静夜思

愁多酒雖少 酒傾愁不来

≪ 聖徳太子 厩戸の王 ≫  歴史研究の成果 vs 庶民感情におもねる? 皇族名称だから政府が自由にできる??

2017-03-31 16:54:21 | つぶやき
◆ 小中の新指導要領告示 「聖徳太子」変更せず、小3から英語 http://www.nikkei.com/article/DGXLZO14728830Q7A330C1CR8000/?n_cid=NMAIL001
・ 此の件、先日、たまたまTVニュースで取り上げられていた時、チラッと横目でみた。何を下らないこと! と一笑に付していた。
・ 経緯を知らない人の為に概説すると、「聖徳太子」と従来から呼ばれていた人物の実在性そのものへの疑念が湧いてきたこと。次に、実在していた可能性が
  より明確なのは「厩戸(の)王」と呼ばれていた人物であり、「聖徳~」の業績とされてきた事柄も、この「厩戸王」の方ではないか、という研究成果が
  最近になり、日本歴史学会で広い支持を得始めているとの報道である。
・ 驚いたことに、某日の国会委員会で民進党の議員がこれを取り上げ「聖徳太子で長い間国民に親しまれてきたのを、覆すなんてトンデモナイ」と息巻いていた。
  ⇒ 自民党、或は同類項の国粋派勢力選出議員がのたまうならまだわかる。それが民進党議員だ。然も映像でみると高齢ではない。
   私はまず、この場違いな発言に、大袈裟に言えば、こんにちに至る民進党凋落の一因を見る思いがした。

 さて、大事なことは、歴史研究を進めてきた人々の成果に対し、「慣れ親しんできたから」「紙幣のデザインにまでなっている」などの論理なき理由づけで、
 議員のみならず、文科省までが成果を無視/抹殺する。  こんなことが許されてよいのか!  
 学者がそれぞれ日々努力を重ねてきた時間を、<国民の意見だから?>ウソつくな・・・そんな情動だけで覆す権限は誰にも無い。

☆ 加えてビックリ仰天・呆れるのは、当初、小学校/中学校で「聖徳太子/厩戸王」の併記案がありながら、何故か順序を小中逆にしたので、教員から苦情がきた。
  そこで「聖徳~」に統一した、此のハチャメチャな展開だ。 皆さん、歴史上の人物の特定、名称の確認は、そんなにチョロイことですか?
   歴史学者のみならず、研究者は怒れ!    こんなに恣意的で やり放題の政治家に黙っているのか?
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≪ お騒がせ ボブ・ディラン ≫    ≪ 那須雪崩:危機判断と万一への装備 ≫ ← 福島原発事故『想定外』と同じ弱さの構造だ

2017-03-30 08:37:42 | つぶやき
★ ノーベル文学賞:ボブ・ディラン氏が受け取りへ 週末に http://mainichi.jp/articles/20170330/k00/00m/030/130000c?fm=mnm
・ いやはや、此の男はどこまでマイペースなのか、と驚く。 片や、「このフラフラぶりは首尾一貫している」と肯定する向きもあるだろう。 
  「いや、そうじゃない。そもそも彼が受賞を受け入れたこと自体、かれが創り歌って来た詩の精神と整合しない」と言う人も。
 ⇒ 本心らしきものを見せない・語らない、此の一点においてだけ、彼は巧まざる、変わっていないということか。
   それにしても、彼の詩の素晴らしさ&普遍性はさておき、私には日常生活で彼と尋常な付き合いはできそうにない。
・ 
☆ 那須雪崩:「経験則」から慢心…歩行訓練、3教諭で決断 http://mainichi.jp/articles/20170330/k00/00m/040/132000c?fm=mnm
☆ 訓練「絶対安全と判断」 講習の責任教諭ら 栃木・雪崩事故 http://digital.asahi.com/articles/DA3S12867081.html?rm=150
1)<雪崩警戒>の予報が気象庁から出されていた。 それをどう解釈し、安全確保に備えるか。 そこに「経験則」しか判断根拠がないのも、
  一概に咎めだては出来まい。
2)しかし、安全対策の為に開発された機器/道具/装備は、経験則に基づき判断する場合でも、「万一の・想定外のケース」に備える為に持参する目的で存在する
  ものではないのか?
3) 経験則から「絶対安全だ」と講習責任者たちは判断した。 それで雪中登山は中止したが、ラッセル歩行の練習に切り替えた。この変更の当否判定は難しい。
  然し、それでも、何故、携行すべき装備/道具まで割愛したのか?  ビーコンは1個あたり何Kg もの重さではない。
4)雪に慣れた育ちの人々だからこそ、逆の意味で『雪を舐めた』のでは?

