分子栄養学講師の気ままなブログ

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脳貧血と貧血の違い、異常なしにはちょっと注意

2021年01月25日 | 身体・健康

以前、小学生の甥っ子が

トイレでぶっ倒れたというエピソードを書きました

 

先生:『脳貧血だね…ちょっと貧血もあるけど…』

ということで、とくに検査で異常なし

病院を後にして終わったようですが

 

脳貧血と貧血

全く別物と言われていますが

(確かに調べると別物扱い)

 

□貧血は酸素を運搬してくれるヘモグロビンが不足することで起きる酸欠

=鉄不足が原因

 

□脳貧血は一時的な低血圧が原因で脳への血流が低下、、脳が酸欠

=血圧の問題 

ということで血圧の調整も担う自律神経の問題や、

たちっぱなしで血流が下半身にたまってしまったせいとか

 

倒れる原因や、めまい・ふらつきの原因が違うようです

 

脳貧血の場合は、

赤血球の数には関係ない、、

とのことなのですが

 

これにはやはり少し注意が必要だと思います😱

 

分子栄養学的な読み方をすると、

その貧血項目は、

すでに、やや貧血が起きていることが非常に多いからです

 

 

赤血球には異常がないよね…

という言葉自体、、わたしは信じない😱😱😱

 

異常なしは、分子栄養学的に厳しく(笑)チェックすると

介入の余地あり!!!となる

 

 

脱水していたら検査データは高めに出るし

低タンパクがあればこれまた検査データは高めに出てきます

 

そして子どもの場合は活発に動き回るので、

溶血もして(赤血球が壊れやすい)血清鉄なんかは高めに出るという…

貧血なのに、貧血ではないというマスクが

かかりやすいのです

 

血圧の問題だったにしても、

なぜ血圧が低下するのかっ!!!?

 

急に立ちあがったり、脳に血がいかなかったから…

というのもそうなのですが、

 

他にも

普段から低血圧なのか?(副腎疲弊していない?)

血管平滑筋の収縮・弛緩が上手くいっていない?(←カルシムとマグネシウムのバランスが悪いかも?)

 

などなども考察出来そうです🧐

 

とくに、頻繫に倒れている

というお子さん(おとなも…)でも限り、

案外病院に言っても『異常はないですねぇ。。』

で思わってしまい、

とくにどうこうするわけでもなく

うちの甥っ子のように病院を後にするケースも

少なくないのかも?しれません😢

 

 

脳貧血にしても、

赤血球に異常なしにしても、

(異常なしとは限らないため)

血圧の問題・自律神経の問題を整えつつも、鉄不足にも意識しておくと安心です

 

 

プルーンを摂る人が多いのですが、

プルーンは非ヘム鉄で吸収は(全くではないけれど)低すぎです

さらに活性酸素を出しやすく、

良いところあまりありません(笑)

 

プルーンの食べ過ぎで逆に脂肪肝になるという

デメリットも場合によっては考えられるかも

 

ヘム鉄で摂れる赤身のお肉やレバー、

鉄の鍋、鉄アイテムの活用がおススメです

 

ぶっ倒れたけど、脳貧血ってなって終わり…、

対した対処を行っていない人は

(とくに、月経のある女性・ピロリ菌感染疑いのお子さん・大人、よく痔や鼻血で出血している人)

鉄不足もあるかも…

と、疑っておくと安心です


IRON FISH

 


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