小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

出張は面倒なことだけど

2010-09-25 09:18:09 | 教師の仕事術の攻略法

先生をしていて,校外の出張を命ぜられたときは(面倒だなぁ)と思ってしまいます。

…あ,これは皆さんがそうではないかもしれませんね。

以前にもいました。

「え?出張,私大好きですよ!」

っていう若い女性の先生が。

「なんで?」

「だって,子どもたちから離れてちょっと一息つけるし,他の学校の先生に会えるから。」

(へぇ~そんな人もいるんだぁ)と思いました。

まあ,確かにそこは人それぞれでしょうね。

私は,出張にもよりますけど,できるなら行きたくない派です。

学校の方が好きです。

それで,どちらにしろ出張は,その先生にとっては時間と労力を費やすものになるのは確実です。

学校で進めたかった仕事があるのに,この出張のためにストップさせられる。

そんなことが多々あります。

だから,出張にはネガティブなイメージを持ってしまいがちですが,ここは仕事人として,自分が一工夫しましょう。

出張は,意外にも仕事を進めるチャンスになる!

やり方一つです。

出張に行き,その会に出席するだけの機会にしてしまうと,自分の仕事は進むはずがありません。

(もちろん,出張の義務は果たすわけですが)

そこで活用したいのが,出張時に多く生まれるスキマ時間です。

・会場までの移動時間(電車やバスの場合)

・会場間の移動時間や休息時間

・恒例染みた開閉会のあいさつ(これもスキマ時間に入れちゃいましょう)

    925

出張時には結構こんな時間が多いものです。

そんなゆとりは,逆に学校にいるとなかなかもつことができません。

だからこそ,こんな時間にたっぷり仕事を進めちゃいましょう。

では,どんな仕事をするか。

必要な書類を持ち込んで処理することもできるでしょうね。

今週の週報に載せるネタをメモしておくと,帰ってつくる作業が楽になります。

カレンダーに今後の仕事のスケジュール整理することも重要です。

私がよくするのは,教材研究です。

来週新たにスタートする新単元をどう進めていくか,構想を立てます。

このとき役に立つのが携帯電話。

メモ機能にいろいろと書きこんでいくと同時に,インターネットで先行実践や資料を検索します。

普段はなかなかじっくり時間をとってのぞむことができない教材研究ですから,とてもラッキーな感じがします。

ですので,出張が入ったら,必ずその会に必要な準備に加えて,スキマ時間に進めたい仕事を準備して,出かけるようにしましょう。


3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
この手法、よくやらせていただきました^^; (ほるん)
2010-09-27 07:49:48
この手法、よくやらせていただきました^^;
もちろん、あいさつ時間はスキマ時間!^^;
返信する
あんまりあからさまにするとまずいですけどね(汗) (管理人)
2010-09-27 18:06:09
あんまりあからさまにするとまずいですけどね(汗)
たまにパソコン持ち込んでる先生もいたりして(^-^)
返信する
私の「出張」に対する意識は,出張での講演や演習... (toyo)
2010-10-04 09:00:29
私の「出張」に対する意識は,出張での講演や演習,討論などを「日頃の自分や職場の具体的な教育活動とつなげて考え直す」大切な機会です。とにかくアクティブに捉えます。どんな内容でも(教育とは一見乖離しているようなことでも),必ず「自分の向上のための視点」が含まれています。私は教員の悪い癖に「すぐ身になる技能には目を向ける」けれど,概論的な思考整理が求められることは「深く考えようとしない」があると思います。もちろん,移動時間や隙間時間を有効に使う努力もしますが,空想や出張内容との関連を考えることが多いです。特に,車で移動される方には,安全第一ですのでお勧めしません。 出張への捉え方を変えてみてください。(例えば,5月に文部科学省のキャリア教育関連の出張に2日間行かせてもらいました。今までの自分の教育観や教育活動の確認ができ,大いなるプラスです。大切なことは,教師の子どもを見る目が必要ということだと再認識しました。)
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。