「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

コダワリの専門店「Jerry's」代表&編集長「MASH」と「ハードパンチ編集部」による「痛快!WEBマガジン」

「フクシマン土屋」の「イイトコ探訪 福島県!」 (第51回) 五十歳にしてフルマラソン初挑戦!結果は?

2022-10-01 13:10:38 | 「フクシマン土屋」の「イイトコ福島県」&more

こんにちは「フクシマン土屋」です!

先月、お陰様で五十歳を迎えました。
ありがとうございます。

かねてからの目標であった
「五十歳までにフルマラソン完走!」。
五十歳を11日ほど過ぎてはしまいましたが、
大会に参加してきました。

コロナでことごとく大会が中止になる中、
ようやく参加できたのは9月18日に開催された
「秋田・田沢湖マラソン」。
紅葉には早いけど、黄金色に色づいた稲が揺れる
カントリーロード。さらに、
コバルトブルーに輝く田沢湖をぐるっと一周する
ロケーション最高のコース!
晴天にも恵まれ
「走り出す前にご褒美をいただいた」気持ちでした。

自分がランニングを始めたのは44歳。
この時は走るのが目的ではなく
「何か新しいことにチャレンジ」したかった。
そこで「ふくしま健康マラソン10km」へ唐突に申込み。

大会と名の付くものに出るのは高校の合唱部の時以来。なので26年ぶり、緊張したね〜。
その時は完走はしたけれど以後1週間、
いや10日間くらい足の痛みがひどかったよ。。。
そんな思いはしたけれど、この後は近場の大会に参加するようになっていったんだ。
はじめは記録が伸びるのが楽しかったのかもしれない。
でも続けている理由はそうじゃないことに、
後になって気づいたんだ。
その理由のひとつはコロナ前に、
もうひとつはコロナで走らなくなってから。

コロナ前の大会というと、
それはもう「お祭り」のようでさ。
選手も観客も運営もみんな高揚していて、会場は賑やかで楽しいんだ。出店とかもあるしね。
そして何より嬉しいのは「沿道からの声援」なんだ。
わざわざ道路沿いまで出てきてくれて、
見ず知らずの選手たちに手を振って応援してくれる。
走っていても、元気をもらえて幸せな気持ちになる。
ああ、自分はこの雰囲気が好きで続けているんだな。
これが理由のひとつめ。

そして2019年47歳の誕生日、
大会での「フルマラソン完走」を目標にしたんだ。
すぐに参加可能なフルマラソン大会に申込み。
開催は2020年4月。ところが…
ご承知のとおりコロナが出現。
以後、大会はことごとく中止に。それどころか
ランニング練習なんてできる雰囲気ではなかった。

大会はないし、そもそも走れないしで楽しくない。
モチベーションもダウン。
続ける理由のひとつが無くなった。
しかし、そのせいで走り続ける
「ふたつ目の理由」に気づいたんだ。
しばらく走るのをやめていると、
「足(おもに膝)」が痛くなってくる。
これが不思議なんだけど、走るのを再開し
続けていると痛みがなくなるんだよ。
こんなことを何回か繰り返して、自分は走る練習を続けている方が足の調子が良いことを確信したんだ。
足だけでなく身体の調子も良く、体重も簡単にベストに戻る。気持ちが塞いでいても、走ると気持ちはスッキリする。そんなことに気づいたんだ。
これが走り続けるふたつ目の理由だね。

練習を徐々に再開しモチベーションも戻ってきた。
出走可能な大会にエントリーもした。が、
中止で出場できぬまま五十歳は迫っていた…

そしてようやく出場できたのが冒頭の
「田沢湖マラソン」ってわけ。
結果はどうなのかって?おかげさまで完走できました!!

いや〜足痛かった!マジ疲れた。
ツラい時もあった、でも楽しんで走れた。
コースが気持ち良かったな。応援も嬉しかった。
走りだすときはお腹いっぱいだったけど、
走り終わったときには腹減ってたよ(笑)
アプリによると消費したカロリーは3,375kcal!
夕飯はしこたま食べました!(もちろんビールもね)


「イイトコ探訪 福島県!」を読んでくれてありがとうございます。

今回フルマラソンを完走できたことは自信になりました。
走り始めた時には考えもしなかったフルマラソン。
自分が成し遂げられるとは。
でも絶対これは達成すると決めてた。
五十歳にこだわったけど、それは
「期限」を切りたかったから。
健康や身体に関して、普段は実年齢のことは
あまり気にしてません。
もう五十だし、五十なのに、、、。
そう考えるとそのとおりになるからね。
図々しくも、、
年齢マイナス20歳くらいの気持ちでいます(笑)

健康でいると身体も心も若くいられる気がします。
あなたも自分なりの健康法を見つけてくださいね。
では、ごきげんよう!


