畑酒造有限会社 酒蔵日記

清酒 『大治郎』 『喜量能』 醸造元
滋賀県東近江市(旧八日市)
全量地元の契約栽培米を使用
全量純米蔵です

猫の手も借りたい

2015年11月29日 13時30分40秒 | 日記
11月29日(日)
先日の、瓶洗いから
検ビン作業を




お酒の仕込み仕事の合間に行います。





そして、本日午後より
今期1本目の新酒お酒の瓶詰めです







今期から、来てくれている23歳のYくん。
慣れない連日の仕事にもめげず、
頑張ってくれています





夏場は、農家さんなので、
体力はあります、力持ちです






そして、扉のこちら側
作業場では、















お酒のビンの裏側に貼る「裏ラベル」と
表の瓶の首のところに貼る「肩ラベル」の用意!!




ひたすら、切っていきます







御神酒のお酒の、
包装「紙巻き」








お酒を搾った時に、一緒に出来上がる
酒粕の、切り分け、袋詰めの用意






昨日は、お義父さん・お義母さんと一緒に。
およそ300袋、袋詰めを完了!!






この作業場で、
お店番・電話番をしながら、
ラべル貼り・出荷の作業をしております。






多忙期は特に、優先順位を考え、
段取りが大切。






時には、猫の手も借りたい!!事もありますが、
「あかん、あかん」
落ち着いて、ひとつづつこなしていかな…





さ、お昼休憩もおしまい。
午後からも気張ってまいります
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酒米の背の高さ

2015年11月28日 00時24分09秒 | 大治郎
11月27日(金)



朝、出勤すると
丁度、新瓶が届けられてきました






新酒の瓶詰めをする前に、
1本ずつ洗い、乾燥、検ビンしていくのです














そして、酒米です









顔は、パンパン。
ほぼノーメイクですので、顔は隠して…









このくらいの高さがあります






吟吹雪」
「山田錦」
「滋賀渡船六号」






「喜量能」「大治郎」は、
この3種類の酒米を使って醸しています












本日、タンク2本目の新酒を搾りました。
今も、搾られています
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新酒の誕生

2015年11月25日 22時08分10秒 | 大治郎
暖かい日が続き
心配しておりましたが、



今期の1本目の新酒が搾れました









今期のお酒造りのメンバーです。
夏場は、米作りをしています








大治郎・純米うすにごり生酒


うっすらと白い濁りのある、
「うすにごり」のお酒で、





この新酒の時期ならではの
フレッシュさ、「うすにごり」独特の甘さを
お楽しみいただける
季節商品です。






上槽「搾り」を迎えると
喜びも大きく
ひとつ安心。





それでも、お酒を搾る機械「薮田」が、
うまく動くのか、
搾っている間は、数時間おきに夜中に見回ります。








米を作る人・酒を造る人・酒を売る人・
酒を呑む人が、互いに顔が見え、語り合える」
こだわりの酒造りを




多くの方々の応援に支えられ、
出来あがったお酒でもあります。
これから、春まで、どんどん仕込みが始まります.






そして、作りの合間に
数日かけて作った
杉玉も完成しております








特大デス








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100キロ 超え!?

2015年11月21日 00時32分53秒 | 蔵での仕事
11月20日(金)
お酒造りの合間の杉玉作り




先日、数本ずつ束ねた杉の葉を
丸い芯に隙間なく挿し込んでいきます






















そして、こんな感じに






このままではね…。



カッティング、写真はございませんが、
蔵男、Aさん
切りそろえて、切りそろえて、こんなに
まぁるくなりました








凄い!!



