今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

2018 さっぽろ雪まつり その2(大通り会場)

2018年02月12日 | 北海道
2018 さっぽろ雪まつり その2
期間中は天気予報を確認して、晴れで温かい日を選ぶ
と言ってもこの日は氷点下の会場に5時間も滞在していたので、結構体には負担がかかる

大通会場5丁目
毎日新聞 氷の広場「台湾:旧台中駅」
1917年に建設された赤煉瓦の歴史的建造物を、108本の氷柱で建物を再現



昼は氷柱が青く輝き美しい



コンサートの最中で熱烈なファンが正面に集まっていた
なかには半袖Tシャツの熱い若者もいた



夜は三色にライトアップされている
昼間同様若者向けのコンサートが続いていた



初老の私には馴染みの薄い音楽で熱狂することができない(笑)



合間をみて一枚。氷像を撮る目的の人も多いと思うが…



大通会場6丁目
市民の広場
北海道米(おにぎり)の宣伝と冬季五輪札幌大会誘致の雪像のようだ



市民雪像が続く






大通会場7丁目
HBC スェーデン広場「ストックホルム大聖堂」
ストックホルム最古の教会を実物の1/2大で再現



日本とスェーデンは今年で国交150周年。この大聖堂は私の中では一番の大雪像である






青に黄色の十字は確か国旗のはずだ



教会の雰囲気が出ている。






大通会場8丁目
雪のHTB広場「奈良・薬師寺 大講堂」
薬師寺には何度か訪れているのでこの大雪像を楽しみにしていた



最近の雪像は夜のプロジェクションマッピング用に、スクリーンのように平面的になってきているような気がする






その夜がやってきた
観光客で夜はいつもこのような感じだ。なかなか先に進むことができない
動画を撮るためこれでも苦労している(汗)



夜の雪像は背景が黒なので白が美しい



最前列の中央は確保できず、今回は少し左側からスマホで動画を撮ることになった。
プロジェクションマッピングによる映像 ← 押す

側面から一枚



市民の広場



その時代の出来事が雪像に…



何か解らないが一番数が多かった雪像。10体はあったと思う



五輪誘致なのか






孫でもいれば解るのかも…






三重県出身、松浦武四郎。今年は北海道命名150年の節目の年
「北海道」の名づけ親である












昔のお母さん



孫に誕生日を祝ってもらっているお爺さん



ブルゾンちえみ 35億






撮影 平成30年2月9日
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2018 さっぽろ雪まつり その1(大通り会場)

2018年02月11日 | 北海道
2018 さっぽろ雪まつり その1
先日訪れた時はレンズを落とした影響で雪像や氷像を撮ることができず、温暖なこの日を選んで再挑戦
写真や動画で「雪まつり」の雰囲気を楽しんでもらえたら幸いである

大通会場2丁目
道新 氷の広場
北海道は今年、命名150年の節目の年。エゾリスやヒグマ、キタキツネなどが集まりケーキでお祝いをしているらしい
このウルトラマンは何だ…



