静 夜 思

挙頭望西峰 傾杯忘憂酒

≪ やっと出た! 内部当事者の控えめな声 ≫   オリンピックは強行すべきなのか?  日本だけじゃない 不完全な姿で集めるのは 選手の為になるか?

2020-07-31 19:29:45 | 時評
★★:それでも五輪をやるのか? 選手の本音を聞きたい ソウル柔道(銅メダル)・山口香さん
https://mainichi.jp/articles/20200731/k00/00m/040/003000c?cx_fm=mailyu&cx_ml=article&cx_mdate=20200731

★ 山口さんのエッセンスは以下に尽きる・・・。
 <五輪には特別な雰囲気がある。でも、たとえば無観客でもやるのか。もし「来ないでください」と言われる国や「日本へは行きたくない」
 と言う国が出てきても、それでもやるのか。 強豪国が出場しなくても世界最高峰の戦いと言えるのか。感染リスクをどう考えるか。
 メディアもそういった質問が足りない。> 
 ← 要は、五つの大陸から闘うに相応しい選手が揃わぬ大会に何の意味を見出すのか? 意味を問わずに何が得られるのか?

* 山口さんの指摘は迎え入れる日本側の視点だが、送り出す各国の視点から視たらどうなるか? 代表選考が出来ないまま、何が世界大会だ?? 
  日本とは違い、権利意識高い選手だから黙る筈はない。 是を知っているIOCの立場からみて、全体のリスク管理責任は誰に振り向ける? 
   でも・・誰も負えない。
  結局、招致都市たる東京が負うXXXX億円の赤字で終わるのだ。 だが、誰も責任を引き受けない。。 それが今の日本なのだよ、君!! 


● 大会延期/中止でIOCから得られる弁済金と比べ、国&東京都の投下した資金回収は覚束ない。 それは国民が知っている。 
  もう幾らが足搔いてもこれまでの五輪は出来ない!   観念したかい? え? 日本国民よ!!!
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≪ 生きづらい社会だから安楽死を考えるのか? ≫    そればかりではあるまい?  『誇りの為に自裁する』 それを咎める権利が誰にある?

2020-07-29 13:10:31 | 時評
安楽死を望む患者に医師がすべきことは何か:小野沢滋・みその生活支援クリニック院長
https://mainichi.jp/premier/health/articles/20200727/med/00m/100/005000c?cx_fm=mailhiru&cx_ml=article&cx_mdate=20200729

言うまでもなく本件は複雑であり且つ正解のない問いなので、老若男女問わず、我々がエンドレスに考え続けなければならないテーマだ。
お読み戴くと分かるが、この記事で小野沢氏が書いておられる事、それは医師の立場と職業倫理からして、極めて誠実であり私は感銘を受ける。

唯、それでも私には「障碍者や難病患者が生きる事に負い目を感じる社会でなくす」ことが即ち、安楽死を望む人々全てを救うことではないと思う。 
何故なら、死にたいと願う人の全てが、周囲の親族を含め(社会)に負担を掛ける事に負い目を感じる一点から「消えたい」と願うのではなかろうと
感じるからだ。 


死を選びたい障碍者または患者自身は、己が抱く<尊厳:Diginity><生の質:Quality ofLife>を損なう現在時間を生き続けるのを止めたいのだ。
だが、自分では悔しいことに抗うすべがない。 其の無念さは、本人しか分かりはすまい。 例え親・家族であろうが、替わってあげられないのだ。
それを克服する人も居れば妥協を自分に許さないヒトもいよう。 では、妥協しない人を「心が弱いからだ・・」などと貴方は責められるか???
(責める事はできない)と貴方が思うのであれば、それは「自裁する自由」を認めることに繋がる。 これは、精神に異常をきたしたヒトや体は健常な
がら世俗の理由から逃避すべく自殺する場合とは土俵が違う。
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もう一度言うよ!  韓国の侮辱的挑発行動:外務大臣 or 首相じゃなく なんで内閣官房長官が非難コメントするの?  外務大臣の仕事は何?