今日は、ここまで。
これから、まだまだ、隙間なく杉の葉を挿し込んで、
剪定していきます。





年々、大きくなっているような気がします…




過去最高!!
きっと、100kg超えです






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杉玉作り~続き~

2015年11月19日 21時18分34秒 | 蔵での仕事
数日続いた雨も上がりましたが、
昨夜は、風が強く
道路沿いの看板がガタガタなっておりました…。





雷より、大雨の降る音より、
風のうなる音が、
非常に怖いのです





何か訴えているような、
何か起りそうな気がするのです






そして、杉玉の杉の葉も
雨日が続く前に取りに行っといて
よかったなぁ。と思うのですが、
造りチームの皆は、
そんな事は、ちゃんと調べ済み






翌日の天気や
週間予報は、そういえば、
いつも気にかけてはりました







その杉の葉。
今は、こんな感じです









11月17,18日
先ずは、程よい長さに剪定していきます









11月19日
何束かずつに、まとめていきます







お酒造りの合間の作業です。
続きは、また別の日に。
数日すれば、精米された酒米が入荷してくるので
この場所を空けなければなりません。






日々、変化!!
タンクの中も、蔵の中も。






嫁いで、3年。
4回目の造りを経験しております。





私も、日々、変化。
成長していかなあきませんね



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☆戴きもの

2015年11月16日 22時34分50秒 | 日記
先日、
当蔵の酒米を作って下さっている
呑百笑の会(どんびゃくしょう)の
農家さん、Fさんより





「安土信長ネギ」を戴きました。








通常の白ネギの倍ほどの太さ





焼き鳥と一緒に、
ぶつ切りにした信長ネギを串に刺して
焼いて食べました。




味も濃く
とってもジューシー
シャキシャキの食感






お味噌汁にも入れてみました。
甘くて、これもまた美味しい!!








焼いて、お味噌を付けていただく。
日本酒の肴に合いそうですねー







湯豆腐や・すき焼き
色々、楽しみたいと思います









蔵の方では、
モロミを搾る
「やぶた」


「薮田式ろ過圧搾機」の組み立てが、完了しました。






















ひと冬のお酒造りが終わり、
分解し
全て洗いあげたものを





始まる前に、
仕切り板から、袋からを再び洗い
組み立てていきます



















上槽に向け、
瓶やキャップの発注。
大量の瓶洗いが、これから始まりますよ-


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☆8月1日 ~地炉の間~ in名古屋

2015年11月13日 23時09分52秒 | イベント
3ヶ月前



8月1日
「名古屋・地炉の間さんにて」
お酒の会を開催してくださいました
.




























とにかく、暑い日でした。
日中の気温は40度はあったと思います。





そんな中、お越し頂いたお客様。
地炉の間さん、ご夫妻。





有難うございましたm(__)m







蔵で、
ラベル貼りをしている時、
ふと、今年の夏の出来事・イベントなどを思い出します


(色んなイベントの話が、あれこれと飛ぶので、
社長に「何て??」とよく言われますが…)





本当に、



沢山のご縁に感謝しながら、
ラベル貼り。
1枚1枚に心を込めます。










11月13日
5周年



迎えられました
























おめでとうございまーす






身体に気を付けて下さいね
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☆杉玉作り

2015年11月13日 21時50分50秒 | 日記
新酒が出来た時、
造り酒屋の軒下に「杉玉」を吊るします。





今日は、杉玉に使う
杉の葉を、
雨が降る前に!!と
造り作業の合間に、戴きに行ってまいりました




















新酒が出来た時は、
バタバタですので、
この時期から杉玉作りの作業に
取り掛かります。






できた杉玉は、
陽の当たらない所で、
新酒が出来るまで保存







前期に作ったのは、こちらです


12月初旬。
新酒が出来たころ。










昨年は、よく雪かきをしました~










すっかり色が変わりました。
色が変わるころ
「ひやおろし」の飲み頃とも言われています。







江戸時代前期、
杉玉が造り酒屋の看板として
使われるようになりました。







今では、新酒の搾りの時期に合わせて
仕立て直したものを吊られるように。






当蔵にも
「新酒出来ましたか」と
この杉玉を目印に、訪ねてくださるお客様もいらっしゃいます。








「大きなハチの巣かと思っていた」なんて
事もありました







「くす玉」とも(笑)









木が痛まないように、柿渋も塗り







今期は、
11月末~12月初旬くらいでしょうか
仕立て直したのが吊り変えられます













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☆日々、変化

2015年11月11日 23時01分51秒 | 日記
蔵から見える
太郎坊山。
だんだんと紅葉が始まって参りました。




暖かい日が続くと
仕込みタンクも
このように








冷水の通った
マットをタンクの周りに
ぐるりと巻いて、温度管理を行います。







酒母・モロミのタンクに中では、
日々、様々な事が進行しているのです。








酒母の変化
  
























こんな状態にも.
危ない!! 危ない!!!










