さて、 そろそろ、俺の終わりは近いな。 最終幕間のカーテンが見えてるぜ。 友よ、はっきり云おう、 自分の人生がどんなものだったか、俺が一番知ってるからな。
俺は、めいっぱい人生を送ってきた、 どんな道も どこへでも 旅をした。 そう、言葉でいい尽くせないほど 何でも 俺は自分のやり方でやってきた。
後悔? そりゃ、あるさ。 でも 言っとくが 後に引くほどのことは無いよ。 その時々 やんなきゃならないことはやった、最後まで誤魔化さず それを見つめたよ。
此の道を進もうと決めた時は いつも念入りに準備した。 脇道に逸れないよう注意しながら、な。 そう、言葉じゃいい尽くせないほど いつも 俺は自分のやり方でやってきた。
うん、君も知ってのとおり、何度か あったね、身の丈以上に背伸びして バカなことをしてしまった時が。
でも 結局のところ 迷いや おかしげなところはあっても 俺はぐっと呑み込んで 吐き出した。
俺は逃げなかった、 背筋を伸ばし 立っていた、 俺は自分のやり方でやったよ。
恋もした。 笑ったり泣いたりもしたさ。 うん、俺の取り分は得たし、また 失ったものも有る。 でも、こうして涙が助けてくれるので 何もかも 今となっちゃ 心地いい慰めになる。
これまでしてきた全てを思うと、どうかだって?・・・・言わせてもらっていいかな? 俺はちっとも恥ずかしくなんかないよ
“ おお、俺は違う! 俺は自分のやり方で生きてきたよ ”って言いたい。
男って何だい? 何を掴んだか? それを知りたいから生きるのだろう? もし 自分で何にも掴まなかったなら そりゃ 空っぽの人生だ。
それって、心底こう思うよ と言えるものなんて何も無い、誰もが頷く言葉のひとつも云えない人生だ。
俺の足跡が言っている、 俺は体を張って 波風を受け止めてきたと。 俺はそれを 自分のやり方でやったのだ。 そう、それが俺の人生だったよ。
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シナトラがふと漏らした述懐を見事な歌に仕上げたポール・アンカの才能には脱帽!! 然し、つくづく こう言い切って 人生の最期を迎えたいものですな。
俺は、めいっぱい人生を送ってきた、 どんな道も どこへでも 旅をした。 そう、言葉でいい尽くせないほど 何でも 俺は自分のやり方でやってきた。
後悔? そりゃ、あるさ。 でも 言っとくが 後に引くほどのことは無いよ。 その時々 やんなきゃならないことはやった、最後まで誤魔化さず それを見つめたよ。
此の道を進もうと決めた時は いつも念入りに準備した。 脇道に逸れないよう注意しながら、な。 そう、言葉じゃいい尽くせないほど いつも 俺は自分のやり方でやってきた。
うん、君も知ってのとおり、何度か あったね、身の丈以上に背伸びして バカなことをしてしまった時が。
でも 結局のところ 迷いや おかしげなところはあっても 俺はぐっと呑み込んで 吐き出した。
俺は逃げなかった、 背筋を伸ばし 立っていた、 俺は自分のやり方でやったよ。
恋もした。 笑ったり泣いたりもしたさ。 うん、俺の取り分は得たし、また 失ったものも有る。 でも、こうして涙が助けてくれるので 何もかも 今となっちゃ 心地いい慰めになる。
これまでしてきた全てを思うと、どうかだって?・・・・言わせてもらっていいかな? 俺はちっとも恥ずかしくなんかないよ
“ おお、俺は違う! 俺は自分のやり方で生きてきたよ ”って言いたい。
男って何だい? 何を掴んだか? それを知りたいから生きるのだろう? もし 自分で何にも掴まなかったなら そりゃ 空っぽの人生だ。
それって、心底こう思うよ と言えるものなんて何も無い、誰もが頷く言葉のひとつも云えない人生だ。
俺の足跡が言っている、 俺は体を張って 波風を受け止めてきたと。 俺はそれを 自分のやり方でやったのだ。 そう、それが俺の人生だったよ。
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シナトラがふと漏らした述懐を見事な歌に仕上げたポール・アンカの才能には脱帽!! 然し、つくづく こう言い切って 人生の最期を迎えたいものですな。