畑酒造有限会社 酒蔵日記

清酒 『大治郎』 『喜量能』 醸造元
滋賀県東近江市(旧八日市)
全量地元の契約栽培米を使用
全量純米蔵です

2017年、ありがとうございました

2017年12月31日 17時56分52秒 | お酒造り

あっという間の1年でしたが、

思い返しますと、

お酒のご縁で、今年も多くの皆様との出逢いがありました。

イベントやお酒の会で、

直接お客様とお話し出来、

ご一緒にお酒を酌み交わせること

緊張の瞬間でもありますが、大変嬉しい経験でありました。

 

また、蔵にお運びいただき、

お顔を見せて下さる事。

全国のお料理屋さん、

「大治郎」特約店のお酒屋様。

 

いつも温かく応援下さいまして、

全ての皆様御礼申し上げますm(__)m

 

大治郎の味を守りながら、

新しく挑戦をし続けていきたいと思います。

 

1年間、ありがとうございました

 

そして、遅くなりましたが…

新酒、第2弾も発売開始しております

 

大治郎・純米吟醸生酒うすにごり 

~迷い酒 まよいみず

うっすら濁りを絡ませた生酒

酒米:契約栽培米「山田錦」100%

12月26日に瓶詰めしました。

 

こちらも宜しくお願いいたします

 

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モロミと一緒に

2017年12月30日 22時20分09秒 | お酒造り

11月から、今日までが早いこと。

気が付けばもう、年末です

本日は、蔵人と共に

朝6時から、お酒の瓶詰めを行いました。

年末年始は、毎朝の蒸し作業・麹造りも

一旦お休み。

 

それでも、タンクの中のモロミは、

日々、成長✨

お正月も、タンクごとの健康診断「分析作業」

モロミのお世話を行います

 

数本の仕込タンクのモロミと。

山廃酛と。生酛の酒母と。

共に新しい年を迎えます

 

ここで、酒母の様子をお届け

速醸酛 6日目

 

山廃酛 6日目

山卸し(酛すり)を行った

生酛 6日目

 

生酛系の酒母は

15日~16日目頃に、やっと酵母が活躍しだします(ふくれ)

 

速醸酛は速醸酛の

生酛系は生酛系のいいところを、

最大限に引き出すお酒造りを(*^^*)

 

モロミと会話をしながらお世話していきます。

 

 

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年内営業のお知らせ

2017年12月26日 22時57分09秒 | お酒造り

今年も残すところ、あと5日となりました。

お酒造りも順調で、

仕込みタンク、第6本目まで上槽(搾り)

12月25日(月)は、

新酒2本目の瓶詰めを行いました。

~先日、洗瓶・検瓶空を終え

高く積まれた空瓶~ 

AM6:00~瓶詰め開始

隣の作業場では、同時進行で、

瓶詰めの終わった新酒の、ラベル貼り作業を。

 

少し体調の悪い日でも、

蔵へ行くと、その事を忘れてしまうほど、

作業に没頭

日々、無事に作業をこなせるのは

一緒に働く皆の御かげです。

そして、周りの多くの皆様からの応援

いつもありがとうございます

 

今日は、次の仕込みの酒米も届きました。

 

年内の営業は、

お休み無しで開けております

 

余った杉の葉で

杉玉が、もうひとつ

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扉のこちら側

2017年12月22日 23時54分26秒 | お酒造り

杜氏と蔵人の、お酒造りの間

扉のこちら側、作業場では、

ラベル貼り&出荷作業&お店番を行っています。

ラベルの用意

酒粕袋の用意

御神酒の紙巻

人手の無い時は、

検瓶や瓶詰めの補助員で

 

宅配・化粧箱の組み立てや、在庫チェック

忘れると大変💦

「大治郎」胴ラベルの在庫チェック

 

そしてラベル貼り

 現在、大治郎・生酒で10種類

火入れのお酒で9種類

 

ひたすら貼ります

まだまだ

まだまだ ^^)

まだまだ

 

