雨の日
雨が すきか
わたしはすきだ
うたを うたおう
八木重吉詩集より
大学の頃、ユースホステル協会の会員で、時々山にも行きました。
夏休みにはユース主催の子供キャンプがあり、スタッフとして
山林の草刈り体験、野宿体験なんてのにも参加したことがありました。
そのスタッフ打ち合わせ会の時、同い年だったスタッフの女性が、
大好きなの~と、八木重吉の一篇の詩を読んでくれて。
その、素朴で切なく、清らかで美しい詩は心に沁み入り、
以来、今も時々詩集を開いています。
当時、読んでくれた詩はこちら。
素朴な琴
この明るさのなかへ
ひとつの素朴な琴をおけば
秋の美しさに耐えかねて
琴はしずかに鳴りいだすだろう
今日の1曲と♬
Fkj - Ylang Ylang