泡が増してくると







泡傘を設置







酒母が完成に近づいてくると…





泡も落ち着きます








そういえば、昨年の、大晦日。




もうすぐ年が明ける!!という時間。
 




仕込みタンクの泡が増し
家族総出で、
泡傘を設置していた事もありました。







年末年始、
流石に、従業員の皆さんには、
休暇を取ってもらいます。





仕込み作業はありませんが、





そう、蔵の中は
酒母や、モロミがあります。、
休み無しで動いております








休みはありませんが、家族みんなで
見守りながら、過ごせるのは
とても幸せなことかもしれませんね。








11月1日(日)
お酒造りのメンバーが集結。
蔵入りされました。
(社長入れて、3人!! 例年とおりです…)





さぁ、明日以降、
ハードな日々が続きますよー












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☆本仕込み

2015年11月06日 22時11分48秒 | 大治郎
酒母が
完成すると
本仕込みに入ります。

 



11月4日(水)
今期1本目
「大治郎純米酒・吟吹雪」の
初添えでした








酒母造りのタンクとは違い
本仕込みは、
大きなタンクで行います。








こんな感じです





三段階に分けて仕込んでいきます。







蒸米を、運んでいます
















2日目の「踊り」は
お休み。
酵母の増殖と安定をさせます。







このように3回に分けて仕込まれた
醪(モロミ)は、
タンクの中で,3~4週間かけて、じっくり発酵していきます。







今期、3本目のモトたてが
始まりました。
4本目、5本目…と
仕込みが増えてくると






毎朝の蒸米の
量も増えていきます。






日本酒に使う酒米は、
みんな蒸米です。
モロミ・モトへ
そして、麹作りの麹米。


 


造りは、途中で止めることが出来ないので、
風邪をひこうが、熱が出ようが
休み無しです








寒くなったり、
この頃、日中、暑かったり
酒母・モロミの温度管理も大変ですが、
どうぞ、皆が何事もなく
健康で過ごせます様に。





という、思いでいっぱいです






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夏の思い出~滋賀県信楽~

2015年11月03日 11時24分27秒 | 日記
9月某日
滋賀県信楽へ





9月にオープンされた
洋子さんのお店











米食-らいく

田植えから、刈り取り・乾燥・精米まで
すべて自社での一貫生産された
洋子さんの所のお米や、





滋賀県の名産物などなど
販売されています。














信楽(しがらき)には、
子供の頃からよく行っており
(奈良市内からだと、木津川沿いを走り1時間程)
焼物好きな母の影響で、
食器棚には信楽食器がちらほら入っています。







お料理・器・日本酒
で、ワンセットなのです







そしてそして、この日の楽しみ
同じ信楽にあります
陶の辺料理 魚仙(うおせん)さんで
お昼ごはん












和食料理のお店なのですが、
出てくるお料理の器は信楽焼!!
お料理はもちろん、器もウットリ





食べるのが遅い私も、
ますますスロー
「はよ、食べや」
なんて言われながら
堪能してきました。








先日は北島酒造さま「北島」の
お酒の会もされていました。



滋賀の地酒も
お楽しみいただけます♪






この日、陶芸の森では

















全て、信楽焼の「太陽の塔」





岡本太郎さんと信楽焼の関係
信楽焼の歴史などなど

展示されていました。











「太陽の塔」制作にも携われた
作家・小嶋太郎さん





「布引焼き窯元」が
当蔵のご近所、
八日市市にございます



 

陶器が、沢山ありますよ。
また、行きたいなぁなんて思いながら






ススキが茂る山道を通り抜け~
滋賀県信楽満喫の1日でした





道中、「貴生娘」さんのお蔵を横切りました






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酒母の様子

2015年11月02日 19時50分46秒 | 大治郎
今期1本目の造りは
「大治郎純米酒・吟吹雪」


工程、
~酒母造り~






24(土)の酛たてから
タンクの中では、日々変化が起こっております























これから、仕込みタンクが増えてくると
酒米や麹(こうじ)が沢山移動します。







どのタンクにどれだけ仕込み、
何日かかるのかという計算





醸造計画を立て
大きな表に書き込んでいきます(醸造計画書)
桶算とも言います。





何日に、どれだけの米を蒸す
何日に、これだけの米を洗う。





麹用に○○kg
モロミ・モト用に、
○○○kg





私なんかには、なかなか、ややこしいですが、
夜1人の時に社長が、計算したり



 

たいがいは、蔵の造りチームの皆さんと
話し合いながら、計算されています







次から次へと入ってくる
酒米の段取りもありますし、
とっても大切な作業なんです







そして、本日11月2日(月)
今期2本目の蒸が行われました。




同じく
「大治郎純米酒・吟吹雪」



さぁこれからどんどん
慌ただしくなって参ります












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