そういえば、ラベル貼りの私の写真が1枚も無い…。

ということで、自分でアピール

(たまにはいいですよね…)

 

扉のこちら側

5~6時間のラベル貼り作業といろいろ。

私の毎日です。

 

「明日は、あれしてこれもしよう」

寝る前に立てる、予定もまた楽しい 

 

明日も、素敵な1日でありますように

 

  

 

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タンク洗い

2017年12月22日 18時20分37秒 | お酒造り

新酒も4本目を上槽(搾り)

仕込みの終わったタンクは、

綺麗に洗い、

また次のお酒を仕込んでいきます。

タンクの中にも梯子を掛け、

専用の長靴を履き、

洗っていきます。

造り期間中、だいたい

ひとつのタンクを、4~5回転くらいで使用。

新酒が出来あがると、洗っては仕込み、

洗っては仕込みの繰り返し

なので、

仕込7本目は再び、NO99タンク

 仕込8本目は再び、NO121タンクです。

 

 毎日作業が盛りだくさんですが、

日は、今期2回目の袋搾りも行いました

 

 

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袋搾りのお酒

2017年12月20日 22時59分28秒 | お酒造り

12月19日(火)

もうひとつのお酒の搾り方

酒袋にモロミを詰め込み

ポタポタポタと自重でお酒を搾ります。

「雫酒」「斗瓶取り」とも呼ばれています。

昨日から、只今も搾り中~。

藪田式とは違い、搾るのに数日かかります。

ホーロータンクの中に、滴り落ちる音色は、

水琴窟のようです。

蔵の中に響く、音は、

癒しの音色。 

 

昨日は、蒸しあがった酒米の

蒸取り作業を、私もさせていただきました。

酒米を広げながら、お米の蒸気で顔も、

うるうる潤った気がします♪

 

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もとすり

2017年12月16日 23時52分10秒 | お酒造り

 1日目に「手酛作業」を行い、

2日目の、12月14日(木)

半切りに入った蒸米と麹を

蕪櫂かぶらがい という道具を使い、

すり潰す作業を行いました(山卸し、又は酛すり

酒母を作る方法で、

もっとも昔から行われている生酛

予定の状態になるまで摺り潰す為、

なかなかの重労働…。

 

「あぁ、子供の頃が懐かしい」と

主人のお父さん。

蔵人が「もと摺り唄」を唄いながら、

山卸し作業をされているのを、よく見ていたそうで、

その時代は「半切り酛」と言われていたそうです。

 

現在では、日本酒の大半が速醸系の酒母で

造られていますが、

 

古くから伝わる「山廃酛」「生酛」の

生酛系酒母は、時間も根気も体力もより必要なのです。

「山廃」仕込みの様子&お酒

 

 

きもと仕込みの様子&お酒

 

自然環境下で、

時間をかけて管理・お世話をしていく生酛仕込みのお酒。

 経過を、また報告出来ればと思っています ^^)  

 

※ 日本酒関連の文献を調べてみると

「生酛」は江戸時代初期

「生酛」の製法を発展させた

「山卸し廃止酛」=「山廃」は明治時代から伝わる

製法だと書かれていました。

 

その製法を、現在も行い

初代、2代目…と弊社でも行われていた

「山卸し作業」もまた、思い浮かびます

 

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きもと造り

2017年12月13日 23時37分55秒 | お酒造り

底冷えするほどの寒さ…

蔵の中では、吐く息も白く

いよいよ厳しい寒さが始まりました。

本日は「大治郎・きもと純米」

仕込み1本目が始まりました。

「水麹」水+麹米

そこに蒸米を加え、

手で混ぜていきます「手酛」

冷たい! といううものではなく、

頭痛がするほどの冷たさ

明朝は「山卸し」もと摺り作業をおこないます。

 

その前の作業が、「手酛」

2,3時間おきに手で混ぜていくのです。

今夜、次の作業は24時

頑張れ、杜氏!!

きつい筈なのですが、何だか楽しそうな杜氏。

緊張の裏返し?!

