「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

コロナ禍「緊急事態宣言の延長発表!」後に飛び出した「森会長の発言」から「子ども達の夢」や「性」「ジェンダー問題」まで!「親世代」に読んで欲しい「子供たちの育て方ブルース」!

2021-02-07 14:56:11 | 編集長「MASH」筆【ハードパンチ社説】

今週の大きなニュースと言えば
「緊急事態宣言の延長」
そして「森発言」だろうね。

先日「森元総理(森会長)」に関し
「ジェンダー記事」を書かせて頂いたけれど、
大切なのは「性差別」とかは絶対にダメ!
というコトだよね。

「性の違いを認める」ことは大切だし
「性の自由化(?)」も当然OKさ!
でも、その前に性別に関係なく、
どちらも「同じ人間」だってコト!

コレは「国籍」や「人種」「肌の色」
も全く同じコトよね!
「違いを認め」ながら
皆が「同じ人間」だってコトさ!

今回の「森発言」が
「性別により人間の特徴に違いが有る」
と云った類のモノだから
世界中で批判を浴びているのを
彼は分かっているのかねぇ?

俺は先にも書いた通り
「性別の違い」を信じているよ。
それは「身体の違い」であって
「子供を宿すことが出来る身体」
「子供を宿せない身体」
ってな具合にね。だから勿論
「ホルモンバランス」も違ってくる。

「人間の特徴」や「その他の類」を
「性別での違い」という理由によって
固定化なんて断じて出来やしない・・・。
そんなの当然のことさ。

ただ、人類の長い営みの中で
「狩猟をする男」
「家庭を守る女」
という「習慣」は
大いに有ったようには思うけれどね。
ただコレだって今や逆転しても構わんわけ。

まあ、俺の場合は
「この習慣」が結構当てはまっていて
仕事をしないとダメになりそう・・・
な気分になるのだが(笑)

ただ、男でも
「仕事をしないダラダラ・マン」
が昔から居るように、
「そんな習慣」も、より薄れて来ているし
逆にグイグイ働く「バリバリ・レディ」
だって随分居るもんさ!

それにこのコロナ禍で
「家事手伝い」
に自分の新境地を見出した男
「家庭マン」
だって増えていると聞くゼ!
要は「自分に向いてる方」を
シッカリとヤレバいいんだ。
もう「そーいう時代」なんだよね。

「男子厨房に入らず」
なんて、通用しないのよ!
そーいう意味では「性」によって
「役割分担がある」なんて、
もう誰も信じないはずさ。

唯一有るとしたら、先にも述べた
「子供を宿し、生む」
という行為が女性にしか出来ない!
という事実ぐらいじゃないかな。
と、俺は思うね。

さて、先日俺も少し書いたけれど
「トランスジェンダー」
の話は少し複雑でね。
俺も色々と「性と心の不一致」という問題
を抱えて、悩んでいる人の話を
直で聞いたことがあるんだが、
「キッカケが有る人」も居れば
「キッカケが思い当たらない人」も居るんだ。

「キッカケが有る人」では
幼少期に男なのに
「髪を結わかされた」
女なのに
「ズボンばかり穿かされた」
とか割とシンプルな話が目立つんだ。

で、「ナゼですか?」って親に話を聞くと
「元々は女の子(男の子)が欲しかった!」
とか平気で言うわけ(苦笑)。
親のエゴで起こした行動が
「幼少期の子供たち」を
「性という迷路に入り込ませてしまったケース」
なんだね。
気づいたらそれに慣れてしまっていた・・・・
というワケ。

逆に「キッカケが思い当たらない人」は
「好きになった人が同姓だった!」
というお話が多いんだ。
これも「幼少期の経験」から来ていて、
そのまま「異性経験」が持てず
10代後半になってしまう・・・
そんなケースが実に多い。

もちろん話を聞いても
漠然と「自分が嫌・・・」とか
「変わりたい」とか
「何か違和感を感じる」とか
って答えが多いのも事実。
この様に
「生き辛さ」というモノを
「性の違和感」
に当てはめる人もいたりする。

ただ、全てに「多く共通すること」があるんだ。
それは、子供の頃に
「楽しんでいない」
「夢中になったことが無い」
と云う点なんだ。

で、俺はこの
「幼少期の経験」というモノが
「如何に人生を形成させてしまうか!」
というコトを親には言いたいんだよ。
ナゼか?と言うと
「たいてい何かで成功している人は幼少期のまま大人になった!」
ってことなんだ。

星を眺めるコトが好きだった少女が
「天文学者になっていた」り
将棋を指すのが好きなだけで
「名人になっていた」り
計算が異様に好きな人が
「公認会計士になっていた」り
髪いじりが癖の子が
「カリスマ美容師になっていた」り
ビートルズが好きなだけで
「ミュージシャン&ギター&音楽屋になっていた」り
って具合にサ(笑)!

大人の価値観、もっと言うと
「大人の物差し」では決して計れない、
それが「子供の眼」なのさ!
「親は子供をどうしたい」
というお話じゃなく
「子供が何をしたいのか」
を真剣に見なきゃいけないんだよ。

俺で言えば
幼少期に「ビートルズ」を聴いたお影で、
「ビートルズ」みたいにギターを弾いて、歌って、
って、もう本当に
「何よも真剣にヤッタ」
もんなんだよ。
最初は「ほうき」をギターにしてね。

その「ビートルズ」を知って貰いたいからって
「学校で皆に伝えるため話し撒くって」
それでもダメなら
「雑誌に投稿して、終いにゃ連載を書いて」
それでもダメなら
「ステージで歌い、自分の店を開いて話し撒くる!」
で、今もこうやって
「ビートルズ」をココで書いているワケ(笑)

まあ、コーいう話をすると
「MASHさんとうちの子は違いますから・・・」
とか必ず言う人が居るんだ。
でも、全然違わないの!

ただ「幼少期」とは大目に見ても
「男の子なら小学校4年生くらいまで」
だと思って欲しい。
女の子では「小学校2年生くらい」だろう。

ココで言いたいんだけれど
「性別によりなぜ差が有るか?」
それこそ「身体の変化」であり、
ホルモンの問題なんだ。

女性の方が早く身体が成長するので
「心身ともに大人になるのが早い!」
男の子は中学生、遅い子なら高校生でも
「ガキみたいなコトばかりやっている・・・」
そんなのは良くある話でさ(笑)。

だから、親は性別をちゃんと意識した上で
言葉は厳しいが
「自分のペットとして扱わないこと」
「子供の言う『楽しい!』を信じてやらせてあげること」
だと思うね。
ちなみに「やりたい!」と「楽しい!」は違うよ!

人間は本来どの世代も
「楽しいと思うことしか続かない!」
はずなのよ。
「無理に楽しく思い、お金の為に働ける」
のは大人だけ!
子供なら「楽しい!」だけでグングン伸びる!
そう、これが一番大切だからさ!

大人が歳食って
「楽しさを追うのを忘れただけ」
なのに、
その「忘れた物差し」で
子供を計ったらイカンでしょ?

あなたの「物差し」は大丈夫?
まさか「物差しに¥マーク」
が付いているんじゃないだろうね?

「何の職に付けば儲かるか?」
それは「子供の物差し」じゃぁ
断じてネエ!
ってことだよ。

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