サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

経験を次につなげて

2016年09月26日 21時49分36秒 | 若年認知症のつどい
昨日は「アルトひまわり会

会が発足して、もう4年以上になる。
当初はみんな介護度は低かった。
歩けたし、自分で食事も食べれたし、話すことも出来たし・・

でも、そのころのほうが、介護は大変だった
介護者はまだ、介護になれていない。しかも、介護の内容はどんどん増え、自分の経験していないことが突然やってくる。
介護される側も、まだ介護されることに慣れていない。自分の意思を押さえつけられることに、しばしば腹を立てる。思い通りにいかないことばかりで、余計に機嫌は悪くなる。そして、その気持ちを吐き出すために、一人で抗議行動を起こす元気もある

要介護1や要介護2の時が、介護は一番きつい

また、家で二人だけで過ごす時間も、かなりつらくなってくる。どうやって時間を過ごせばいいか。いつもいつも同じことばかりでは、介護者が持たない。
第4日曜日のアルトひまわり会にどれだけ救われたか。ほっと一息つかさせてもらっていました。


今は、みんな症状は厳しくなっています。
車いすになったり、食事も全介助になったり、転倒してけがをしたり、ひまわり会に参加できなかったり・・。

それでも、新しい参加者も増えています

そして、私たちの経験値もどんどん増えています。
そんな私たちの経験や、介護の知恵を、これからの人にぜひ伝えていきたいと思います


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