◎【StarsINsider】世界で靴を脱ぐべきなのはどこ?
どこまで正確かを気にしなければ面白い記事なので、拾ってみた。日本で生まれ育った者は外国へ行き初めて習慣の違いに気づき、異文化を少し考える。行かなければ考える機会はない。
大雑把に分類すると・・【A】主客の例外なく靴を脱ぐ国 【B】脱ぐ習慣は無いうえ、来客に脱ぐよう求めるのは失礼だと考える国 【C】主客問わず、全く/殆ど脱ぐ習慣がない国
【A】日本、ベトナム、タイ、インド、イスラム諸国(パキスタン・アフガニスタン・イラン・トルコ)、ギリシャ、カナダ、ハワイ、ロシア、バルカン諸国、北欧、ドイツ、オーストリア、伊(ベネチア・ジュリア州)
【B】オランダ、イタリア、イスラエル、フランス 【C】モンゴル、ベルギー、英国、オーストラリア、アイルランド、スパイン、ポルトガル、中国、韓国、アメリカ、ブラジル
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ここに挙がってない国がまだあるし+<玄関で脱ぐのか/部屋の前で脱ぐのか>(カーペットや板張りなら脱ぐのか)などの違いもあろう。だが、概ね、上の分類は当たっているようだ。
世界の人口に占める比率から言うと【C】が【A】をやや上回るか? では、なぜ屋内で履物を脱ごうとするのか/しないのか? ここには興味深い違いがありそうだ。
①「宗教倫理の観点から屋内での履物着用を不浄と考える」イスラム圏。 ② 宗教とは無関係に「屋内での履物着用を不浄と考えない」中国、モンゴル、韓国。
③「宗教とはいえない清浄意識から屋内での履物着用を不浄と考える」日本。 ← これは①②④のどれでもない、世界では稀な清浄/不浄感覚であり、「ウチソト意識」が深く影響している?
④「屋内/屋外にウチソト意識をもたない」諸国。 ← イスラム教と同じ一神教でありながら、キリスト教/ユダヤ教諸国は履物(=外界)を不浄とは考えない。
縄文人やアイヌ人を含む北方民族は鹿や猪・熊の革・鮭の皮で作った靴を屋外で履いていたことが知られるが、屋内では裸足だったとされる。それが弥生人以降の日本人の習慣に受け継がれた?
その太古からの習慣に加え、弥生から古墳期以降に天皇一族支配が出来上がる過程で生まれた≪ 神道アミニズム≫のもつ「結界意識/白浄感覚」が<屋内では靴を脱ぐ>習慣を強固にしたのだろう。
日本人の美意識は≪世界では稀な清浄・不浄感覚≫から来ている。然し、稀だから優れているのでは決してなく、日本文化の源が世界では超少数派の特異な感性に根ざす事を己惚れてはならない。
どこまで正確かを気にしなければ面白い記事なので、拾ってみた。日本で生まれ育った者は外国へ行き初めて習慣の違いに気づき、異文化を少し考える。行かなければ考える機会はない。
大雑把に分類すると・・【A】主客の例外なく靴を脱ぐ国 【B】脱ぐ習慣は無いうえ、来客に脱ぐよう求めるのは失礼だと考える国 【C】主客問わず、全く/殆ど脱ぐ習慣がない国
【A】日本、ベトナム、タイ、インド、イスラム諸国(パキスタン・アフガニスタン・イラン・トルコ)、ギリシャ、カナダ、ハワイ、ロシア、バルカン諸国、北欧、ドイツ、オーストリア、伊(ベネチア・ジュリア州)
【B】オランダ、イタリア、イスラエル、フランス 【C】モンゴル、ベルギー、英国、オーストラリア、アイルランド、スパイン、ポルトガル、中国、韓国、アメリカ、ブラジル
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ここに挙がってない国がまだあるし+<玄関で脱ぐのか/部屋の前で脱ぐのか>(カーペットや板張りなら脱ぐのか)などの違いもあろう。だが、概ね、上の分類は当たっているようだ。
世界の人口に占める比率から言うと【C】が【A】をやや上回るか? では、なぜ屋内で履物を脱ごうとするのか/しないのか? ここには興味深い違いがありそうだ。
①「宗教倫理の観点から屋内での履物着用を不浄と考える」イスラム圏。 ② 宗教とは無関係に「屋内での履物着用を不浄と考えない」中国、モンゴル、韓国。
③「宗教とはいえない清浄意識から屋内での履物着用を不浄と考える」日本。 ← これは①②④のどれでもない、世界では稀な清浄/不浄感覚であり、「ウチソト意識」が深く影響している?
④「屋内/屋外にウチソト意識をもたない」諸国。 ← イスラム教と同じ一神教でありながら、キリスト教/ユダヤ教諸国は履物(=外界)を不浄とは考えない。
縄文人やアイヌ人を含む北方民族は鹿や猪・熊の革・鮭の皮で作った靴を屋外で履いていたことが知られるが、屋内では裸足だったとされる。それが弥生人以降の日本人の習慣に受け継がれた?
その太古からの習慣に加え、弥生から古墳期以降に天皇一族支配が出来上がる過程で生まれた≪ 神道アミニズム≫のもつ「結界意識/白浄感覚」が<屋内では靴を脱ぐ>習慣を強固にしたのだろう。
日本人の美意識は≪世界では稀な清浄・不浄感覚≫から来ている。然し、稀だから優れているのでは決してなく、日本文化の源が世界では超少数派の特異な感性に根ざす事を己惚れてはならない。
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