静 夜 思

挙頭望西峰 傾杯忘憂酒

≪ 午後のつぶやき ≫ 無謀な富士登山者へ『死傷者記録掲示板』を    野球の7イニング制移行は?    誤審疑義への対応しない日本人は美しくなんてない

2024-08-03 15:24:54 | トーク・ネットTalk Net
【1】 <東京新聞>富士登山の遭難死者、昨年の倍 静岡県側 上半身裸にサンダルも…「安易な登山慎んで」
 ・静岡県警によると、10~28日の遭難者数は24人で、内訳は死者4人、負傷者11人、無事救助9人。遭難した原因は転倒が12人と最多で、低体温症などの病気が7人、道迷いが4人、その他が1人
  だった。遭難者数は昨年同期の28人から減っているが、今年は開山が梅雨明け前となり、悪天候が死者の増加につながったとみられる。山梨県警によると、山梨県側でも開山した1日から29日までに
  2人が遭難死している。
   ⇒ 今もあるのか知らないが、警察署や交番の入り口傍に「本日・昨日の交通事故死傷者数」の替札式もしくは電光掲示板表示があった。あの数字を眺めるとゾッとしたものだ。ご記憶ですか?
     あれと同じ標識板を登山口に英・中・韓国語表記で「事故理由」付きで設置すれば<無謀・軽率な弾丸登山者>を減らせないだろうか??
      (死傷理由)Freezing to death:凍死  Hypothermia:低体温症  Death by falling:滑落死  fracture:骨折負傷、etc.


【2】野球場の熱中症対策・・・7イニング制へ? 根本解決になるか?
・酷暑の連続で野外スポーツの熱中症危険度は上がる一方。そこで野球大会を伝統的な9回戦から7イニングに減らして、午前/午後の2部制にしてはどうか?というアイデアが検討されているらしい。
 メリットは熱中症患者抑止に加え、長すぎる試合時間で逃げられてきた野球ファンの取り戻しに少しは貢献するかもしれないだろう。ピッチクロック採用などより遥かに合理的だ。

  一方、イニングが減るとは、投手の投球数及び打者の打席数の減少であり、過去の記録との整合性を失うことになる。この違いは、ラッキーゾーンの有無や木製/アルミ製バットの違いとは
 比較にならない落差ではないか? こうなると、やはり解決策は野外からドーム球場への移管ではなかろうか? <青空の下で>が許されない環境になりつつあるのだから、もう諦めては?

【3】”誤審”続きのパリ五輪に「なぜ怒らない?」米国人記者が指摘する日本の「武士道」と「潔さ」の呪い
   https://news.yahoo.co.jp/articles/7f2e202298d6b5da7596648ea708c0ed3234c9ec

・「日本では選手が幼少期の頃から“審判は絶対”という教育を受ける。だからこそ試合で、それも世界中の注目が集まる大舞台で審判に猛抗議することは許されないと考えたのではないでしょうか
  (現地を取材した記者) 永山の“疑惑の判定”に対しては、全柔連が国際柔道連盟に文書で抗議の意を伝えたが、その回答は要領を得ないものだったという。

「申し訳ないけれど、柔道の判定もバスケットボールの判定も、選手が日本人ではなくアメリカ人だったら結果が変わっていたと思うんだ。同じ判定が僕たちに下ったら、今回とは比べ物にならない
 ほど強い抗議が飛び出すだろうからね。
アジア人が差別されているかはわからない。でも、日本人は静かだし、もし怒るとしてもネット上で、それも英語やフランス語ではないから影響がないと
 考えている人は多いように思う。
だから、ナメられないためには“怒り”をちゃんと表明する必要があるんだよ。それは真っ当なことなんだから」(前出・アメリカ人記者)
  ⇒ 記者の指摘は、私が帰国以来ずっと言い続けている<自己主張否定と論理忌避><伝統美学への自己陶酔>そのものだ。 『男は黙って・・』は通用しないばかりか、損するんだよ!
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鈴木宗男議員にみる「お人好し」気質の失敗   スポーツ選手のコンタクト装着   パワハラ知事の辞任ステップと関係者の惜しまれる自殺