今年のブログは趣向を変え、同じ氷像や雪像を「昼と夜の部」でどのように変化するか比較してみた



氷像は昼間より夜のライトがある方が解りやすいが…



おそ松さん
赤塚不二夫生誕80年を記念して制作
子供のころよく漫画を読んだ。「おそ松くん」のタイトルだったと思うが



雪像も夜の方が白が映えて綺麗な感じがする。
松野家の六つ子「一松・チョロ松・カラ松・トド松・十四松・おそ松」。「これでいいのだ!」



JRA札幌競馬場
喫煙所の側に置かれている



お馬の親子は仲よしこよし いつでも一緒にぽっくりぽっくり歩く
お馬の母さん優しい母さん 仔馬を見ながらぽっくりぽっくり歩く



躍動感のある氷像






とても印象に残る氷像



競走馬が牧場から旅立つ姿を表現しているような感じだが…



競馬歴35年、懲りずに毎週馬券を購入し続けている



サラブレッドが全力で走っている姿は本当に美しい



更に馬券が的中すれば最高に嬉しい



大通会場3丁目
HTB PARK AIR広場



ニベア化粧品の雪像



大通会場4丁目
STV広場「ファイナルファンタジー 白銀の決戦」



人気ゲームソフトらしいが物語がまったく解らない



夜は光と影により制作者の技術の高さを知ることができる



夜は昼にはないプロジェクションマッピングによる映像で楽しむことができる。



雪像の正面に陣取り、スマホで録画してみた
「プロジェクションマッピングによる映像」 ← 押す


大通会場5丁目
ふれあいアート広場
バーンスタイン生誕100年を記念



国際教育音楽祭PMFの提唱者。私自身もクラシック音楽入門のきっかけになった



「ウエストサイド物語」の作曲者としても有名



プロジェクションマッピングによる映像と生の音楽も楽しむことができる

「バーンスタインの雪像」 ← 押す



1972年札幌オリンピックのテーマソング「虹と雪のバラード」と…



PMF賛歌の「ジュピター」の合唱。寒さを忘れるほどの感動のステージだった



撮影 平成30年2月9日
コメント (7)
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潮聲山 耕三寺 その3(広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田)

2018年02月10日 | 神社・仏閣
潮聲山 耕三寺 その3
耕三寺境内内の建築物は驚きの連続。さらに、宝物館もあるという

金剛館
重要文化財のより良い保存と展示の向上を図るため昭和43年に「宝物館」を開館



この門を通り「金剛館」に入る。文化財の良品を地方でも観賞できるようにと収集したという



阿弥陀三尊像
ガラス内に置かれているため、蛍光灯の光が反射する



反射しない場所を探し撮すのは難しい



持国天立像



増長天立像



増長天立像
こちらの像は15世紀、室町時代の作品



阿弥陀如来立像



阿弥陀如来立像(重要文化財)
鎌倉時代(1233年)の作品



胎内文書も重文に指定されている



阿弥陀如来立像(重要美術品)



宝冠阿弥陀如来坐像(重要文化財)
伊豆走湯山常光堂の本尊として「快慶」が制作した



鎌倉時代(1202年)の作品



浄土曼荼羅刻出龕(重要文化財)
高野山無量寿院伝来。平安時代の作品



釈迦如来立像(重要文化財)



三重県鈴鹿市神宮寺伝来。平安時代の作品



梵鐘(重要美術品)
阿波国秋月庄八幡宮伝来。室町時代(1395年)



茶道に関する展示



まったく価値が解らないので一枚だけ



「金剛館」を出る



撮影 平成29年10月12日
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潮聲山 耕三寺 その2(広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田)

2018年02月09日 | 神社・仏閣
潮聲山 耕三寺 その2
究極の親孝行といっても過言ではないだろう
簡単に説明すると、大阪の実業家が母の故郷に家を建て、没後は自ら僧侶になり耕三寺を建立した



