【第4日】7月24日 ~承前~
もう少しババ・ニョニャ・マンションについて。先に紹介した螺鈿細工に留まらず、中国人が大好きな金細工や象牙細工(写真左)の気が遠くなりそうに精巧な作品は、ヨーロッパの王侯貴族にも決して引けをとらないのでは?と自分は知らないながらも想像してみた。写真中央のS字型に造られた椅子は俗にいう<Lover's Chair>なのかしらん、と気を廻した次第。むくつけき野郎ふたりで台無しだが、ご容赦を。右は屋敷の台所用井戸の真上に施されているタイル貼りの絵柄であるが、眼を近づけてチェックするも、どんなに小さな構図も手を抜いていないのには感服した。
さて、ニョニャ博物館を後に向かったのはババ・ニョニャ博物館と同じく世界歴史文化遺産の指定を受けている<周家水上集落>Chew Jetty だ。ここは華南から渡ってきた庶民が水上に家屋を建てて住み着いたもので現在も居住者が居る。水上家屋そのものはあちこちに在る。何が世界遺産指定に価するのか、正直いって滞在中は理解できていない。唯、海中に刺した柱の固定方法が(ガイド君に言わせれば)当時としては進んでいたようで、トタン板ようの筒を継ぎ足してセメントを流し込み続けたという。例えばヴェニスの場合、柱は全て樹木そのままである。地中海とは海底の土質も違うのだろうが・・・・。
このあと、町の名前は忘れたが、Wall Art が人気になり観光客も増えたという街に行った。何てことは無い平凡な地方都市ながら、誰か知恵者がいたのだろう。写真左がシバシバ旅行番組でも取り上げられるアート。 それよりも私は、昼食で寄った店でお気に入りの<鳳爪=Chicken Feet>を堪能できたのと、初めて口にした<龍珠果=Dragon Ball Fruit>の味に見せられた。 ←(写真右奥列の濃い紫色)
いよいよピナン島からマレー本土に戻り、ミニバンは一路南下してK.L.を目指す。この24日は実に盛りだくさんな1日だった。 ≪ つづく ≫
もう少しババ・ニョニャ・マンションについて。先に紹介した螺鈿細工に留まらず、中国人が大好きな金細工や象牙細工(写真左)の気が遠くなりそうに精巧な作品は、ヨーロッパの王侯貴族にも決して引けをとらないのでは?と自分は知らないながらも想像してみた。写真中央のS字型に造られた椅子は俗にいう<Lover's Chair>なのかしらん、と気を廻した次第。むくつけき野郎ふたりで台無しだが、ご容赦を。右は屋敷の台所用井戸の真上に施されているタイル貼りの絵柄であるが、眼を近づけてチェックするも、どんなに小さな構図も手を抜いていないのには感服した。
さて、ニョニャ博物館を後に向かったのはババ・ニョニャ博物館と同じく世界歴史文化遺産の指定を受けている<周家水上集落>Chew Jetty だ。ここは華南から渡ってきた庶民が水上に家屋を建てて住み着いたもので現在も居住者が居る。水上家屋そのものはあちこちに在る。何が世界遺産指定に価するのか、正直いって滞在中は理解できていない。唯、海中に刺した柱の固定方法が(ガイド君に言わせれば)当時としては進んでいたようで、トタン板ようの筒を継ぎ足してセメントを流し込み続けたという。例えばヴェニスの場合、柱は全て樹木そのままである。地中海とは海底の土質も違うのだろうが・・・・。
このあと、町の名前は忘れたが、Wall Art が人気になり観光客も増えたという街に行った。何てことは無い平凡な地方都市ながら、誰か知恵者がいたのだろう。写真左がシバシバ旅行番組でも取り上げられるアート。 それよりも私は、昼食で寄った店でお気に入りの<鳳爪=Chicken Feet>を堪能できたのと、初めて口にした<龍珠果=Dragon Ball Fruit>の味に見せられた。 ←(写真右奥列の濃い紫色)
いよいよピナン島からマレー本土に戻り、ミニバンは一路南下してK.L.を目指す。この24日は実に盛りだくさんな1日だった。 ≪ つづく ≫