2020-07-28 22:05:26 | 時評
日韓関係に決定的な影響、菅氏「首相の謝罪像」批判https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61978020Y0A720C2MM0000/?n_cid=NMAIL007_20200728_Y
<菅氏は「事実かどうかは確認していない」と断ったうえで「国際儀礼上許されない」と語った
。慰安婦問題に関しては「最終的かつ不可逆的な解決を確認した日韓合意の着実な実施を引き続き強く求める」と強調した。>

● 言っている言葉&内容は何ら可笑しくはない・・・ 私も支持するよ 
 だが、、同じ言葉でも国家間の事柄(=Matter)を、誰が発言するのか? 論理を外れてる!!
  官房長官が謂うなら、外相要らないね?  日本の仕組みは狂ってるんじゃ??
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再び問う ≪ ”生きる権利” vs ”自ら死を選ぶ権利” ≫    是は(二者択一ではなく 並存させる自由を公平に認めるか否か) である

2020-07-28 08:17:18 | 時評
「死ぬ権利よりも生きる権利守る社会に」 ALSの舩後参院議員https://mainichi.jp/articles/20200723/k00/00m/040/159000c

(1) <私も、ALSを宣告された当初は、できないことが段々と増えていき、全介助で生きるということがどうしても受け入れられず、
   「死にたい、死にたい」と2年もの間、思っていました。しかし、患者同士が支えあうピアサポートなどを通じ、自分の経験が他の患者さんたちの
   役に立つことを知りました。死に直面して自分の使命を知り、人工呼吸器をつけて生きることを決心したのです。> 
    ← それは舩後氏の価値観に基づく自由な決心であり、何ら咎める点はないが、飽くまで、一つの考え方に過ぎない!

(2) <「死ぬ権利」よりも、「生きる権利」を守る社会にしていくことが、何よりも大切です。どんなに障害が重くても、重篤な病でも、
   自らの人生を生きたいと思える社会をつくることが、ALSの国会議員としての私の使命と確信しています。> 
    ← 「生きる権利」を守る方がなぜ<何よりも大切>と決めつけるのか? 片方の自由を奪う事であるのに、そこに合理的理由は有るか?
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≪ 日本人の宿痾 ≫   いまだに”大きい事は好いことだ!”    面倒なので”一度決めたら修正/中止しない”   コロナで大事な政策論議が思考停止に  

2020-07-28 06:05:17 | 時評
【日経ビジネス】いまだ「訪日客6000万人」を掲げる愚、欠けている安全保障の視点:
<細川昌彦中部大学特任教授(元・経済産業省中部経済産業局長>

https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00133/00039/?P=1 
詳しくは本文を参照願う事にして、細川氏が指摘しているポイントは次の3点に絞られる。観光政策を例にとるが、内容は日本人の宿痾を象徴する悪弊である。
細川氏が言う「安全保障の視点」とは国防上の視点だけではない。 危機対応に旧態依然の姿勢でしか臨めない無能・無神経の危うさを言っているのだ。。。

(1) インバウンド観光だけでなく、何でも中国依存の危険性=カントリーリスク
  ・・・尖閣国有化時の希少資源禁輸同様、日本に限らず、中国は使えるものは何でも外交揺さぶりの武器にする政権である。
     中国依存のリスクは、観光政策どころか、巨大市場に釣られカントリーリスクに目をつむった製造業の進出そのものだ。


(2) 「質より量」を追い続ける数値目標優先が浅薄な成果主義と一緒くたになり、国益尊重に逆行
  ・・・”高度成長の夢よ/もう一度”から卒業できない利権構造と政治。だから状況が変化しても政治家&官僚そろって、軌道修正を頑なに拒む。 

(3) 観光のみならず、防災・規制改革など国策の根幹改革の議論がコロナ禍で消し飛んだ
  ・・・コロナ対応で余裕なく「思考停止」に官僚&政治家揃って陥ったままだ。 これでは武力紛争/大規模天災などの突発事態に対応不能だ。
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