千仏洞地獄峡



地下約15mに全長350mにもなる隧道(洞窟)を掘り、富士山の熔岩と浅間山の焼石を鉄筋コンクリートで固めている






石造の仏諸尊千体が安置されている



救世観音大尊像
奈良・法隆寺夢殿の御本尊、秘仏救世観音が手本



コンクリートと漆喰を併用し肉付けした上に塗装している。像高10m、宝冠、台座などを加えた総高は15mになる



八角円堂(国登録有形文化財)
奈良法隆寺の夢殿を原型としているが、規模は二分の一に縮小



堂内には聖徳太子十四歳御孝養の画像を安置



釈迦如来坐像(重要文化財)
もと、南都興福寺の講堂の本尊をこの地に安置
財力と情熱には頭が下がる



「厄除けのお釈迦さん」と呼ばれていた



茶祖堂
東南隅の小立上に離れて建つ小堂



毎年11月3日の文化の日に茶筅に感謝の意を込める供茶式と野点の行事を行っている






多宝塔(国登録有形文化財)
滋賀県大津(近江)の国宝石山寺の多宝塔を原型としている



塔内には本尊の大日如来坐像を安置






未来心の丘



瀬戸田の町と瀬戸内海を見渡せるイタリア産大理石を用いた環境芸術。彫刻家杭谷一東の作






正直、作品の意図がまったく理解できていない






若い女性が笑っていたので近づく
ジャンプしている姿を自撮りしていたがうまくいかなかったらしい
もちろんジャンプのアドバイスをして撮ってあげた
喜んでもらえて嬉しかった









お城のような形をした宿泊施設



潮聲閣(国登録有形文化財)



潮聲閣は耕三寺建立発願の原点ともいうべき建造物で、書院造を主とした日本住宅と西洋風住宅



御佛間
故郷瀬戸田に住んでいたご母の老後を慰めるため、自身の事業を陰日向なく見守り続けてくれた報恩のために建築した



奥に3畳大の内陣を構えている






天井は格天井で各面に観音像が描かれている



置かれていた日本画。きっと価値のあるものなのだろう









物の価値が解らない私でも部屋の隅々まで豪華な造りになっていることに驚く









「耕三寺耕三」自画像



老人室
母親の木像を安置。父親の影が薄いのか、ないのか



母親の居間。最高格式の座間



折上格天天井で124面の花鳥風月が帝展作家により描かれている



母親への思いを強く感じる部屋だ






応接室



さりげなく置かれている像



この廊下の窓ガラスも当時としてこの大きさの物はあまりなかったようである



撮影 平成29年10月12日
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潮聲山 耕三寺 その1(広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田)

2018年02月08日 | 神社・仏閣
耕三寺
尾道市から四国に渡ることにした。途中、道路地図で気になる寺があったので立ち寄る
平山郁夫美術館横にある無料駐車場に車を駐め、少し歩くと極彩色の建物が見えてくる

