サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

娘に看護師を勧めたサキさん

2016年02月24日 23時50分44秒 | サキさんとの記憶
娘に看護師になるように勧めたのはサキさんだ

女の子も手に職をつけないといけないからと熱心に勧めていた。(まだ娘が小さいうちから)そしてサキさんには看護師さんへのある思いがあった。

サキさんに認知症の症状(主にもの忘れ)が出始めたころ、サキさんはデイサービスに勤めていた。そこでよく言われたのだろう。「さっき言ったでしょう!早く処理して次の仕事やっといてね」症状の出始めていたサキさんには、かなりのプレッシャーだったと思います。それを言ったのが、職場の看護師さん。ミスが増え、仕事の段取りも悪くなりつつあるサキさんに容赦のない言葉が浴びせられたのだろう。
偉そうに、いつもえばって(威張って)」
ろくな仕事もしとらんのに高い給料もらって
全部私にやらせるだけで自分は何もせーへんのに
デブの○○、腹立つ
家に帰るといつも怒っていたました。同じ仕事(実際にはもちろん違うと思いますが)しとっても、看護師というだけで自分の時給よりはるかに良い時給をもらっているこの看護師さんへの思いが、娘を看護師へと導いたのかもしれません。
それとやっぱり悔しかったんだと思います。

介護の現場でがんばってみえる看護師の皆さん、申し訳ありません。これはあくまでもサキさんの元同僚(上司?)の看護師さん限定の話です。お気を悪くされないでください