小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

300冊を越える教育書を買い取ってもらったその額が

2015-08-03 22:42:19 | 雑談
まったくの雑談になりますが。

夏休み。
自宅も大掃除。
私は自分が所有していたたくさんの教育書を処分することにしました。
二人の我が子が大きくなるにつれて、その子たちの荷物がどんどん増えていき、自然と私の荷物は追いやられるわけです。笑
まあ、以前は何度も読み返していたものですが、最近はすっかり物置の奥の方に追いやられていたものばかりですので、構いませんでした。

いざほこりかぶった本たちを引き出してみると、まあたくさん出てくる出てくる。
パラッとページをめくってみると、どの本も確かに若い頃に読みふけって勉強した記憶がありました。

これらの本たちが、今の自分をつくってくれている

そんな感触もあり、本をひもくくりながら少しだけ感慨深いものがありました。
駆け出しの頃は、まったくもって未熟な自分をなんとか成長させたいと、本でもなんでも自分の力になるように吸収しようと必死でした。

でも、もう処分、処分。
勉強した足跡は大事ですけど、それにいつまでも大切に保管しておくというのは、私の性分に合わなくて。笑
私はなんでも捨てます。
身軽でいることがモットーです。
職員室の机上にはもの一つ置いてありません。
自宅に仕事の道具は一切ありません。

私なりの整理術。
それはズバリ貯めないこと、持たないこと、捨てること。
です。

というわけで、愛着ある本たちもあっさりおさらば。
数えているとザッと300冊以上ありました。

処分するといっても、捨てるよりはと、中古本屋さんに買い取ってもらうことにしました。

となると、関心は
「はて、いくらになるんだろう???」
そんな高い値がつかないことくらいは承知の上です。
もう古い本ばかりですから。
…でも、そんな中でもいくらかは今でも価値のある貴重な本もあるはずです。
少なくとも、私にとっては、どの本もすごく貴重なもので、いわば、私の教師としての努力の結晶である本たちです。

私は今までこうやって本を売ったことがなく、ドキドキしながら店員に渡しました。
「査定しますので、しばらくお待ちください」
そして5分ほどたち、
「○番の方、カウンターへどうぞ」

300冊を越える私の教員としてのバイブルたち!
その価格は!

「410円になります。よろしいでしょうか」

…410円。
「…はい。」
410円を受けとり、店を出ました。笑
いや、高額を期待していたわけではないんです。
古本の買い取りなんて、そんなものだろうとは想像してました。


それにしても、410円か…!
私の教員青春時代を共にした教育書たちよ。
410円と引き換えだ。
…ごめん。笑

言い訳させてもらうと、出した本は、ほとんどがアンダーラインが引いてあったり、あちこちに付箋が貼っていたりと、私の勉強の跡がもろに残っていたんです。
だから、この額なんでしょうね。
ということにしときます。笑

帰って妻に報告したら
「まあそんなもんでしょ」
と軽く返されました。笑

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