書院



山門(国登録有形文化財)
京都御所・紫宸殿の御門(白木造り)と同じ様式



中門(国登録有形文化財)
奈良法隆寺の西院伽藍(楼門)を原型としている。扁額には山号「潮聲山」



敏感な人は既に気がついているいると思うが、この寺の建物は国内有名寺院を模している



鈍感な私は、理解できるまでしばらく時間がかかった



中門両側に安置されている仏像。似た仏像を観たことがあるが……






反対側から。扁額は寺名の「耕三寺」



羅漢堂(国登録有形文化財)
中門を中心として、その左右に続く回廊。法隆寺西院伽藍の回廊を原型



五百羅漢を安置する仏堂






左右にある回廊。その規模の大きさに驚く



慈母像。近くに受付所があり拝観を申し込む
拝観料1400円にも驚いた。耕三寺博物館だと云う



礼拝堂
京都の国宝清水寺西を原型とし、桃山時代の建築様式にのっとって建立したもの



鼓楼・鐘楼(国登録有形文化財)
奈良 新薬師寺の鐘楼図面をもとに建立



手水鉢
正面に、見慣れた五重塔が。きっと、あそこの塔だろうと確信していた



五重塔(大慈母塔)
奈良・室生寺五重塔(国宝)を模している



耕三寺耕三が母親の死後、母への報恩感謝の意を込めて、自ら僧籍に入り菩提寺として昭和10年より生涯を掛けて建立した寺だと云う



塔を観ると気持ちが高ぶるのだが、この塔にはそれが無い



この後に紹介する建物も含めて、究極の親孝行だと思う
私には足りなかった部分で心苦しい



法宝蔵(国登録有形文化財)
大阪・四天王寺の金堂を原型としている。



僧宝蔵(国登録有形文化財)
両宝蔵は五重塔に向って相対する建物で同寸同大



孝養門
原作は日光東照宮陽明門



文部省に1組だけあった図面を同省に申し入れ入手、以来10年の歳月をかけ完成した



日光東照宮には学生時代に一度行ったことがあるが、何も記憶に残っていないので、これを観て行きたくなった






両側に安置している仏像。一度実物を観たいと思っている仏像だろう






反対側から



両側に安置されている仏像






本堂(国登録有形文化財)
屋根の鳳凰を観てお解りだと思うが、京都宇治平等院鳳凰堂を原型とし建立



この日は病気の木を切っていた



この写真の記憶はないが、本堂の何処かから撮ったもの









撮影 平成29年10月12日
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2018 さっぽろ雪まつり 速報

2018年02月07日 | 北海道
さっぽろ雪まつり
天気予報がはずれ、青空がでていたので大通り会場に向かう
比較的早い時間帯ということもあり、観光客の数は多くない

いつものようにテレビ塔から順に撮っていこうと思いカメラを作動させたがまったく動かない
AFも駄目、手動にしてもピントが合わない。何が原因か解らずしばらく考えていた



思い出したのは札幌モーターショーでカメラを落としたこと。レンズを見直すとズームの部分が歪んでいる
普段愛用している24-105mm のレンズだけに体が凍てついてしまった



カメラバッグに70-200mm のレンズが入っていたので、交換しようと思ったら今度は脱着ができない
若い頃鍛えた握力の強さで何とか対処したが、経済面を含め、今後が心配だ……



ということで、望遠ズームでの撮影になった
巨大な雪像に望遠など合うはずもなく、今回は雰囲気だけ…



ファイナルファンタジーというゲームらしいが、キャラクターがりかいできない



札幌に縁のある巨匠バーンスタイン。夜に行われるプロジェクションマッピングのためかシンプルな造りになっている



最近は雪像よりも、スポットライトを当てると綺麗な氷像が増えてきているような感じがする



この大雪像が一番気に入ってはいるが、望遠レンズでは全体像をお見せすることができない






手塚治虫のキャラクター。これなら私の世代にもわかる






最後は「雪ミク」



今年に入り体調不良が続き気力が低下してきているが、もう一度会場に行きたいと思っている
夜の雪像もススキノの氷像も、その後、金はかかるが楽しみの一つになっている

次回に続くかも?

撮影 平成30年2月6日
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御許山 佛通寺 その2(広島県三原市高坂町許山)

2018年02月06日 | 神社・仏閣
佛通寺 その2
佛通寺は桜と紅葉の名所ということで賑わうらしいが、その両季節は北海道では雪の心配があるため、いつもじっとしている
GW後に家を出て梅雨の時期に家に戻る。台風が終わったら家を出て初雪の時期に家に戻る。これが、私の行動パターンだ
この日は人も少なく静かに参拝することができた

薬師堂



真っ白な建物が印象的だ



堂内には「一畑薬師瑠璃光如来」が安置されている



薬師堂の横にある石仏群。以前訪れたときの記憶が全くない
山陽花の寺霊場 仏通寺「りゅうみん地蔵」と彫られた地蔵がとても愛らしい









鐘楼



鐘楼の形も素晴らしいが、足元の掃き清められた砂が見事だ



足を踏み入れることが憚られるような張り詰めた雰囲気がある



大方丈
佛通寺の本堂






この建物は「降魔殿(ごうまでん)」と呼ばれ、第三代管長山崎益洲老師筆の「降魔」の扁額






大玄関
「達磨堂」と称し、長谷川大道老師作の達磨大師像が安置されている



以前拝観したときより、落ち着いた深みのある色彩になっているような感じがした



大庫裏
「喜悦堂」と称し、第三代管長山崎益洲老師筆の「喜悦」の扁額



この墨絵の迫力は尋常ではない



鐘楼越しに多宝塔が見える



山門を出て、多宝塔のある場所に向かう



石段を息の切れるほど上ることになる



石段の周囲に石仏が置かれているので楽しみは多い






急坂に置いてあるので、なかなか近づくことができない






何体の石仏があるのだろう



石段を上りきった正面に地蔵堂が見えてくる



多宝塔(登録有形文化財)



