心の免疫力~書とことばから

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求めて~ by 沙於里

雨の日ー八木重吉の詩に寄せて

2021-06-08 | Music and abstraction
 
 
     
                 雨の日
 
               雨が すきか
               わたしはすきだ
               うたを うたおう
 
                   
                      八木重吉詩集より
 
 
 
 
   大学の頃、ユースホステル協会の会員で、時々山にも行きました。
   夏休みにはユース主催の子供キャンプがあり、スタッフとして
   山林の草刈り体験、野宿体験なんてのにも参加したことがありました。 
 
   そのスタッフ打ち合わせ会の時、同い年だったスタッフの女性が、
   大好きなの~と、八木重吉の一篇の詩を読んでくれて。
   
   その、素朴で切なく、清らかで美しい詩は心に沁み入り、
   以来、今も時々詩集を開いています。
   
   当時、読んでくれた詩はこちら。
 
   
 
   素朴な琴
 
   この明るさのなかへ
   ひとつの素朴な琴をおけば
   秋の美しさに耐えかねて
   琴はしずかに鳴りいだすだろう
 
 
   
  
 
   今日の1曲と♬ 
   Fkj - Ylang Ylang 
 
   
 

 


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