ハウリンメガネが縦横無尽に吠える!「メガネの遠吠え!」(第五回) ギター弾きのみんな!サムピックはお好き?

2022-09-24 13:44:01 | 「ハウリンメガネ」の「ヴァイナル中毒」&more

ハイ!読者諸賢、ご健勝?
つい先週、いつもお世話になっているたこ焼き屋の10周年記念ライブパーティーがあり、久々のライブ出演に疲れつつも久方ぶりに人前で堂々と演奏できた喜びに溢れるハウリンメガネである。

店主のSさんの人徳で集まった演者はフォークあり、ブルースあり、生ホーンセクションあり、カントリーラグあり、ジャグバンドあり、大道芸あり、と弾き語りミュージシャン多めに笑顔と笑い山盛りの素晴らしきパーティーであった。

その出演者の中に大ベテランのハンニバル・マグダスさんという方がおられたのだが、この方、ブラインド・ブレイクばりのご機嫌カントリーラグにネタ山盛りの歌詞を乗せ、会場を大爆笑に巻き込みつつ、ギタリストを圧倒するすごい人。
この人のプレイを目の当たりに、歌詞に爆笑しながらも例によって例のごとく私の頭が猛回転し始めた。

やっぱりベテランは違うなぁ、ベース音がパンチ効いてんだよな、フィンガーピッカー……ん?あ、サムピックつけてはるんや。やっぱりああいうカントリーラグみたいなのやるんならサムピックの方が利点はあるよな……サムピックかぁ……

サムピック。


要は親指に嵌めて使うピック(写真参照)で、フィンガーピッキングの親指弾きの音が強く出せるものなのだが、これ、フィンガーピッカーギタリストの中でも使う使わないが大きく分かれる(うちの編集長も使わない。理由は訊いた事がないが、編集長は「柔らかく弾け!」が口癖の人なのでおそらくそういうことだと思われる。確かにサムピックなしの方が柔らかい音が出るし、スナップを効かせればパンチも出せるので要らんちゃ要らんのだ)。

で、かくいう私。
サムピックはぜーんぜん使わない!
正確に言うと何回か使おうと試みたがどうにも合わないので結局使わずにここまで来てしまったのである。

まずサムピックというやつは基本的に既製品なので親指の大きさに合う合わないがある。これは大きめのサイズを選べばいいのだが、フィット感という意味では買ったままでジャストフィットするものは皆無と言っていい。
故にサムピック使いの中でもフィット感を気にする人はピックを炙ったり、熱湯に漬けたりして親指に合わせる(ピックは樹脂製のものが大半なので熱で変形する)という涙ぐましい御苦労をしている。

そしてこれで親指に合わせたとしても、さらに問題がある。ピック部がデカい(長い)のだ。

人によるだろうが、サムピックは親指からはみ出すピック部、つまり実際に弦に当てる部分がデカい(私の場合、特に右手でブリッジミュートしながら弾くときにこのデカさが邪魔になる)。
なので、これを自分の好みまで削る作業が必要になるのだが、これがまた厄介で粗削りで短くした後、仕上げ削りで丁寧に整えないと弦に引っ掛かり、良い音が出ない。

こーいう苦労をして自分にぴったりのサムピックを作ったとしても、ピックというのはまあ簡単に失くす!
家で弾いていてちょっと休憩、と外してはどこに置いたか分からなくなる。まあ、このケースは家の中なので探せば見つかるが、出先で演奏して一息つき無意識に置いてそのまま忘れるなんてことはしょっちゅうである。

こうなると、昔、頑張って指に合わせたサムピックをどこかに忘れた悲しい思い出も脳裏をかすめ、「別にサムピックがなくても指弾きはできるしなぁ」となるのだが、上手く使っている人のプレイを目の当たりにすると「やはりやってみるべきか……」とならざるを得ないのがギター弾きの性(特に弾き語りでブルースをやる時、ギターで弾くベースラインというのは肝の部分で、これがカッコよく鳴らせるといい具合に響くのだ)。