昭和初期の建築で、軒周辺の材料に反りをもたせせ、整った塔姿が特徴の近代の多宝塔



開山堂と地蔵堂



開山堂



地蔵堂






多宝塔からの景色。仏殿と大方丈が遠くに見える



撮影 平成29年10月11日
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御許山 佛通寺 その1(広島県三原市高坂町許山)

2018年02月05日 | 神社・仏閣
佛通寺
前夜は九州で行われた同期会に療養中で参加できなかった友人の見舞いのため5人の仲間が広島市に立ち寄る
見舞った相手が一番元気が良く、夜の広島を案内してくれ、接待を受けた
深夜に別れ、駅近くにある24時間800円の駐車場で車中泊。便利だがトイレが無いのが難点

日支事変供養塔



境内には石仏が多いのも、この寺の特徴でもある



紅葉が有名らしいが、緑の雰囲気も好きだ



経堂






池の上に石橋があり、渡ることができるようになっている



三安観音
尾道出身の財閥で篤信家の山口玄洞氏夫妻の奉納



美しい観音様だ。マイクを持って説法しているような感じがする



崑崗池(こんこういけ)
雪舟作と伝えられるが定かではない
雪舟が逗留したのはほぼ史実と考えられている









「銀九瀑」の白糸
李白の詩の一節「銀河九天より落つ」により名づけられた



三界萬霊
石仏台座に「三界萬霊」と彫られている



巨蟒橋(きょもうきょう)
佛通寺本寺の結界である
橋を渡る者は一切の俗塵を捨て去ることが必要とされる



佛通寺川の渓流は、往古より「活龍水」と呼ばれている









山門
壁の線の数が5本。ここからも格式の高い寺院ということがわかる



手水舎






佛殿
広島藩主浅野家の外護で文化5年(1808)に再建



休憩所で休んでいると「良い写真撮れましたか」と地元の方に声を掛けられた



屋根の間に漆喰があるこの佛殿は珍しいと教えてくれた



確かに説明の通りだ。寺社に詳しい彼との出会いがこの先の私の車旅に大きな影響を与えた



いつものように格子内にレンズを入れ撮る



須彌壇上には釈迦三尊像を祀る



撮影 平成29年10月11日
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厳島神社(広島県廿日市市宮島町)

2018年02月04日 | 神社・仏閣
厳島神社(国宝)
フェリーから降り、少し違った道を歩くだけでずいぶん風景が変わってくる



「神馬」の姿も宮島では初めて観た。受付所の横にあるのだが…



宮島には数回訪れているがいつも天気が良い



満潮のため境内にも海水が満ちあふれている



受付所にて拝観を申し込む



この日はこの後に予定があるので、さらっと観て出ようと考えていた



最初にここでお参りをする






本社拝殿






今回、宮島を訪れたのは重文の五重塔を撮るという目的がある



宮島にくると、社殿に夢中になり五重塔の存在が記憶から消えてしまう









卒塔婆石
喜界島(硫黄島)に流された平康頼が母恋しさに千本の卒塔婆に二首の和歌を書いて海に流した
そのうちの1本が池の中の石に流れ着いたといわれる









撮影スポットで手前には20~30人程並んでいる



奥には神楽殿。昨日の行事の解体作業をしていた



奥に見えるのは「天神社」



反橋(重要文化財)
天皇の勅使が参拝の際に渡ったと伝えられることから「勅使橋」とも云われる









弘治3年(1557)毛利元就・隆元父子によって再建された



前回、訪れたときは、この鳥居の近くまで歩いてきた



「平清盛像」 数日前、壇ノ浦にいただけに実に感慨深い






撮影 平成29年10月10日
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厳島神社五重塔、千畳閣(広島県廿日市市宮島町)

