斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

今朝の新潟日報から

2011年11月25日 20時37分45秒 | 長岡技術科学大学の広報
カワウから魚守ろうというタイトルで記事がありました。
日本の水をきれいにする会という団体があり、その活動として南魚沼市浦佐の魚野川に間伐材を利用した沈床を設置したとか。この沈床は魚の隠れ家で、カワウに食べられるアユなどを守ろうというもの。本学の山本麻希助教の研究グループが効果検証で参加しています。沈床の構造に工夫があって、潜って魚を加えようとするカワウが沈床に潜りこめないようになっているそうです。水中でのカワウの身のこなしが勝つか、人間の考えた構造体が勝つか、来年の春から夏にかけてみものです。

新原学長講演会

2011年11月24日 23時57分58秒 | 長岡技術科学大学の広報
「長岡技術科学大学が目指す地域貢献」と題した講演会を12月13日にホテル・ニューオータニ長岡で開催します。演者は新原学長です。
詳細はこちらにあります。
http://ntic.nagaokaut.ac.jp/fartun/gakutyoukouenkai.pdf

大学が地域にある必然性、国にある必然性、国立大学である必然性、これを市民も大学も理解していなければ、大学は数を減らして中央にすべて集めればよいという極端な意見に集約されてしまいます。

国の予算→地方に配分

このような分かりやすいお金の流れがあるのですが、配分したくても配分する理由が無ければ配分されません。予算が執行されれば、それに付随してさまざまなお金が流れだします。そしてお金の流れとは逆方向にモノとサービスが流れます。そして知が流れます。

国立大学が地域にあるという利点を生かして、地域をどう元気にしていくか、一緒に考えましょう。

アカデミックキャリアパス講演会

2011年11月23日 00時41分38秒 | 長岡技術科学大学の広報
第3回アカデミックキャリアパス講演会を開催しました。アカデミックキャリアパス講演会は、学生が高い学術を究めることに動機を抱き、その実現に向けた進路を具体的に思い描く契機となることを願い企画しました。博士学位を取得し、大学、高専、企業等で活躍している方を講師にお招きしています。

就職活動のための企業の紹介はよく行いますが、大学の職場としての紹介、博士課程の紹介はほとんどおこなっていませんでした。この講演会では、そのところをつくようにしています。

学生時代の経験、現在の仕事のこと、学生諸君へのメッセージを語っていただきました。


講師:
  ・中野 秀俊 氏
   (工学博士、東洋大学理工学部教授、前NTT物性科学基礎研究所主幹研究員)

  
  ・時田 修二 氏 
   (博士(工学)、時田CVDシステムズ株式会社 代表取締役)


たくさんの学生が集まりました。


参加した学生にだけ理解できる暗号を送ります。
「親鳥は手前にある雛の口からエサを突っ込むんだな」