というわけで久方ぶりにサムピックを買いに出かけたのだが、何故かサムピックが売っていない。正確には売り切れていたのだが、定番のタカミネもダンロップも売ってない(もしかしてこれもサプライチェーンの停滞の影響か?)。
在庫があるものを指にはめると明らかに私のサイズと合わない、変形させてもキツいサイズしかない。
はてさて、他の店へ行って探してもいいが、とっとと買って練習したいしなぁ……と思ったところで目に入ったのがこれ。

 

日本屈指のフィンガープレイヤーにして、カントリーブルースの名手、打田十紀夫氏が1から開発に携わったサムピック「TAB SPECIAL Ⅱ」である(だいぶ前にこれのⅠを買った記憶があるのだが、その時は私自身がフィンガースタイルの面白さに深入りしていなかった為、しばらく使った後に友人にプレゼントしてしまった……はず)。

これ、普通のサムピックと異なり、親指にはめる部分がシリコンベルトで調節可能なうえ、面白い構造をしており、ピック部分にスリットが入っているのだ(写真参照)。

この為、通常のサムピックにはない「しなり」があり(普通のサムピックは厚みがあるので、しなりが欲しければこれまた削るしかないのだが、薄くするのは短くするより難しい)、普通のサムピックより親指の動かし方を意識しなくていい、つまり、サムピックをつけていない状態での弾き方に近い動かし方ができる(……ということを今、私が書いているということはこれを買った、という話なのだけど(笑))。

かくして久々にサムピックありでのフィンガースタイルに取り組んでいるのだが、やはりこれはこれでイイ!
親指に力を入れなくてもベースラインがハッキリする為、なしで弾くより右手の自由度が増すし(ギャロッピング奏法も楽々だ!)、親指だけでエッジーな音が出せるのはやはりサムピックならでは!(逆に生の親指で弾いたときのソフトで太いトーンが出せなくなるので良し悪しあるが、まあ、外せばいいだけの話だ……そうやって失くすんだけど(苦笑))

上手い人の演奏を目の当たりにすると学ぶことが多い。しかもそれがカッコ良ければ「うわっ!俺もやりたい!」となるもの。こうやって音楽はつながっていく。みんな誰かの弟子であり、師匠なのだ。

早くこんな窮屈な状況が終わり、色んな人のプレイを自由に見られる日が来ることを願いつつ、今回はここまで!ハウリンメガネでした!


「フクシマン土屋」の「イイトコ探訪 福島県!」 (第50回) 五十歳になって耳を疑ったよ

2022-09-18 14:28:05 | 「フクシマン土屋」の「イイトコ福島県」&more

こんにちは「フクシマン土屋」です!

今月、お陰様で五十歳を迎えました。
ありがとうございます!

ランニングを続け健康には自信のあるフクシマン。
ところが先日のこと、耳を疑う事件が。
えっ?!五十歳で耳にきた、、、

え~正確には「耳を疑った」時は五十歳になる直前の
8月末でしたが、どうかご容赦ください。。。

耳を疑った事件とは?
本題に入りましょう。

8月末テレビのニュースで、
岸田総理が「次世代型原発建設を検討する」。
こんなことを言ってました。
(既存原発の再稼働や稼働期間の延長も!)

耳を疑ったうえに、動きが止まったよ。

なに次世代型原発って!?なにそれ作るの?

驚きと信じがたい話に呆然とした後、
正直怒りもこみ上げてきたよ。

ウクライナ危機や不安定な世界情勢で、
電力の安定供給が益々課題なのはわかるよ。
それにしても、それを原発で補うの?
ウクライナ危機に乗っかった方針転換じゃん!

2011年の東京電力福島第一原発事故から11年と半年。
事故は現在進行形で続いているんですけど。

帰還困難区域は残っているし、戻れない住民の方たち。風評被害に、文字通り山のようにある除染廃棄物。
さらに処理水の問題。安全に可能なの?廃炉作業。
廃炉作業で出る膨大な汚染水、汚染物質は、
いったいどこへ持ってくの?処理に何十年かかるの?

まったく解決のめどが立ってない。
それなのに新しい原発の新増設の議論始めるって、
順番違うよね!!
無責任すぎやしませんか。

もし首都圏で原発事故が起きていたら、
こんな話はできないんじゃない?