2018年02月03日 | 神社・仏閣
厳島神社五重塔
いつも五重塔の存在を忘れてしまうので、この日は五重塔を中心に廻ろうと考えていた
宮島口に車を駐め宮島に渡る。今日も宮島は快晴の天気



船上にて場所を確認する



先ず、観光に関わっている若者に撮影ポイントを聞く。古い町並みから見える塔が最高だと云い、場所も教えてくれた



なるほど、自分では普段撮らないアングルである



五重塔(重要文化財)
石段を上り近くまでやってきた。鮮やかすぎる朱色が目に眩しい
しかも、周囲の敷地が狭すぎて全体を撮ることができない



応永14年(1407)の建立。総高29.3m



建物の形式は禅宗様に和様を加え、特徴として屋根軒先の反りが大きいと説明書きにある



豊国神社(重要文化財)
五重塔の全体を撮るために巨大な建物に入る。拝観料が100円というのも驚きだ



五重塔に隣接し、高さもあるため塔を撮る絶好の撮影ポイントとなる



さて、その内部の広さに驚く。当時はここが神社だということも知らなかった



天正15年(1587年)、豊臣秀吉が毎月一度千部経を読誦するため安国寺恵瓊に建立を命じた大経堂



島内では最も大きな建物で、畳857枚分の広さがあることから「千畳閣」と呼ばれてきた



秀吉の死により工事が途中で中止され、板壁も天井の板もない未完成の状態のままとなっている



豊臣秀吉と加藤清正を祀る



社殿内に敷き詰められている黒く輝く床材も魅力の一つだ



額の多さにも驚く。所狭しと掲げられている



かなり古い時代のもある。



この日は汗ばむほどの陽気であったが、社殿内は涼しい風も通り過ごしやすい場所となっている






未完成の建物の魅力。壁も天井もなく殺風景だが額が彩りを添えている















何気なく立っている柱だが、現在では入手困難だろうなと思う












すこし離れた場所に移動



仰ぎ見る塔はやはり美しい



撮影平成29年10月11日
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再会した朋友と長崎・佐賀を旅する その2

2018年02月02日 | 放言大論
再会した朋友と長崎・佐賀を旅する
2日目は4台の車に分乗し、各車両毎の観光になった
私の車には7名。「長崎くんち」で駐車場の不安があったのでホテルに相談すると車で送ってくれることになった

眼鏡橋
お土産用のカステラを購入するために車を駐めてくれた場所の近くに「眼鏡橋」があった
晴れていたこともあり美しい



若者には楽しい場所と思えるが、年寄りには老眼鏡にしか見えないところが悲しい






匠寛堂(しょうかんどう)のカステラ
ホテルから紹介されたカステラ専門店である
お店に入ると冷たいお茶と試食用のカステラが出てくる
接客の上手さとカステラの旨さでつい購入してしまう。価格は高級



