小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

「提案力」がある先生たちに共通する特徴

2016-09-13 06:45:20 | 教師力UPの攻略法
職員会議などでしゃべる先生の特徴を見ているとおもしろいものです。
(こんなことを見ておもしろがっていること自体がよくないのでしょうが 笑)
みんなそれぞれに癖があったり,緊張していたり,焦っていたり。

中にものすごく上手にしゃべる先生がいます。
いわゆる「提案力」というものに優れている先生です。
その先生が言うことは,すっと入ってくるし,分かりやすいし,提案されたことに対して「はい,そうしましょう」と納得できるものです。
あまりに上手な提案に,うっとりするぐらいのレベルの人もたまにいます。
真似したくなるほどです。
この「提案力」がある先生たちに共通する特徴を考えてみました。


1 自信にあふれている
やっぱりこれが1番かなと思います。
その立ち振る舞いが堂々としていて,一種のオーラが出ています。

2 しゃべりが流暢
これも提案力の前提でしょう。
たどたどしい,かんでばかりのしゃべりにはうんざりしてしまいます。
上手なしゃべりには「速さ」「抑揚」「間」などに精錬されたものを感じます。

3 裏付けが十分なされている
提案している内容についての裏付けが十分になされていると,その提案自体を強めます。
この「裏付け」というのは幅広く存在するもので,提案内容に関する
・組織・戦略・戦力・影響・利益…
これらを提案資料に明記していたり,していなくても提案者がしっかりと持っていたりすると,聞く側としては「すごっ」って思わされます。

4 味方をつくっている
上手な人は一人で戦いません。
必ず味方を事前に作っています。
提案の最中に反撃を喰らったとしても,援護射撃してくれる人を作っておき,さらにどのように援護射撃するかも計画立てています。


5 普段の仕事ぶりから説得力がある
これは提案うんぬん以前に,
「この人が言うなら,その通りだ」
と思わせることになります。
普段から努力している先生や,周囲の人に親しまれている先生は,それ自体がその先生の強みになりますね。

6「上から目線」と「現場目線」のバランスが絶妙
「上から目線」もある程度は必要です。
トップダウン型の強いリーダーシップで他の先生たちを巻き込むことができる資質です。
でも常にこれだけでは下はついてきません。
時には現場の先生たちの立場に下り,同じ目線でものを考えられる資質も必要です。
上手な先生はこの2つを絶妙に使い分けます。


ざっと考えてみてもこれだけ浮かびました。
本当はもっとあるような気がします。
自分も教務主任の立場からいろんな提案をしますが,1~6のどれができていてどれができていないか…
自信がないもののほうが多い気がします。笑