ラスト１個。

RZRのプラグです。

左から順に左シリンダー、右シリンダー。

だいぶ焼け色がはっきりしてきました。

今まで焼け色自体は悪い感じじゃなかったけど、なんとなくぐらいの感じでしか読み取れない焼け色。

焼け色から『次はこれ。これなら次の焼け具合はああなるはず。』っていう予測がしにくい状況でした。

乗った感覚では変化があるけど、焼け色には目に見えてわかる変化が出にくかった。感覚でしかわからないから、自分の感性が違えば全く別の方向へ行く…。

ただでさえ領域を外していたのに、そこに曖昧な変化が出ると、それが命取りになる…。

今回のセッティングでの収穫は、今までやってきた事は全て『見当違い』だった事。そして、頼っていい焼け色と頼りにならない焼け色があるのを知った事。

間違っていたのを、自分で気付く事が出来て良かったと思います。

この結果から、以前より自信を持って、PWK28のセッティング作業が出来そうです。

次はスローをひとつ絞ってから、ニードルクリップを濃い方に１段上げですね。

さて、そんな作業をしていた間に、とんでもない事を発見してしまいました…。
Σ(￣□￣;)

ラジエターからシリンダーヘッドに繋がるウォーターホースを差し込むジョイント。



ペン先で指してるやつです。

シリンダーヘッドにボルトで３点止めで固定されてるんですが…。

シリンダーヘッドとジョイントの合わせ面から、冷却水が僅かに滲んでる…。

極々微量ですが、水漏れ発生です…。
(;TДT)

さらに…。

Y.P.V.Sのジョイント部がギトギト？

オイルシール逝きました…？？

そろそろ腰上OH時期っすか？

自分でやるとなると、エンジン関係は怖いんですけど…。
(((;゜д゜)))

とにかく『水漏れだけは何とかせにゃいかん』という事で、某店長と５分会議。

ジョイントで蓋をされているサーモスタット。

『それに一体化されてるオイルシールがへたったのではないか？』と。

ジョイントとシリンダーヘッドの合わせ面には、ガスケットが一切無いので、疑わしいのはコイツ。

あと、ジョイント自体の歪みも要因として考えられる。

取り敢えず、両方在庫確認してみると、在庫有り。
d(≧▽≦`)!!

しかし…。

ジョイントの現在庫数『１』…。
(￣□￣;)!!

ジョイントはコンマ数秒考えましたが、両方発注～！

ジョイントが歪んでたら組み直しても駄目だし、塗装ボロボロも綺麗になるから良いかと(笑)

今のやつは、一応スペアで置いとこ。

現時点での最後のひとつ、戴きました…。

毎回こういうのを目の当たりにすると、『純正部品のメーカー在庫が本当に少なくなってきてるんだな』と、身に染みます…。
。゜(゜Pд`q゜)゜。

販売されてから、もうすぐで30年目。

でもね…。

時が経っても、乗る人は乗る。

在庫限りで終了の部品もあれば、ある程度の依頼が固まって再販される部品もある。

物によって、再販されるほど依頼があるって事は、それだけ乗っている人達が居る。

要は、部品を必要とする人達が居て、RZ(R・RR)を元気に走らせたい人達が居るって事。

今でも愛され続けて、現役で走り回るRZ(R・RR)達が居る。

まだまだ見捨てないで欲しいです。

ヤマハさん、御願いします。
m(__)m


『はぎ』の本拠地？
Y.P.V.S全開固定!!