☆ 大韓航空:検察当局、前副社長逮捕 客室担当の常務も http://mainichi.jp/shimen/news/20141231ddm041020038000c.html
・ 逮捕容疑は航空機の安全運航を阻害したとする航空保安法違反(航路変更など)のほか、刑法上の強要、業務妨害。
また検察は、客室責任者らに虚偽の証言を強要したなどとして、証拠隠滅などの容疑で客室担当常務(57)を逮捕した。
・ この事件では、国土交通省による調査内容を常務に漏らした疑いで、大韓航空出身の同省調査官が26日に逮捕されている。
何と形容していいのやら、日本社会でも類似のことが絶無、とは言い切れまいが・・・。 儒教伝統の<法ではなく>人が治める社会の象徴?
中国で吹き荒れる「反腐敗キャンペーン」の根源に見え隠れする「人脈で組織が動く社会」と同根だろう。
組織マネジメント論では、これを「組織ではなく、仕事が属人化している」という。 儒教伝統の呪縛は薄い日本だが、以て他山の石にすべし、肝に銘じたいものだ。
☆ 毎日社説: 法人減税 国民の理解が不可欠だ http://mainichi.jp/shimen/news/20141231ddm003070084000c.html
・ 減税による税収減の穴埋め策の柱は、事業規模に対して課税する法人事業税(地方税)の外形標準課税の拡大だ。赤字企業への課税も
強化される。税負担は薄く広くという公平性に沿ったものだが、結果として利益が大きい企業には有利に働く。
例の<トリクルダウン理論>への疑念に加え、政府が国会議員定数削減を始とする行政改革や、歳出切り詰めを一向にやる気が無さそうに見える
ことへの庶民の苛立ち。これを代表する社説だ。 が、同時に「消費税への軽減税率導入」「高額資産保有高齢者への国民年金支給カット」そして
「福祉関連賃金水準の引き上げ」などなど、財源手当てと合意の困難な複数の施策実行も組み合わせた訴えでないと、”中小いじめ””大企業叩き”
イメージだけの貧相な床屋談議に社説が終始してしまうのでは? それが今朝の私の直感だ。
社説といえど「見出しキャッチ」性は無視できないためテーマを絞るのは有効だろうが、どの新聞であれ購読者の中で、進んで社説を読む人は一定の知的水準と
思考能力を持ち合わせていようから、現下の政策課題が多岐に亘り、且つ同時に実行を要求する大変難しいものであることは百も承知。そこを平明に論述して欲しかった。
・ 逮捕容疑は航空機の安全運航を阻害したとする航空保安法違反(航路変更など)のほか、刑法上の強要、業務妨害。
また検察は、客室責任者らに虚偽の証言を強要したなどとして、証拠隠滅などの容疑で客室担当常務(57)を逮捕した。
・ この事件では、国土交通省による調査内容を常務に漏らした疑いで、大韓航空出身の同省調査官が26日に逮捕されている。
何と形容していいのやら、日本社会でも類似のことが絶無、とは言い切れまいが・・・。 儒教伝統の<法ではなく>人が治める社会の象徴?
中国で吹き荒れる「反腐敗キャンペーン」の根源に見え隠れする「人脈で組織が動く社会」と同根だろう。
組織マネジメント論では、これを「組織ではなく、仕事が属人化している」という。 儒教伝統の呪縛は薄い日本だが、以て他山の石にすべし、肝に銘じたいものだ。
☆ 毎日社説: 法人減税 国民の理解が不可欠だ http://mainichi.jp/shimen/news/20141231ddm003070084000c.html
・ 減税による税収減の穴埋め策の柱は、事業規模に対して課税する法人事業税(地方税)の外形標準課税の拡大だ。赤字企業への課税も
強化される。税負担は薄く広くという公平性に沿ったものだが、結果として利益が大きい企業には有利に働く。
例の<トリクルダウン理論>への疑念に加え、政府が国会議員定数削減を始とする行政改革や、歳出切り詰めを一向にやる気が無さそうに見える
ことへの庶民の苛立ち。これを代表する社説だ。 が、同時に「消費税への軽減税率導入」「高額資産保有高齢者への国民年金支給カット」そして
「福祉関連賃金水準の引き上げ」などなど、財源手当てと合意の困難な複数の施策実行も組み合わせた訴えでないと、”中小いじめ””大企業叩き”
イメージだけの貧相な床屋談議に社説が終始してしまうのでは? それが今朝の私の直感だ。
社説といえど「見出しキャッチ」性は無視できないためテーマを絞るのは有効だろうが、どの新聞であれ購読者の中で、進んで社説を読む人は一定の知的水準と
思考能力を持ち合わせていようから、現下の政策課題が多岐に亘り、且つ同時に実行を要求する大変難しいものであることは百も承知。そこを平明に論述して欲しかった。