それに、ぼくらの世代だけの問題じゃないぞ。
子供たち、その子供たちまで影響のある問題だ。
エネルギー、汚染物質、環境。

いち政権がポッと決められる話じゃない。
もっともっと横に広く、年代も広く議論しないと。
しっかり考えて決めないと、考えを伝えないと。

おっとっと。
ヒートアップしてきたんで終わります。
(耳を疑う事があったら、また書きます)

「イイトコ探訪 福島県!」を読んでくれてありがとうございます。

ずいぶん乱暴になりました、ごめんなさい。
色んな立場、考えがあるのもわかります。

でも、自分はこう感じるんだよね。


ハウリンメガネが縦横無尽に叫ぶ!「メガネの遠吠え」(第四回) 急増するレコード買い取り業者たち…

2022-09-10 14:26:14 | 「ハウリンメガネ」の「ヴァイナル中毒」&more

ごきげんよう、読者諸賢。ハウリンメガネである。

先日、いつもの如く編集長から届いたレコードとともにこんな新聞広告とチラシが封入されていた。


なんじゃこりゃ?と思いつつ、荷物に書かれていたメッセージを見ると「同封したチラシだが新聞の折込で入ってたんだ。これは手強いぞぉ」と一言。

お気づきの向きもおられようが、うちの編集長、記事を書かなくなってから私に時事ネタを書くよう水を向けてくることが増えてきた。
今回のネタはもはやシリーズと化す予感満々、編集長からの「これどう思う?」シリーズである。

冒頭の写真をご覧頂ければわかるが、着物買取業者のバイセルがレコードの買取を行っているのだ(当たり前だがこの会社に難癖をつけたいわけではないのでその辺りご理解願いたい)。

率直な感想は「来るとこまで来てんなぁ!」である。

当ブログ読者の方ならご存知だろうがここ数年、レコードブームが過熱している。
当初はサブスクリプションサービス(アマゾンミュージックなどの定額聴き放題サービス)へのアンチテーゼ、所謂アナログ媒体への回帰ブーム的な扱われ方が多かったように思うが、最近はアナログ盤自体が「カッコいい物品」として人気になっているように思う(まあ、事実カッコいい物品なんだが)。

先述の業者に限らず、某○ードオフなどのリサイクルショップにもレコードコーナーができていたり、先日も新○堂で「中古レコード買います!」の看板を見かけたりと、中古レコードの取り扱い業者が増えている。

昔から中古レコードショップはあった。
某ユニオンのような大手から個人経営の小さなショップまで多種多様、それぞれの店舗がそれぞれの方法論でそれぞれの得意分野に特化して「レコードショップ業界」を続けてくれていたわけだ。

だが、最近増えているのは「中古レコードショップ」ではなく、「レコード買取業者」。
ではなぜ、「中古レコードショップ」ではなく「レコード買取業者」が増えているのか。

例えばレコードマニアの親父さんがいたとしよう。そしてその親父さんが亡くなったとしよう。
きっとその家のレコードはご家族の手で処分されるだろう。
そして大概の場合、この手の処分で呼ばれるのはレコード屋ではなく、「リサイクルショップ」である。

趣味の物品というものはレコードに限らず、マニアなら価値が分かっても一般の人にはまず分からない。
業界内やマニア間では高値で取引されるアイテムも一般の人にしてみれば十把一絡げに「レコード」だ。
一昔前ならリサイクルショップもレコードの価値に無頓着だったので買い取ったものがそのまま店舗に並び、意外なところに意外な盤が安値であったりもしたが、近年のレコードブームに伴い、リサイクルショップ業界もここの価値に気づいてしまった(これは楽器にもいえることで昔は無造作に安値で売られていた物が今は楽器店並みの値段になっている(まあ、真っ当なことなのだが))。

わざわざ「買い取ります!」と宣言する理由はここだ。
中古レコードが一般商材化し始めたのだ。

音楽メディアがCDへ移行してから近年のレコードブームが起きるまで、レコードは所詮マニア向けのアイテムだった。
だが、このレコードブームによりレコードのニーズが高まった。
ニーズが増えれば増えるほど物品の値段は上げることができる、できてしまう(これはディマンドプルインフレの基本。需要に対し供給が足りない場合、値段を上げてもニーズがあるから業者は値上げできる、つまり利益も上げられるわけだ。ちなみに最近問題になっている円安に伴う日本のインフレはコストプッシュインフレなので別。こちらはそもそもの生産コストが海外のインフレに押されて上がってしまった帳尻合わせによる値上げの為、値段を上げても利益が上がるわけではない。日本のデフレ脱出はまだまだ遠いですなぁ……閑話休題)。

