小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

教室の壁に 「リ」ズニーシー?

2016-09-22 22:21:02 | 学級生活の攻略法
とある低学年の学級の補教に入りました。
補教に入ると,まず目に入るのがそのクラスの掲示物です。
各クラスいろんな工夫をしていて,それを見るのがおもしろいです。
結構,掲示物にクラスのカラーが表れるという側面は強いと思います。

そのクラスは,この時期らしく
「夏休みの思い出新聞」
のようなポスターを並べて掲示していました。
子どもたち一人一人が,夏休みの思い出を作文や絵にしたり,中には写真を貼ったりもしていました。
私はそれを一枚一枚眺めながら
(へぇ~ 楽しそう~)
低学年らしいかわいらしい夏休みを想像していました。

すると,ふと気付きました。
「リズニーシーに行きました。」
という一文を書いている子がいました。
「リズニーシー?」
一瞬「?」となりましたが。
それから先の文章を読んでみると
「ディズニーシー」
の間違いであることがすぐに分かりました。
低学年らしい間違いです。
かわいらしい間違いです。
おもわず私もクスッと笑っちゃいました。

…が,問題なのは,これがこのまま掲示してあることです。
この子の間違いは,みんなの目にさらされることになります。(ちょっとおおげさな言い方ですが)
担任の先生は見てないのだろうか。
見たけど気付いてないのだろうか。
気付いたけどそのままにしているのだろうか。
そこはよく分かりませんが,実際こうして外部の者である私がぱっと見て,そこに違和感を感じるということは,やはり間違いをそのまま掲示することはよくないように思いました。

自分が担任だったころを思い返しても,こういう経験はあったように思います。
掲示するものに間違いがあってはいけないのでチェックをしはするのですが,クラスの子の数は多く,見落としが出てしまう。
そしてあとからそれを見た別の人に指摘される。

一番見られたくないのはやっぱり保護者でしょうね。
この子の親は当然ですが,他の親にも見せたくないですね。

「リズニーシー」
そのクラスの担任の先生には,あとから教えてあげました。