◆ 立憲民主党は先日「消費税を5%に減税する」を目玉政策にあげた。『時限的な・・・』との但し書きが歯切れの悪さを招き、ちょいと拙いが・・。
所得の低い人ほど、所得に対する消費税負担が重くなる≪逆累進性≫があるからこそ、(負担格差という反正義の是正)&(買い控え助長による消費委縮)の為にも減税は正論だ。
★ 消費税導入時の理由付けだった筈の【拡大する社会保障費に充当する】は実のところ真っ赤なウソになっている。・・此のウソを野党はわかりやすい言葉で国民に訴えてきたか?
1989年から2018年までの30年間、消費税収入は372兆円。減税された法人税減収額は291兆円。つまり消費税収入の約8割が法人税減収の穴埋めに使われたのだ!
同時に個人所得税の累進課税率が緩められた事実と併せてみるなら、消費税は社会保障のためにではなく、法人と富裕者層を助ける血税となっている、ここだ。
▲ その法人税減税、これは外資誘致拡大及び成長力/国際競争力を落とした日本企業を助ける筈だったが、30年の長きにわたり経済成長は停滞したまま。これが今の現実である。
大企業の内部留保だけが膨らみ、下がる一方の賃金水準は微増の物価上昇で勤労者福祉には回っていない。 これを【失政】といわずして何とよぼうか?
◎ 旧民主党政権の失敗が惨め過ぎ、やすやすと復帰をゆるしてしまった自公政権だが、その無能・無策は国民誰もが気づき、もう9年も経つのに野党に任せようという気運が未だに盛り上がらない。
其処をどうするのか? タイミングよく【週刊金曜日10/1日号-P14-】で、田中優子氏&山口二郎氏の対談がここを具体的に取り上げ、わかりやすく展開しているのでお読み戴きたい。
山口法政大学教授は民主党時代から枝野代表のアドヴァイザー的立場で今に至る人。それだけに枝野代表に何が足りないのかも素直な言葉で語っており、それが新鮮だ。
無論、枝野氏とて助言に耳を貸さぬ狭量さはないと信じたいので、私は何とぞ、次の衆議院選挙で自公政権の傲慢横暴を止め、ガラパゴス性を矯める国政へ転換させて欲しい。
所得の低い人ほど、所得に対する消費税負担が重くなる≪逆累進性≫があるからこそ、(負担格差という反正義の是正)&(買い控え助長による消費委縮)の為にも減税は正論だ。
★ 消費税導入時の理由付けだった筈の【拡大する社会保障費に充当する】は実のところ真っ赤なウソになっている。・・此のウソを野党はわかりやすい言葉で国民に訴えてきたか?
1989年から2018年までの30年間、消費税収入は372兆円。減税された法人税減収額は291兆円。つまり消費税収入の約8割が法人税減収の穴埋めに使われたのだ!
同時に個人所得税の累進課税率が緩められた事実と併せてみるなら、消費税は社会保障のためにではなく、法人と富裕者層を助ける血税となっている、ここだ。
▲ その法人税減税、これは外資誘致拡大及び成長力/国際競争力を落とした日本企業を助ける筈だったが、30年の長きにわたり経済成長は停滞したまま。これが今の現実である。
大企業の内部留保だけが膨らみ、下がる一方の賃金水準は微増の物価上昇で勤労者福祉には回っていない。 これを【失政】といわずして何とよぼうか?
◎ 旧民主党政権の失敗が惨め過ぎ、やすやすと復帰をゆるしてしまった自公政権だが、その無能・無策は国民誰もが気づき、もう9年も経つのに野党に任せようという気運が未だに盛り上がらない。
其処をどうするのか? タイミングよく【週刊金曜日10/1日号-P14-】で、田中優子氏&山口二郎氏の対談がここを具体的に取り上げ、わかりやすく展開しているのでお読み戴きたい。
山口法政大学教授は民主党時代から枝野代表のアドヴァイザー的立場で今に至る人。それだけに枝野代表に何が足りないのかも素直な言葉で語っており、それが新鮮だ。
無論、枝野氏とて助言に耳を貸さぬ狭量さはないと信じたいので、私は何とぞ、次の衆議院選挙で自公政権の傲慢横暴を止め、ガラパゴス性を矯める国政へ転換させて欲しい。