自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

カンディンスキーを観たあとで

2011-06-29 | 食べもの・飲みもの

兵庫県立美術館と神戸市立王子動物園を結んで南北に走る1kmほどの市道はミュージアムロードと呼ばれているのですが、その道路近辺に兵庫県立美術館応援店が50店近く登録されていて、展覧会のチケットを提示すると、様々な特典があります。

飲食店に限らず、衣料品や美容室、生花店などがありました。

カンディンスキーを観に行った日(6/24)は美術館に近い、麺処はなたけに寄って、天ぷら膳をいただきました。10%割引きになりました。

カウンターの1升びんは見てるだけ、飲み物は梅酒の水割りにしました。

 


ユーハイムとコラボレーションした、美術館内のカフェ、レストランで食べられるカンディンスキーロールケーキは土日限定だったので、最終日の26日にカフェff(フォルテシモ)に行ってみました。

 

このためにだけ出向いたわけではないのですが、わざわざ行って損はしなかったおいしさでした。
見た目シックなケーキなので、どこがカンディンスキー? と思ったけど・・・。

 

 

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カンディンスキーと青騎士

2011-06-29 | 展覧会

兵庫県立美術館で会期(6/26まで)終了間際のカンディンスキーと青騎士展を観てきました。

 

モダンアートの先駆者として、鮮やかな色づかいの前衛作品を発表して「抽象画の父」と呼ばれているカンディンスキーですが、明るくて親しみやすい抽象画だと感じました。

彼の作品を中心に、革新的な芸術グループ「青騎士」の作品約60点が並ぶ展覧会でした。

 

抽象画は天地左右、どこを上にしようが、見てるほうには分らないとはよく言われることですが、カンディンスキーにはまさにそのとおりのエピソードがあります。

ある日の夕暮れ時、自分のアトリエで信じられないほど美しい1枚の絵画にひきつけられ、いったい誰が描いたのだろうとよく見ると、彼自身が描いた絵を横向きに立てていただけだったのだそうです。

そう、観るほうはどう観ても、何を感じてもいいんですね。


カンディンスキーを支え、また大いに刺激し、その作品の散逸を防いだ、教え子であり恋人だったガブリエーレ・ミュンターと暮らした、ミュンヘン郊外のムルナウの家の内部をロビーのDVDで見たのですが、家具や室内が温かい色合いに彩られていました。

きっと、仲むつまじいカップルだったんでしょうね。


今回も展覧会場から、イメージをメールで送るサービスを利用してみました。



常設館のコレクション展Ⅰは伊藤文化財団設立30周年を記念して、寄贈された作品約700点の中から、代表作を中心に展示されていました。

 

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