中国からの大型豪華客船。船そのものがホテルのようだ



「長崎チャンポン」発祥の店だという。私には高級すぎる



大浦天主堂(国宝)
日本に現存するキリスト教建築物としては最古のもの



正式名は日本二十六聖殉教者堂












「日本之聖母」と彫られている



マリア像の後ろ姿



グラバー園
天主堂に加えグラバー園の入場料は年金生活者には高すぎると思った



初老の集団。笑顔は病気ではなく青春時代にタイムスリップしているためだ



美しい風景には極上のモデルが必要と考えていた。マリア様が叶えてくれたようだ



三浦 環とプッチーニ






平和祈念像
平和公園のシンボル









長崎駅で昼食。外に出ると「長崎くんち」の舞が披露されていた



初めて観たが何が何だかさっぱりわからない。タクシーでホテルの駐車場に戻る



ここから私の車に7名が乗車し、佐賀県の嬉野温泉に向かう

有明海の干潟
道の駅「鹿島」での一枚。この日は気温30℃、干潟に入るには1,000円かかるが、実に楽しそうだ
ムツゴロウを釣っている女性もいた



祐徳稲荷神社
知らなかったが日本三大稲荷の一つに数えられている






年寄りには教会より、やはり神社が似合う。



今度ゆっくり訪れてみたいと強く思った



狭い車内に7名の男。数時間で1年分の笑った感じがする
最後は帽子を被っている男の母校の校門前。東大ではないが「赤門」である



この夜は嬉野温泉大正屋に宿泊。2日目になると遠慮という箍が外れてしまい、関係が近く深くなる
次回開催は我々の原点でもある東京都に決定。プレ五輪を盛り上げようということになった
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再会した朋友と長崎・佐賀を旅する その1

2018年02月01日 | 放言大論
再会した朋友と長崎・佐賀を旅する
2年に1度、学生時代同じ部活で寮生活を送った朋友の集まりが、今回は長崎県と佐賀県で開催される
数ヶ月前に今回の幹事から電話があり、車を使いたいので出してくれと依頼されていた

道の駅「おおとう桜街道」
9月25日に北海道を出て、福岡県にある500台の駐車場を有する道の駅に着いた。温泉も併設されている
トイレの建設に1億円かけていることにも驚いた
奥にあるピアノの鍵盤が自動で叩かれ、軽快な音楽を奏でる



トイレ入口の展示されている陶芸品






洗顔や手洗いにはもったいないと思わせるほどのものだ



遠くにスマホで撮影している私の姿が写っているが、鏡の効果で2倍の奥行き感を出している
小便器の前には滝が流れ、排尿の手助けをしてくれる(笑)



この日は朝から大雨で車から出ることもできず、車内でのんびり過ごしていた
そんなとき、車を出せと頼まれた友人から電話が入った。佐賀の実家に居るので泊まりに来いという
彼とは寮生活の一番苦しい時期を同じ部屋で過ごした仲でお世話になることにした

実家と云っても既にご両親は他界され、彼の兄の家族に一宿一飯のお世話になった
彼の兄も私たちの出身大学の同窓で、私が地元で大変お世話になっている方と友人だと云うこともわかった
楽しい酒をご馳走になり、快適な朝を迎えた

彼の実家から集合場所である長崎県のホテルへ車を走らせた
途中、長崎県の五島列島に住む友人から長崎港に着いたとの連絡が入ったので迎えに行くことにした
ところが「長崎くんち」の影響で港周辺は通行禁止、路上駐車している場所を報せ来てもらうことにした
彼とは大学卒業時に別れた後、一度も会ったことはなく40数年ぶりの再会になる

ホテルに着いたが早すぎて部屋に入ることができないため、3人で周辺の観光をすることにした

坂本龍馬之像(風頭公園)



司馬遼太郎の「竜馬がいく」が私の竜馬像の全てだが、この像を見ているだけで清々しい気持ちになる



方形の鳥居
地元の友人から珍しい鳥居だとの説明を受けた



私自身も各地で鳥居を見てきたが、方形の鳥居は初めてで嬉しい



苔むした色も歴史を感じる



若宮稲荷神社
楠木正成の守護神であったことにちなみ、幕末に来崎した諸藩の志士が多く参詣したという



この神社の境内にも小振りの龍馬像が立っている



近くに、あの有名な「亀山社中」があるというので立ち寄ってみたが…歴史的価値は感じなかった
龍馬の妻「楢崎 龍」の写真があったが彼女は美人だ



この日は10月とは思えないほどの気温で汗だくになりホテルに戻った



ロビーからの夕景



宿泊先は「矢太樓」



この日は40数年ぶりに再会できた朋友が3名。夜更けまで爆笑の夜会が続いた

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