なんか各車についてザックリ過ぎるという指摘があったので主観ですが色々書いてみようと思います(笑)
今日はTZR250(3MA)について。
元々高校を卒業したら鈴鹿に住んで4輪レースをしたいと理由だけで大学進学をしない方向で親に話をしていたのだけれども
「とりあえずどこでもいいから大学は卒業してくれ」という親の意見から、大阪のとある私立大学に進学しました。
つまんない大学生活が始まるなぁと思っていた矢先、その大学にレース活動をするサークルが存在することに入学式で気づきました。
入学式直後にまっすぐそのサークルのテーブルへ向かい、「レースやってみたいです」って言ってたのを思いだした。
原付免許は持っていたけれど2輪はハッキリ言って全く知らなかったし、乗ったこともなかった。
そんな僕を快く迎え入れてくれて僕の2輪人生は幕を上げた。
1年目はピットクルーをしながら中免を取りに行き2年目に晴れて鈴鹿サーキットライセンスを取得。
同時期に同級生のサークル員から「TZRていうバイクいらない?」って言われて、現物を見に行くことになった。
「レプリカがどうの。後方排気がどうの。」僕の頭の中はハッキリ言って???状態。
でも、初めての2ストの排気音が心地よく興奮し、引き込まれていく感覚が今でも残っている。
TZR250に出会ったのはそれが初めてで、その場では買うことはなかったのだけれども、半年後にミナミのバイク通りで後方排気を購入した。
初めての単車。毎日走り回った。
幸い、大学の裏山に峠道が多くあったので授業と授業の合間に走りまくって練習した。
色んなバイクを経験してるわけではないからその当時はすべてが新鮮で、あぁ・・・バイクって楽しいなぁって何も考えずに走っていたけど
今思うと色々な性格が思い起こされる。
・良いところ
車体がでかい(年式的に他の2ストレプリカと比べると)から何か嬉しい。
フレームがガッシリしている。(80年代のフニャフニャフレームより剛性感が強い。バカにしている訳ではない)
足回りがしなやか(90年代のレプリカはサーキットユースな為ガチガチ)
ポジションが思ったより楽(ほかのレプリカよりハンドルが微妙に高いため)
・悪いところ
収納スペースがない
タイヤサイズが特殊な為、ハイグリップタイヤが履けない
タコメーターが3000rpmからしか表示されてない
右に転けたらオイルタンク。左に転けたらラジエターリザーブタンクが破損する。
お尻のしたにチャンバーが通ってるため熱い。
パワー特性が高回転型なため低速がない。
ノーマルなのに排気音がうるさい。
整備性最悪。
・・・あれ・・・?ネガティブな要素多いな・・・・・・まぁいいか(笑)
走行に関しては
パワーは高回転型なので回さないとキビキビ走れない。
足はどちらかというとしなやか派なのでコーナー進入でブレーキを我慢して残しながら侵入するというよりは
ためてスパッっと入る感じの方がしっくりくる。
コーナー立ち上がりでは早めに立てて加速するというよりは
コーナリングスピードを維持しつつ倒しながらアクセル開けていく感じ。
絶対的なパワーではNSRとかに劣るから筑波なんかでは3MAの方が得意なんじゃないかなぁ。
まぁなんにせよバブル時代最後の置き土産なんで、個性発揮したい人にはオススメ(笑)
こんな感じでOK?ダメ?(笑)