◆ 仮に、おそらく危険は発生しないだろうと判断しても、それでも装備を持たせるのが「安全管理」「危機対応」の鉄則ではないのか?
  これを否定/ないがしろにするから≪想定外だった≫ということになるのでは? 福島原発事故にも、これと全く同じ誤りがあったのではないか。
  この類似を考えると、単なる偶然ではないように思う。 どうも日本人固有の「危機想定への忌避感情」「最悪で残酷な絵姿の想像から逃げる弱さ」
  とも表現すべき、致命的な脆さ、がそこに横たわっているとでもいおうか。  

  卑近な例が、例えば、事故や戦闘などで傷つき損傷の激しい遺体の映像などだ。外国のメディアニュースでは流される映像が、日本では流されないか、
  或は全画面ボカシとなる。 此の習慣が、日本人固有の最悪事態自体の想像から逃げる弱さを醸成している、と私には思えてならない。
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≪ エース投手に投げ続けさせ玉砕する美学は止めよう! ≫  これに酔わない賢さが 付和雷同の撲滅へ  

2017-03-29 10:11:30 | 時評
★ 高校野球:「無謀なエース心中」一石を投じる機会に http://mainichi.jp/koshien/articles/20170329/k00/00m/050/100000c?fm=mnm
・ 此の記事は、私が少し前、大相撲の稀勢の里が負傷した際の「休場するか否かを巡る考え方アレコレ」で述べた論旨と基本では近い。
・ <連投や再試合が起こると、必ずタイブレーク制導入の話題になる。だが、今より早く決着がついても、その後の試合でもエースを連投させれば、
  負担は変わらない。 結局、指導者が考え方を変えなければ、根本的な解決にはならない。今回の再試合2試合が「無謀なエース心中」の考え方に一石を投じる
  機会になってほしい>。

 ⇒ 安田記者が求めるのは監督などの指導者へ向けての言葉である。だが肝心なことは、そういった玉砕美学に大衆が酔う社会が無言のプレッシャーを監督や
  選手に与えている点だ。 此の構造が変化せぬ以上、こうした理知的な判断は今後も根性論に妨害され、定着は難しいだろう。 
  結局、そのような情緒的根性論のはびこる社会の気質は「付和雷同体質」と同根である。   たかがスポーツ論議、と軽んじてはならない。
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≪「働く者の権利を守り、福祉の向上に努めるのは連合ではなく我が党だ」と訣別せよ 民進党 ≫

2017-03-29 09:39:04 | 時評
〇 (声)民進党は連合の言うこと聞くな  会社顧問 穴原精二郎(愛知県(68) http://digital.asahi.com/articles/DA3S12865022.html?rm=150
・ <連合はいまや単なる圧力団体であり、民進党にとってお荷物ではないか。その理解が民進党自身にないと、自公を好まぬ人たちの支持を
  吸収することはできない。
  民進党と連合の関係で、民意をくみ取っていない代表的な例が原発政策だ。民進党が12日に開いた党大会で、蓮舫代表は目指していた原発の
  「2030年ゼロ」の方針表明を断念した。反発する連合に配慮したからだろう>。
・ 小泉純一郎元首相は、連合の集票力を念頭に「電力関係は多くて50万票」と述べ、民進党はそれを欲しがって「一般国民の声を聞いていない」と述べた。
  ⇒ 其の通りであり、支持/得票が伸びない真因は「民主党政権 失敗の記憶」ではなく、「政党としての立ち位置そのもの」であることを認めよ!

