土曜日に初めてお会いした母担当のケアマネージャーさんからメールが入った。
そのときも、「お会いできてよかったです」と言ってくださったが、今日のメールにも、そういうふうに書かれてあった。
たぶん、ケアマネージャーさんも困っておられたのだ。
母は、以前から娘の私には世話にならないと公言していた人だから、ケアマネージャーさんは連絡しようがなかったのだろう。
かといって、兄亡き後の兄嫁も、母のことには関わろうとしないから、誰に話をしていいのか困っておられたのだ。
現在、母のことは、世話をしてくれているおばちゃんが取り仕切ってくれている。
金曜日に退院してから毎日打たなければならない注射の説明も、看護師さんが、そのおばちゃんにしてくれた。私は、横で聞いていただけだった。
これは無責任でそうしているのではなく、私は近居しているわけではないから、注射の説明を受けても注射してあげることができないからだ。
兄嫁は、最初から話を聞こうともしないので、結局、赤の他人のおばちゃんが聞いて、してくれることになったのだ。
兄嫁は、母のことは、そのおばちゃんから間接的に聞くだけである。
兄嫁は、わがままな母には、できるだけ関わりあいたくないのだ。その気持ちは私にも分かる。
母が私の世話にならないと公言していたのは、私が難聴で、役に立たないということもあったし、それ以上に、私は、これは実の娘だからこそ言うことなのだが、母にとって、耳に痛い言葉を吐くから、私のことが煙たいということもあった(だろう)。
今回も退院を前に母に説教していると、母は突然怒り出して、「なぜ帰ってきた」という。
「○○さん(兄嫁の名前)が連絡してきてくれたから」というと、「○○さんは何故そんないらんことをしてくれたか」と、今度は兄嫁に対して怒っていた。
が、怒っても、すぐに忘れて、私に、あれこれ頼む。
帰宅後、冷蔵庫のことで揉めたとき、私が、12年前、母が脳梗塞で倒れたあと、その頃あった大型冷蔵庫2台の中身も、大型冷蔵庫2台そのものも処分した、その話をした。
12年前に、小さい冷蔵庫に買い換えたのだった。
そうしないと、母は、いくらでも食べ物を溜め込んでしまうから、
その話を母にすると、また怒り出して、「どうして、そんな嫌なことばかり私に聞かせるか?」と言う。
その以前の話から説得し始めないと今回の冷蔵庫整理の説得もスムーズにいかないと思って私はしたのだが、母は聞きたくない話だったようだ。
が、そのときも、母は怒ったすぐ後で、おばちゃんに、「昔、bikoは、坂本龍馬の直系の子孫という人に気に入られて、どうのこうの」と、娘の私の、過去のあったこと、なかったことを自慢して言うのだ。
その様子は、三歳児が、さっき泣いたと思ったら、もう笑っているというような他愛なさだ。
やはり認知症なのだろう。
と、母の最近のエピソードはこのくらいにして、
それにしても、便利な世の中になったものだ。
聴覚障害があって、リアルな世界ではスムーズに話のできない私でも、こうしてネットを通じて、ケアマネージャーさんとも連絡を取り合えるようになったとは。
このやり方なら、兄がいなくても、私でも、何とか母のこれからを模索していけそうだ。
世間の人が見れば、兄亡き後、嫁いでいるとはいっても、やはり実子である私が、母のことを決めていくべきと思うだろう。
私自身も、できるだけのことはしていかなくてはならないと思う。
できるだけのことをしていれば、あとは神様がいいようにしてくださるだろう。
ネットとふ連絡方法あるゆゑに難聴われもなんとかなる世 biko
そのときも、「お会いできてよかったです」と言ってくださったが、今日のメールにも、そういうふうに書かれてあった。
たぶん、ケアマネージャーさんも困っておられたのだ。
母は、以前から娘の私には世話にならないと公言していた人だから、ケアマネージャーさんは連絡しようがなかったのだろう。
かといって、兄亡き後の兄嫁も、母のことには関わろうとしないから、誰に話をしていいのか困っておられたのだ。
現在、母のことは、世話をしてくれているおばちゃんが取り仕切ってくれている。
金曜日に退院してから毎日打たなければならない注射の説明も、看護師さんが、そのおばちゃんにしてくれた。私は、横で聞いていただけだった。
これは無責任でそうしているのではなく、私は近居しているわけではないから、注射の説明を受けても注射してあげることができないからだ。
兄嫁は、最初から話を聞こうともしないので、結局、赤の他人のおばちゃんが聞いて、してくれることになったのだ。
兄嫁は、母のことは、そのおばちゃんから間接的に聞くだけである。
兄嫁は、わがままな母には、できるだけ関わりあいたくないのだ。その気持ちは私にも分かる。
母が私の世話にならないと公言していたのは、私が難聴で、役に立たないということもあったし、それ以上に、私は、これは実の娘だからこそ言うことなのだが、母にとって、耳に痛い言葉を吐くから、私のことが煙たいということもあった(だろう)。
今回も退院を前に母に説教していると、母は突然怒り出して、「なぜ帰ってきた」という。
「○○さん(兄嫁の名前)が連絡してきてくれたから」というと、「○○さんは何故そんないらんことをしてくれたか」と、今度は兄嫁に対して怒っていた。
が、怒っても、すぐに忘れて、私に、あれこれ頼む。
帰宅後、冷蔵庫のことで揉めたとき、私が、12年前、母が脳梗塞で倒れたあと、その頃あった大型冷蔵庫2台の中身も、大型冷蔵庫2台そのものも処分した、その話をした。
12年前に、小さい冷蔵庫に買い換えたのだった。
そうしないと、母は、いくらでも食べ物を溜め込んでしまうから、
その話を母にすると、また怒り出して、「どうして、そんな嫌なことばかり私に聞かせるか?」と言う。
その以前の話から説得し始めないと今回の冷蔵庫整理の説得もスムーズにいかないと思って私はしたのだが、母は聞きたくない話だったようだ。
が、そのときも、母は怒ったすぐ後で、おばちゃんに、「昔、bikoは、坂本龍馬の直系の子孫という人に気に入られて、どうのこうの」と、娘の私の、過去のあったこと、なかったことを自慢して言うのだ。
その様子は、三歳児が、さっき泣いたと思ったら、もう笑っているというような他愛なさだ。
やはり認知症なのだろう。
と、母の最近のエピソードはこのくらいにして、
それにしても、便利な世の中になったものだ。
聴覚障害があって、リアルな世界ではスムーズに話のできない私でも、こうしてネットを通じて、ケアマネージャーさんとも連絡を取り合えるようになったとは。
このやり方なら、兄がいなくても、私でも、何とか母のこれからを模索していけそうだ。
世間の人が見れば、兄亡き後、嫁いでいるとはいっても、やはり実子である私が、母のことを決めていくべきと思うだろう。
私自身も、できるだけのことはしていかなくてはならないと思う。
できるだけのことをしていれば、あとは神様がいいようにしてくださるだろう。
ネットとふ連絡方法あるゆゑに難聴われもなんとかなる世 biko