★ 人手不足が迫る政策転換 問われる覚悟 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33257160R20C18A7SHA000/?n_cid=NMAIL007
・ <6月27日の党首討論では「移民政策」の定義を問われ「一定程度の規模の外国人およびその家族を期限を設けることなく受け入れる政策はとらない」と答えた。
裏返せば、大規模ではなく期限を設けて開国する宣言だ。
保守層を支持基盤とする首相。治安悪化などを理由に保守層には外国人受け入れに慎重論が多いとされ、首相も「移民政策はとらない」と繰り返してきた。
だが新たな宣言で移民の定義を狭めたことで、外国人労働者をさらに増やせる。>
⇒ 技能研修生制度は破綻した。貧しい国の出稼ぎ労働者は国際的な取り合いだ。日本は観光先としてではなく『住みたい国』になっているか? ← 此の反省は?
▼△ さて、皆さん”治安悪化などを理由に保守層には外国人受け入れに慎重論が多いとされ、首相も「移民政策はとらない」と繰り返してきた”。 問題なのは此の部分だ。
治安悪化は根拠なき表向きの口実に過ぎない。周囲に言葉も文化習慣も違う外国人の住みつくことに慣れない大衆心理を利用しただけだ。
安倍首相を支える”保守層”が <外国人が日本に定住するのを拒否せず、本人が望めば国籍も与える>政策=移民を受け入れる政策を渋る本当の理由、賢明な読者にはお見通しだろう。
保守国粋主義者のココロの中にある「ヤマト民族は単一の純血集団だ」という誤謬に満ちた虚構/ストーリーを維持したい一心。これを源泉とする神話が崩壊するのを恐れる情緒が、
移民導入への抵抗を支えているのである。 建国神話の公的否定は<神道を国家が保護してきたクニの在り方>を死守したい勢力にとり、「とんでもない」ことだろう。
この「とんでもない!」という感情は、理屈や価値判断以前の原始的エネルギーに満ちているから、パワーは強い。だから国粋勢力はいつまでも絶えることなく、根を張り続ける。
だが、無い袖は振れない。 絶対的に日本人だけで此の国が回らなくなる最悪の段階になり、ようやく守旧国粋勢力が方針転換したとしても、もう遅いだろう。だから、今から外国人と共に生活する技術と仕組みを準備せねば 共倒れになってしまう。
【1】真っ先に必要な政策は、日本語習得環境づくりを(企業、民間語学学校、ヴォランティアやNPO等)に依存するのではなく、公の仕組みとして予算をつけ、計画的に
整備すること。そうせねば、外国人の生活安定は望めない。”安定した生活が望めないから非行/犯罪に走る”のは日本人と同じだ。「外国人だから治安が悪化する」という
プロパガンダが如何に嘘っぱちか、少し考えたらわかることだ。
【2】次に並行して進めるべきは職業訓練学校の拡充だ。従来から在った学校は工業(製造業)に偏っていたので、これの拡大だけでなく広範な業界/業種に対応する訓練体系と
教員の確保。 ここでも 高齢者労働力の活用余地は有るのでは?
先を見越した構想力は、この人口減少にまつわる諸問題解決においてこそ致命的だ。誰も助けてはくれない。 大きな意味での”自浄能力”が問われているのではないだろうか?
・ <6月27日の党首討論では「移民政策」の定義を問われ「一定程度の規模の外国人およびその家族を期限を設けることなく受け入れる政策はとらない」と答えた。
裏返せば、大規模ではなく期限を設けて開国する宣言だ。
保守層を支持基盤とする首相。治安悪化などを理由に保守層には外国人受け入れに慎重論が多いとされ、首相も「移民政策はとらない」と繰り返してきた。
だが新たな宣言で移民の定義を狭めたことで、外国人労働者をさらに増やせる。>
⇒ 技能研修生制度は破綻した。貧しい国の出稼ぎ労働者は国際的な取り合いだ。日本は観光先としてではなく『住みたい国』になっているか? ← 此の反省は?
▼△ さて、皆さん”治安悪化などを理由に保守層には外国人受け入れに慎重論が多いとされ、首相も「移民政策はとらない」と繰り返してきた”。 問題なのは此の部分だ。
治安悪化は根拠なき表向きの口実に過ぎない。周囲に言葉も文化習慣も違う外国人の住みつくことに慣れない大衆心理を利用しただけだ。
安倍首相を支える”保守層”が <外国人が日本に定住するのを拒否せず、本人が望めば国籍も与える>政策=移民を受け入れる政策を渋る本当の理由、賢明な読者にはお見通しだろう。
保守国粋主義者のココロの中にある「ヤマト民族は単一の純血集団だ」という誤謬に満ちた虚構/ストーリーを維持したい一心。これを源泉とする神話が崩壊するのを恐れる情緒が、
移民導入への抵抗を支えているのである。 建国神話の公的否定は<神道を国家が保護してきたクニの在り方>を死守したい勢力にとり、「とんでもない」ことだろう。
この「とんでもない!」という感情は、理屈や価値判断以前の原始的エネルギーに満ちているから、パワーは強い。だから国粋勢力はいつまでも絶えることなく、根を張り続ける。
だが、無い袖は振れない。 絶対的に日本人だけで此の国が回らなくなる最悪の段階になり、ようやく守旧国粋勢力が方針転換したとしても、もう遅いだろう。だから、今から外国人と共に生活する技術と仕組みを準備せねば 共倒れになってしまう。
【1】真っ先に必要な政策は、日本語習得環境づくりを(企業、民間語学学校、ヴォランティアやNPO等)に依存するのではなく、公の仕組みとして予算をつけ、計画的に
整備すること。そうせねば、外国人の生活安定は望めない。”安定した生活が望めないから非行/犯罪に走る”のは日本人と同じだ。「外国人だから治安が悪化する」という
プロパガンダが如何に嘘っぱちか、少し考えたらわかることだ。
【2】次に並行して進めるべきは職業訓練学校の拡充だ。従来から在った学校は工業(製造業)に偏っていたので、これの拡大だけでなく広範な業界/業種に対応する訓練体系と
教員の確保。 ここでも 高齢者労働力の活用余地は有るのでは?
先を見越した構想力は、この人口減少にまつわる諸問題解決においてこそ致命的だ。誰も助けてはくれない。 大きな意味での”自浄能力”が問われているのではないだろうか?