労働組合組織率の劇的な低下。雇用形態の複線化。3公社現業の民営化。 これらは80年代後半から90年にかけて起きた大きな変化である。現役勤労世代の多くは当時まだ年少であり、それをしらないのも無理はない。 民進党幹部の多くも知らないだろう。本当に知る年齢だった世代は逆に政治家・高級官僚・組合幹部たちだけというのは皮肉な現実だ。 また、此の投書主の年齢も然り。    
 民進党は投書者がいうように、連合と訣別せねば明日はない。  そして其の先は、安倍を支える国粋国家主義勢力が引っ張る危ない道を突き進むだけだ。
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≪ 権力の甘い蜜に群がる者ども:虚栄に溺れる者たち ≫  国会中継が翻訳され世界に配信されたら・・何と恥ずかしいことか!

2017-03-29 09:04:24 | つぶやき
(A) 首相夫人のお仕事=福本容子 http://mainichi.jp/articles/20170328/dde/012/070/004000c?fm=mnm
・ <官邸による沈黙→否定の後、やまない新事実の発覚に、一部を認めつつも、何も知らなかったと述べるシェリーさん。
 「メディアによる妻の名誉毀損(きそん)」と怒る首相。結局、裏付けになるメールが報じられ、涙ながらメディアの前で謝罪、釈明した>。 
  ⇒ これは毎日のようにNHKTVで報じられる日本の国会中継の描写ではない。 イギリスの元首相夫人シェリ―・ブレア―さんをめぐる実話である。 
   余りにも現下の状況:安倍首相夫人のセリフに酷似しているのに驚く。

・ そのシェリーさんが安倍晋三首相夫人の昭恵さんと対談している。2年半前、「輝く女性」をテーマにした政府のシンポジウムでのこと。
  昭恵さんの発言に気になるくだりがあった。「『主人(首相)には直接言えないので、代わりに伝えてください』という人もたくさんといます」。
  首相への橋渡し役にどこか意欲的だ。森友学園の籠池泰典理事長も、この橋渡し役に期待したのかしら。直接、安倍首相ではなく昭恵さんを通じ、
  相談しようとした。
・ 選挙で選ばれた人ではない。何か問題があった時、閣僚や役人と違ってクビにできない。片や世間からは、権力者に一番近い人間として注目される。
  首相の配偶者はとても難しい役柄なのだ。 ← クビにできないヒトを利用する構造だから≪忖度≫の効果も絶大だ! それを官僚も知って応じている。

(B) 昭恵夫人寄付:安倍首相否定根拠聞かれ 「辻元氏にも同じこと」 http://mainichi.jp/articles/20170329/k00/00m/010/043000c
・ どなたか、此の下劣で幼稚な応酬をTVで視聴した人がいたら、其の感想を聞きたい。 此の遣り取りなど、本当に安倍晋三の低能さと人品欠如をまた一つ
  天下に晒すものだ。 講演会での釈明といわれる同夫人の<およそ年齢から信じられないノー天気あふれる幼さ>。 私は絶望に天を仰いだ。

本件に限らず、政権に返り咲いて以降、安倍晋三の言動は、幼い少年が、自分の非を責められて口げんかになり、揚げ足取りや、理屈にならぬ言い返しで何とか相手を黙らせようとなりふり構わず抵抗している構図そのものではないか?   是が国家の最高責任者の姿か???? 

◆ 16年前、10数年ぶりに日本に定住帰国したあと、ほどなく私は親しい友に感想を聞かれ『なにか国全体、そして国民そのものがひどく”劣化”した気がする』
  と答えた。  その感覚は、悲しいことだが 年を追って確かなものになっている。
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