☆ (社説)旧姓使用拡大 国の成長の道具ですか http://digital.asahi.com/articles/DA3S12383369.html?rm=150
・ 希望すれば、結婚前の姓を住民票やマイナンバーカードに併記できる。そのように政令を改める方針を政府がきめた。国家公務員が旧姓を使える範囲の拡大なども検討
するという。
・ 今回の措置が法改正をめぐる議論にブレーキをかける方向に働かないか、注意して見ていく必要がある。夫婦別姓訴訟の判決で最高裁が昨年12月、旧姓使用の広がりを
根拠のひとつにあげて合憲の結論を導きだしているだけになおさらだ。
⇒ ここにも行政府(=内閣・官庁)による司法軽視が明白にうかがえる。 最高裁の注釈は「夫婦別姓」を否定しないが、女性が旧姓を私的に通用させている”現実”で、
何とか結婚による同性使用を強制する民法の矛盾をかわし、立法府が詰めて欲しいという期待を顕わしたものだ。今回の政令は、立法府として議論を進めるのでなく、
最高裁の言葉を逆用し「旧姓併用」を促進することで民法改正を葬り去ろうというものであろう。 これまた自民党の「正面から答えない」体質の最たるもの。
これでは、いつまでもモノゴトの核心を正面から論じない政治のままだ。
☆ 「禎子の鶴」、平和へ願いを 遺族や元大統領孫がNPO http://digital.asahi.com/articles/ASJ5Y4D45J5YUHBI00G.html?rm=452
・ 広島の被爆遺族と原爆投下を命じたトルーマン元大統領の孫が親しく交流を重ね、折り鶴の物語を通して、平和への願いを、雅弘さんやダニエルさんが講演などで伝えるほか、
日本の学生や教育者を米国に招き、米国の学生らと討論するイベントなどを開くNPOをロサンゼルス拠点で開始するそうだ。
<祐滋さんは「オバマ大統領も広島を訪ねて原爆の悲惨さがわかったと思う。日本人も真珠湾を訪れるべきだ。戦争で被害を受けたことばかり言ってもだめだと思う」と話した。太平洋戦争を巡る歴史を相手の立場から理解するための教育活動にも力を入れたいという。ダニエルさんは「社会を引き継いでいく子供たちの教育が大切だ」と語った。
現実の国際政治では、核兵器は通常戦力の劣勢を一発で補える「金の卵」。ロシア、中国、北朝鮮、パキスタンなどが其の実例である。例え使えなくても、持っていることで恫喝はできる。現に、これらの国々の外交安保の基本がそれだ。だから、アメリカ含め、核兵器ゼロの日は来ないだろう。
然し、理想を絶やさず訴え続ける精神まで失えば、世界はいよいよ破滅に近づく。 はかない祈りだが、祈り続けるしかない。
・ 希望すれば、結婚前の姓を住民票やマイナンバーカードに併記できる。そのように政令を改める方針を政府がきめた。国家公務員が旧姓を使える範囲の拡大なども検討
するという。
・ 今回の措置が法改正をめぐる議論にブレーキをかける方向に働かないか、注意して見ていく必要がある。夫婦別姓訴訟の判決で最高裁が昨年12月、旧姓使用の広がりを
根拠のひとつにあげて合憲の結論を導きだしているだけになおさらだ。
⇒ ここにも行政府(=内閣・官庁)による司法軽視が明白にうかがえる。 最高裁の注釈は「夫婦別姓」を否定しないが、女性が旧姓を私的に通用させている”現実”で、
何とか結婚による同性使用を強制する民法の矛盾をかわし、立法府が詰めて欲しいという期待を顕わしたものだ。今回の政令は、立法府として議論を進めるのでなく、
最高裁の言葉を逆用し「旧姓併用」を促進することで民法改正を葬り去ろうというものであろう。 これまた自民党の「正面から答えない」体質の最たるもの。
これでは、いつまでもモノゴトの核心を正面から論じない政治のままだ。
☆ 「禎子の鶴」、平和へ願いを 遺族や元大統領孫がNPO http://digital.asahi.com/articles/ASJ5Y4D45J5YUHBI00G.html?rm=452
・ 広島の被爆遺族と原爆投下を命じたトルーマン元大統領の孫が親しく交流を重ね、折り鶴の物語を通して、平和への願いを、雅弘さんやダニエルさんが講演などで伝えるほか、
日本の学生や教育者を米国に招き、米国の学生らと討論するイベントなどを開くNPOをロサンゼルス拠点で開始するそうだ。
<祐滋さんは「オバマ大統領も広島を訪ねて原爆の悲惨さがわかったと思う。日本人も真珠湾を訪れるべきだ。戦争で被害を受けたことばかり言ってもだめだと思う」と話した。太平洋戦争を巡る歴史を相手の立場から理解するための教育活動にも力を入れたいという。ダニエルさんは「社会を引き継いでいく子供たちの教育が大切だ」と語った。
現実の国際政治では、核兵器は通常戦力の劣勢を一発で補える「金の卵」。ロシア、中国、北朝鮮、パキスタンなどが其の実例である。例え使えなくても、持っていることで恫喝はできる。現に、これらの国々の外交安保の基本がそれだ。だから、アメリカ含め、核兵器ゼロの日は来ないだろう。
然し、理想を絶やさず訴え続ける精神まで失えば、世界はいよいよ破滅に近づく。 はかない祈りだが、祈り続けるしかない。