静 夜 思

挙頭望西峰 傾杯忘憂酒

★ 2015.12.08   ≪ ここでも憲法無視が! ≫  「特定秘密保護」で会計検査院が資料請求できない

2015-12-08 22:12:37 | トーク・ネットTalk Net
 ★ 特定秘密保護法 会計検査院「憲法上、問題」指摘 http://mainichi.jp/articles/20151208/k00/00m/040/176000c
* 情報隠し 危険はらむ
 会計検査院にとって、大日本帝国憲法下では軍事関係予算の検査に限界があった。政府・軍の機密費が会計検査の対象外だったため、膨れ上がった軍関係予算の多くがブラックボックスに入った。「会計検査院百年史」は、軍事上の秘密漏えいを処罰する軍機保護法(1937年改正)によって「会計検査はかなり制約を受けた」と記す。
 現行憲法90条はこうした反省から「国の収入支出の決算は、すべて毎年会計検査院が検査する」と規定する。検査院は内閣から独立している。これまでも自衛隊法の規定する防衛秘密について検査院への提供を制限する規定はなかった。
   秘密保護法10条1項について、元会計検査院局長の有川博・日本大教授(公共政策)は「検査を受ける側が(提出文書を)選別できるなら、憲法90条に抵触すると言わざるを得ない」と指摘する。← 安倍内閣より前に、国家支出を検査する側の責任者を務めた人物の指摘である。

 そう、検査される側が資料提出を合法的に拒めるようにした根拠が「特定秘密保護法」なのである。 何とフザケた仕組みだ?
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  ≪ 民泊禁止のマンション契... | トップ | ☆ 2015.12.10 ≪ 安倍内閣は... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

トーク・ネットTalk Net」カテゴリの最新記事