湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

ハロウィン俳句で自己嫌悪

2018-10-03 12:00:21 | 文学
昨日の初級俳句教室のお題はハロウィン。
去年Aが京都で見た風景を詠んだ句がこちら。
 大南瓜本殿前に鎮座する

秋の収穫がお寺に奉納されているというだけの内容だし「鎮座する」が成句的でよくないです。
ハロウィン時期の仏教寺院に大カボチャがあるのって面白いと思ったんだけど。じゃあ、これは?
 ハロウィンの銃声に鵺失声す
銃声が聞こえてきたから鵺が鳴きやんだという理屈に読めてしまいますね。実際の事件を詠むのも俳句にそぐいません。

作った時には「やった!できた!」と思ってしまって駄目な点に気付かないんですよ。あ~あ。
柴田講師のハロウィン例句
ハロウィンの街にまぎれて逃亡す
ハロウィンのミイラの子ゆく花野かな

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