2024-08-03 07:57:07 | 時評
◆【アサ芸プラス】北方領土4島「合意が無効に」大失態!「プーチンの飼い犬」鈴木宗男の”訪露ポチ外交”に永田町で嘲笑の嵐
・ウクライナ侵攻後、鈴木氏がロシアを訪問するのは昨年10月に続いて2度目だが、今回も滞在先のモスクワで、記者団に「喧嘩両成敗という言葉があるが、原因を作った方がもっと悪い」と語るなど、
 従来の主張を繰り返した。
1)2022年9月、ロシアは日本の制裁に対する対抗措置として、北方4島のビザなし交流に関する合意を「無効」とする一方、墓参を認めた合意については「有効」としていた。それが鈴木氏の訪露に
  よって「無効」とされてしまったのだから、大失態である。
2)歯舞群島の貝殻島周辺での「コンブ漁」と、北方4島周辺海域での「安全操業」の再開についてもしかり。鈴木氏は「ロシア側から『近く貝殻島灯台の修理が終わる』との説明を受けた」と成果を
  強調したが、コンブ漁の再開時期は不明のまま。安全操業の再開に至っては、ロシアから「日本の態度次第」とクギを刺されてしまった。
 ⇒ 鈴木氏に限らず安倍元首相の対露外交もお同じ穴のムジナである。対トランプも然り。「個人同士の繋がり」は日本人の<お人好し+浪花節>好みがなせる幻想でしかない。未だわからないか!

◇【The Digest】 柔道女子・素根輝が準々決勝に敗れるもファンは試合中の“信じられないハプニング”に動揺「舐めてそのまま入れるの怖すぎる」

・パリ五輪柔道女子78キロ超級の試合が現地8月2日に行なわれ、日本代表の素根輝が準々決勝で敗れた。一方でファンの間では試合中のある出来事が話題となった。
 試合では素根が途中2度もコンタクトレンズがとれ、一度地面に落ちたレンズを口に含み目に装着する場面も。また、直後にはオズデミルもレンズがずれたのか、まばたきをする様子も見られた。
 ⇒ 柔道に限らず、スポーツ選手がコンタクトレンズを装着する例は多い。例えば、大相撲の豊勝龍もそうだ。錦木のように強度の近視ながら装着しない力士も居る。
   白内障手術では人口の水晶体を入れて視力を回復できる。私も施術を受け、今では裸眼で生活ができている(老眼矯正できる複焦点レンズもあるがバカ高い!←若者には不要)。
   かねてから私は言っているが、スポーツ選手に限らず、強度の近視や乱視に悩む青少年にレンズ交換施術を許可すれば、悩みの大半は解決できるのでは? 何故、その声は盛り上がらない?
    眼鏡業界からの票田に不都合があるから?


◆【毎日新聞】パワハラ疑惑の兵庫県知事「調査に対応」 議会百条委、喚問決定

・告発文は、知事が出張先で20メートルほど手前で公用車を降りて歩かされたことに立腹して職員らを怒鳴ったなどパワハラと受け取れる言動について記述。これに対し、斎藤知事は6月の記者会見で、
 事実をおおむね認め「業務上の指導の範囲内だった」と弁明した。
 元局長が百条委に向けて作成し、調査資料に採用された陳述書でも、職員に対する新たなパワハラ疑惑が浮上している。百条委は職員約9700人にアンケート調査を実施しており、1日午後5時までに
 3538件の回答があった。
 ⇒ この「百条委員会」でできるのは<辞職勧告>まで。次は「不信任決議」で、これが県議会で可決されて始めて知事は失職する。過去、いくつかの自治体で此のステップを踏み首長が辞任した
   例はある。「百条委員会」を経ずに直接「不信任決議」に進む手段はあるが、パワハラ疑惑の場合、金銭絡みと違い、証拠建てのステップは飛ばせないから、今回もやむをえない?
    唯、前にも書いたが「モリ加計事件」の時と同様、どうしてキーパーソンは証拠を残しながら自殺を選ぶのだろう?酷なようだが、死ぬことで摘発が進むと期待するのは甘すぎないか?
   自殺せず「百条委員会」で証言すれば、これほど決定的な強さはないのに。 証拠を残す強い意志力に緻密さと正義感があったなら、何故? 責めるのではないが、実に惜しい判断だ。

 然し、改めて思うのは、兵庫県の有権者は自分の投票行動を振り却って欲しい、ということ。何も兵庫県に限らず国会議員への投票も同じである。議員選出はタレントの人気投票じゃない。
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