 

手を温めてもらおうと、バケツにお湯を用意しました。

ストーブで沸騰したお湯と、ポット90℃のお湯…

「あつっ💦」(笑)と言われ

苦笑い。そりゃ熱いですね。

邪魔してるのか、私(笑)

夕方から降り始め現在、積もっています。

寒いはずですね💦

 

今期も。

「山卸し」の日は、雪となりました

 

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仕込みタンクの様子は

2017年12月11日 22時24分26秒 | お酒造り

先日、1本目・2本目の新酒を搾り

仕込みタンクはこんな感じです。

仕込み3本目

仕込み4本目

 

仕込み5本目

中を覗いてみますと…

12月6日(水)の様子

それが、12月9日(土)

3日も経つと「高泡」

発酵が盛んになり、炭酸ガスの勢いも増します

泡が高く盛り上がる為、

「泡傘」を設置します

残念ながら、はしごを昇っても背が届かず…💦

タンクの中の写真はありません

そして、仕込み6本目

 

お酒は、1本ずつ仕込んでいきますので、

タンクによって、モロミの経過日数は違います

 搾れる時期も違います。

お酒の種類も違います。

酒米の種類も違います

酒母蔵では「酒母造り」も

行われています。

こうして春まで、沢山のタンクで

お酒造りが続きます(*^。^*)

 

次のお酒が生まれるのは、

12月後半

大治郎・純米吟醸うすにごり生酒~迷い酒~ です

 

12月8日(金)

「大治郎・山廃純米」の酛立てが始まりましたー

 

 明日は冷え込むようですね。

風邪など召されませんように、皆様、お気を付け下さい ^^)

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新酒発売開始いたしました

2017年12月08日 21時09分57秒 | お酒の紹介

初搾りのお酒

大治郎・純米うすにごり生酒

発売開始いたしました ^^

12月5日(火)に搾りたてを瓶詰め

早いところでは、本日には

 

お酒屋さんに届けられています^^)

 

 

うっすらと、濁りを絡ませた「純米うすにごり」

酒米:吟吹雪60%精米

どうぞお楽しみいただけますように

 

私事ですが、本日は誕生日。

この日に、お酒が届けられるなんて

大変嬉しい誕生日となりました

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「大治郎・黒ラベル火入れ」リリースしました

2017年12月06日 23時25分54秒 | お酒の紹介

バッタバタの毎日。

 12月4日(月)2本目のお酒を上槽(搾りました)

12月5日(火)新酒の瓶詰め&同時進行で

 作業場では、新酒のラベル貼り

 

  12月6日(水)メンバー総出で新酒のラベル貼り

 と、新酒発表の前に、

   こちらのご紹介です m(__)m

大治郎きもと純米火入れ 28BY

  酒米:山田錦100%(地元契約栽培米)

 

今年もリリースいたしました

昨年1月に仕込み始めたお酒。

大治郎黒ラベル火入れです。

きもと純米3シリーズ(お米違い)の中で、

今年はこの「山田錦火入れ」のみリリースいたします。

 

~想いの詰まったお酒。

愛情を注ぎラベル貼りをしました。

 

お燗酒で

 

よろしくお願いいたします m(__)m

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初搾り

2017年12月03日 09時33分32秒 | お酒造り

12月1日(金)

今期、1本目のお酒が搾れました

「初搾り」

「明日、搾るで」

それからやはり、緊張…

作業場でラベル貼りをしながら、蔵の奥の様子が

気になって仕方ない💦

利き猪口に汲まれた、搾りたてを持って来てくれた時は、

嬉しさもありますが、やはりドキドキ

 

はじめの1本、無事に搾れました

先月、主人と松尾大社へ醸造祈願に行って来ました。

いただいた御札も祀り

蔵人一同、搾りたてのお酒をお供えし

無事に、搾れた報告をしました。

 

 

 

うっすらと、にごりを絡ませた、

 

「大治郎・純米うすにごり」

 

 

 

少し落ち着かせ、

 

瓶詰めが始まります

 

 

 

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