サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

妻の介護が趣味

2017年01月22日 18時42分18秒 | 若年認知症のつどい
 今日もサキさんの面会は控えました

 まだまだ鼻水と、せきが残っていますので。その代りお姉さんが、お友達に乗せてもらってサキさんの面会に行ってくれました。サキさんの特養は、市街地からは離れたところにあるので、車の免許のないお姉さんが自力で行くには少し無理があります。田舎は、車がないと何ともなりません。

 認知症で車の運転は難しくなっても、車を運転しなければ仕方ない場面がいっぱいあります。病院、それに普段の買い物でも車がどうしても必要になってしまいます。そういった面のケアがないと、運転を、辞めたくてもやめられない状況になってしまいます。大手自動車メーカーの開発している自動運転過疎地の救世主になれないかな。

 さて、今日は「アルトひまわり会」です。マスクをして、こちらは出席させてもらいました。今日もいつものメンバーに加えて、包括の方やボランティア活動をされている方などもみえました。最近は少し参加者が少なくなっています。(いろいろ皆さん事情もあるのですが)この会の存在をもっと多くの方に知ってもらわないと・・。まずは、包括さん向けのチラシでも作ろうかな。

 今日の話しの中で、「ストレス解消方法は?」というテーマで、それぞれが自分のストレス解消法を話しました。その中でGさんが「私は妻の介護を趣味だと思っているので、ストレスを感じたことはありません」と、なんともカッコいい発言がありました。
 妻の介護を、今の自分の趣味と思う、思い込むこと。なかなか出来ることではないと思いますが、その方は本当に細やかな介護をされています。私もそんな風に思えて居たらな・・・。でも無理やりそう思い込んでも、いつかはそれがストレスになって爆発しかねないし。心の底から「介護が趣味」と思えないとダメですね、Gさんのように。