斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

香川高等訪問1

2011年11月17日 23時55分30秒 | 高専訪問記
さて、予定通り高松駅に到着しました。待ちあわせ時間まで少し時間を作り、高松駅周辺を散策しました。玉藻公園はいつ来てもよい所です。高松駅の様子を撮りました。


今回訪問した香川高専はもともと香川県内に2つあった高専を統合して生まれた高専です。そのようにして平成21年度に生まれた高専には仙台高専、富山高専、熊本高専があります。

香川高専には高松キャンパスと詫間キャンパスの2箇所に校舎があります。2つのキャンパスに共通するのは植栽の規模と質のすごさです。いつもお話ししているように全国の高専のほとんどに寮がありまして、学生にとって高専の庭は家の庭です。家の庭の手入れがゆき届いていれば精神もその通りになります。とくに全寮制だった頃の名残りで今でも寮生の数の多い高専の庭は立派です。

まずは高松キャンパス。敷地面積13万平方メートルは先日訪問した大分高専と肩を並べる広さです。かなりの部分を樹木が占めています。たぶん木の本数は全国高専のうちトップではないかと思います。

正門からキャンパス内側をみました。


寮の正面と内側です。寮の周辺は雑木林になつていて、これが全国1の樹木数とする根拠です。50年たちあまりに成長しすぎたため、切らなければならない事態もあるのですが切るにもお金がかかります。


詫間キャンパス。こちらの植栽は芸術作品です。いくらお金をかけてもこうにはならないでしょう。キャンパスの歴史がこの植栽を育てました。


明日も引き続き香川高専でいろいろな話を聞く予定です。