神鳴り(アメジストネックレス)

難聴ゆえに家居の好きな主婦です。過去、心臓弁膜症、大腸がんの手術を受けました。趣味は短歌です

阪神・淡路大震災20年

2015年01月16日 14時28分47秒 | テレビ番組
昨日のNHK”クローズアップ現代”では、「阪神・淡路大震災20年」と題して、大震災のその後を取り上げていた。

おもに取り上げられていたのは、震災後、家を建て替えた人たち、震災後、震災前にやっていた商売を再開した人たちなどであった。

年齢的には、われわれ団塊の世代か、それより少し上の世代の人たちである。

当時、われわれ団塊の世代の人間は、まだ45、6歳だったと思う。

まだまだ若く、元気もあった。

だから、無理して家を建て替えたり、商売を再開したりされたのだろうが、その後、景気の低迷と、地震前より人口が減ったことなどが相俟って、経済的に苦しい状況が続いているという。

まったく他人事ではない、

われわれも、現在住んでいる川西の家は、地震の翌年建て替えたものだ。

地震前の建て替える前の家には、夫の母、つまり義母が一人で住んでいた。

建て替える前の家は、築60年の古家だったから、地震で半壊になった。だから一階はまだしも、二階はまっすぐ歩けないような状態になっていた。

われわれは当時住んでいた大阪のマンションもまだローン返済中だったけれど、この建て替える前の川西の家は、もうひと揺れすれば義母の命にかかわるかもと、義母の預金の一部と夫のローンで建て替えた。

当時、長男、長女は大学生で、教育費も山場だった。

思えば、どうやって、この20年を過ごしてきたかと感慨深いものがある。

”クローズアップ現代”では、今夜も明夜も「阪神・淡路大震災」がテーマだそうだ。

  ふたむかし前は壮年だつたはず老い坂くだる団塊世代も  biko