皆さま次から次へと描きまくり、作品は机一杯に。
たのしいひと時でした。

今日もまた、年賀状教室。
今日はどんなへびさんに会えるか楽しみです。

皆さまの作品や参考に描いた年賀状などは、また後日ご紹介しま~す 
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形臨、意臨、背臨

2012-11-09 | 木簡
                          (半紙)


禅語の「照顧脚下」 しょうこきゃっか。 
自分の足元をちゃんと見なされ、の意。

書道教室で参考に書いてみたもの。
木簡風(右)と、ちょっとお茶目にした木簡風(左)。

臨書には、形臨、意臨と背臨とがあり。

形臨は、原本の形を真似て
意臨は、原本の意図を汲み取りつつ
背臨は、原本を見ないで、作者の作風を自分自身のものとして書くもの。

「お習字」では、ほとんどが形臨、そしてそこから先が、「書」と思っている。

書は、形をそっくり同じに書けば完成ではなくて。
そこに書き手の思想、感情、世界感、つまり体温を感じる作品が「書」なのかな。

体温を感じる作品が書きたいなぁ 


12月まで、追われる日々が始まりまして。
ブログ更新がない日もあるかもしれませんが、ぼちぼち元気にやっとります。
皆さまも、お風邪など召しませぬよう、お過ごしくださいませ 
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奎星展レポートのつづき

2012-11-06 | 書展・展覧会情報
                      白子谿雪氏


会場で、遠くからも目を引いて作品に呼び寄せられまして。
どなたかしらんと名票を見たら、今年の6月に個展にお邪魔した白子さん でした。

毎回全く違う世界を見せて下さるのだけど、今回のはまた魅力的。
タイトルは確か「疾風」。
墨の滲みに巻き込まれるように、甲骨文字のような象形文字のようなものが浮遊していて。
お会いしてお話を伺いたくなり。

今年は臨書作品より抽象作品が多かったような。
そして以前は、強く、爆発、激しい作品が多かったけど、
今回は、線もやさしかったり、造形もシンプルで繊細だったり、叙情的な印象のものが多く。

お名前は後ほどということで、まずは作品を一堂にご紹介します。
今回あまり時間がなくて、つい私の好みに偏ってしまいましたが。


稲村 雲洞氏             山本 大廣氏
中原 志軒氏             千葉 半氏 平野 翆甫氏
                    前田 敦子氏
外林 道子氏             松下 琴舟氏
   

古小高 遥泉氏    川邉 艸笛氏   柿田 辰巳氏
湧田  忍氏              藤倉 優希氏


喜代吉鐵牛氏               八重柏冬雷氏
上木 淳吉氏               谷川ゆかり氏
小椋 紫仙氏               中田 瑠園氏
   


玉村 廣子氏
長島 毬果氏
田村 公恵氏


そしてこちらの、絵画的な開通褒斜道刻石の臨書は中原景雲氏と、
下段は、蘭秀会にもいらして下さっている久保田さんの作品。




まだまだたくさん写真もあるのですが、すみませぬ。。

年々抽象作品が増えてきて、会場ではこれは書なのか、という
疑問の声も聞こえたりしたけれど、さて、その話は、異論反論多事争論。

皆さまはどの作品に、興味を持たれましたでせうか 

よろしければこちらにも  → インテリアの書
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展覧会巡りでバテまして・・

2012-11-05 | 書展・展覧会情報
              奎星展 上田桑鳩記念賞 田岡楚香氏 
              
                  
先週3日は朝から、東京都美術館で今日迄開催していた奎星展へ。
会場で、姫路からいらしていたT川さんとほんの数分、お目にかかれて 

T川さんのことは、私が書を始めた頃から奎星展でお名前と作品だけは
存じ上げていたのだけど、桃太郎さん上木さん つながりで
京都での藤澤重夫さん との二人展に、K狩さんとお越し下さり。

その時は残念ながらお目にかかれなかったので、
今回いらっしゃるということで、ようやくお会いすることができたのでして 

とってもほんわかほんのりとされた、お優しそうなお方で
学年が1つ違う?か同じだったと知って、なんだか嬉しく 


その後私は、上木さん&桃太郎さんと合流して、日本橋の骨董屋さんで
桃太郎さんが頼んでおられた古硯の見立て会にお邪魔→歩いて銀座に出て、
セントラル美術館での創玄展へ→創玄のAさん達とお茶→
桃さん、上木さんと焼き鳥屋さんで語り合い、そして夜9時から某ホテルで
中学の同窓会の2次会に参加、帰宅は深夜1時を過ぎ・・・

なんともハードスケジュールに、案の定日曜から体調崩し、今日は仕事も休んで
猫たちとまったり寝込んでいましたとさ。

というわけで、展覧会レポートのつづきはまた明日かあさってにも。

そうそう、なんと都美術館のトイレで、大谷美游さん にばったり!
そして創玄展でもまたばったり~。ご縁深し~

美游さんのHPは→ こちら

そんなわけで、しばしブログもお休みしていましたが、
これから12月に向けて、例年になく慌しくなりそうでして、ま、ぼちぼちと
おつきあい頂ければ幸いです 
コメント (3)
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横顔も後姿も

2012-11-02 | 
               3階の踊り場から、通りを歩く人を眺めるみーにゃ

みーにゃの横顔が好き。
っていうか、猫も人も、横顔が好きなのかも。

何かに一生懸命だったり、ぼんやりしてる時だったり、
無意識な時の表情は、美しいなぁって。



私なぞ、無意識な時に撮られた写真は見たくな~いって感じなのに。
まだまだ猫さまにはかないませぬ。

でもね、ぷくぷくは、正面も後姿も、つい、くっくっく・・ってなるのでして。
渋い顔してるのは、昼寝の寝起きの顔。
ということで、赤いゼラニウムをちょこっと入れて、中和してみた。



背中に花々からのビームを浴びて、更に?いい女になることを願っている後姿。



日々を暮らしていくのは大変じゃ・・と、ため息をつく日も、
猫さまたちの気ままに生きる姿に、憧れと力をもらう毎日です 

寒くなってきました。
皆さまお風邪などに気をつけつつ、よい週末を~。

コメント (8)
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