先日の蘭秀会書展にも出品した「無」。
悩みなんかないでしょって時々言われる私でも、
人並みにあれこれある(あった)のでして。
数年前までは、今日を生きるヒントを探して禅語の本を読んだり、
ただひたすら木簡臨書に励んだり、それでも小さな答も見つけられずに、
苦しい毎日を過ごしていた時期もありましたわさ。
そんな中、猫さまたちの暮らしを見聞きしていると
ああ、そうなのか、と思うこともあったりして
毎日起きてご飯食べて寝て、時々走り、時々花の香を嗅ぎ、
またご飯を食べて眠りにつく、の繰り返しだけど、
見ている限りは、焦りも後悔も迷いもないようで。
呑気でいいなぁと思いきや、もしかしたら呑気も損気もないのかも、と。
ただもうそれが当たり前で、それも「無」なのだとしたら、
「生きていること」をもう少し楽に受け止められるかな、とか。
禅語を楽しもう♪を読んでいたら。
無とは、「自分が選んでいる自分の人生に気付く」こと、ってことかしらんって。
人生が自分を作るんじゃなくて、自分が人生を作るんだとしたら。
そう思えるようになってから、たぶん私は少しだけ強くなれたかな
ってことで、久々に今日の1曲は、Tom Waits のThat Feel.
健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも・・私にはTom Waits.
歌詞&日本語歌詞
それから「一酒満福」。この二つで残された日々を過ごせたら・・・・。
「多酒満福」には気と受けないと
遊戯三昧、一酒満福、う~ん、のぼるさんっぽいですね。
私もできれば遊戯三昧と生きたいですう。
そ、そ、多酒にはお気をつけくださいね~