サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

初めて完食出来ず

2017年01月28日 21時58分22秒 | 今日のサキさん
夕方からサキさんの面会に行ってきました。

4時過ぎでしたが、サキさんはベッドで熟睡(?)していました。ゆすっても起きません。顔を触っても、つついても、ベッドを起こしてもダメです。しばらくそのまま横になってもらいました。

途中で、スタッフさんが甘いデザート(プリンかな)を持って部屋にやってきました。
「食べてくれるかな」と不安そうなスタッフさんだったが、スプーンを口に近づけると、サキさん目をつむったまま大きな口を開け、あっという間に食べきってしまいました。
食べ終わると、やっと目を開けてくれたサキさん。

夕食前でしたが、ついでにいつもの「かっぱえびせん」もいい音を立てて食べてくれました。そして食べ終わりとともに、また目を閉じてしまったサキさん。夕食の時間まで、目は開けませんでした。

目を閉じたまま、ベッドから車いすに。夕食のホールに向かいます。

夕食が始まると再び目を開けてくれたサキさん。ですがいつものように左足や左手は動きません。じっとしたままです。目は開いたものの、身体は眠ったままみたいです。食事も半分ほど食べたところで、また目を閉じてしまいました。

そのまま口を開けてくれなかったサキさん。今日は完食出来ませんでした。私が食事介助をした中では初めての出来事です。そのまま目を開けてくれませんでした

スタッフさんの話しでは、朝も傾眠傾向にあるみたいです。夜も眠れたり寝れなかったりの繰り返しの様です。今日のサキさんはまるで「眠り姫」の様でした。