斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

富山高専にて朝から講演

2011年08月29日 21時54分15秒 | 高専訪問記


本日は、午前中に富山高専本郷キャンパスにて出張vos塾と称する科研費を獲りにいく講習会を行いました。まず米田校長先生に過分なご紹介をいただきました。その中でvosの意味についてご説明いただきました。たいへんうれしく思いました

朝8時40分からの開始にもかかわらず本郷キャンバスの先生方30名弱と射水キャンパス(テレビ会議でつないだ)の先生方20名弱にお話しいたしました。




富山高専の先生方の名前と顔がだいぶー致するようになりました。今日は若手の石黒先生の名前と顔をしっかり憶えました。今日は前半で科研費を獲るのに必要な頭脳改革の手法についてお話しし、その手法をどのように実現するか、実習を行ないました。きっと申請書の書き方の講習ではないことがおわかりいただけたと思います。でもこれを実践できれば即効性をもって予算を獲得することが可能です。ひいては、自分がどのように社会に貢献できるのか、多くの人の意見をききながら設計するチャンスになります。

昨年、一足先に頭脳改革をおえた?大橋先生と、今年になって白羽の矢の立った石黒先生のお二人に実習をお願いしました。大橋先生はすでに今年の科研を獲得しています。あの内容であれば文句なしです。石黒先生はいろいろな助言をいただいたと思います。他の方より一歩先にふみだすことができたと思います。

ところで富山高専のとぶとり落とす勢いのT先生、さすが質問が的を得ていました。人に質問できるということは自問自答ができるということであり、実力そのものを発揮していると感心しました。