故に一般家庭に眠っているレコードを買い取り、市場に出せば利益が出ると踏んだ業者がいま挙って買い取りを始めたわけだ(因みにこれ、悪く言っているように読めるだろうが、一概に悪い事とは思っていない。下手をすれば捨てられてしまう可能性があるレコードがちゃんと市場に流れるという点でいえば間違いなく有益な行為なのだ。ただ、一般商材化すると間違いなく底値が上がっていくのでレコード馬鹿としては……厳しいのぉ!)。

資本主義社会で生活する以上、そのルールは飲まざるをえないし、先述の通り、古物が業者の手によって市場に流れる事自体は悪いことではない。
ただ、どこか引っかかるのはこれがバブルに繋がるように思えてならないからだ。
先に述べた通り、ディマンドプルインフレは需要>供給の状態から発生する。この状態が過熱すると80年代の土地バブルのように需要が需要を呼び、値が跳ね上がることになりかねないのでは?というのが筆者の危惧である。
これはまあ、「俺が買う時すげえ値上がりしてたら困る!」という下卑た思いもあるのだが、それと同時にレコードに投機的な商品になって欲しくないという思いもある。
私にとってレコードは音楽を聴く為のものであり、いい音で聴きたいから多少値が張ってもオリジナルだUSだUKだとこだわって買っているだけだ。
だが投機によるバブルは音楽、音質としての価値、その領域を簡単に壊し、一部の人間にしか買えないものにしてしまう。
一部の人間のみで完結する世界はただ閉じていくだけだ。

音楽の面白さがダイレクトに響くのはやはりアナログだ。
針が溝をなぞって発生した物理的な振動、それがアンプリファイドされ空気を震わせる、そしてその振動が耳に届き、心を「震わせる」。
これができるのがアナログだ。だからこそ、その裾野はできるだけ広くあってほしいと思う。

最後にこっ恥ずかしいポエミーなことを書いてしまったが、近年のレコードブームとそれに伴う商材化に思いを馳せるとそんなことを考えてしまうんだなぁ、僕ぁ……

というわけでまた次回!ハウリンメガネでした(照)!


「フクシマン土屋」の「イイトコ探訪 福島県!」 (第49回) 健康の秘訣はやっぱりコレ!

2022-09-03 13:16:00 | 「フクシマン土屋」の「イイトコ福島県」&more

こんにちは「フクシマン土屋」です!

まずは先日の「夏の甲子園」について少し話させてね。
ご存知のように、仙台育英(宮城)が見事優勝!!
「東北に初めて」深紅の大優勝旗がもたらされました。
我が福島県代表の聖光学院は初の準決勝進出で、
そこで仙台育英に敗れました。とはいえ東北勢の活躍、
今後ますます東北地方のレベルアップになりそうだ。
元気の出る、とても嬉しいニュースでした。
選手の皆さん、お疲れ様でした!

さて、話は変わり今回は「健康」について。
突然ですが、
健康になにか気を付けていること、ありますか?
何かしらやっている、気にしていること。
だれでもあるんじゃないかな。

とても身近な課題なんだけど、
「自分は健康が取り柄です!」って言える人。
いらっしゃいますか?
年代にもよるとは思うけど、どうでしょう。

そこで今月50歳になり、すこぶる健康だと自認する
フクシマンの健康の秘訣を伝授しよう。
(高校球児のような健康スーパーマンとはいきませんが…)

結論から言うと「健康の秘訣」は、
「食事」・「運動」・「休息(睡眠)」!
という基本がなにより大事。
「そんなの知ってるよ~」というなかれ。
知っていても実践するのって、案外難しいじゃない。

今回はその中でも「運動」に注目して、
実践したくなるように説明していきますよ。

日常生活で運動してるよ!って人もいるかもしれないね。
でも、ここで言う運動はそれとは少し分けています。

・日常生活における
 労働、家事、通勤、通学は「生活活動」。
・体力の維持、向上を目的として
 計画的、継続的に実施するのは「運動」。
「生活活動」+「運動」=「身体活動」。
身体活動?なんじゃそりゃ、だよね。
「身体活動」とは…安静にしている状態よりも、
      多くのエネルギーを消費する全ての活動。
と「厚生労働省」が申しております。
なんだか難しいね(笑)
つまり、日常生活でけっこう体を動かしてます!
っていうのは運動には入らない、ということなんだ。
じゃあ
「日常プラスαの運動(身体活動)」を増やすと、
どんな効果(メリット)が得られるの?

①生活習慣病リスク低下
 (メタボリックシンドローム、循環器疾患・糖尿病・がん)
②加齢に伴う生活機能低下のリスク低下
 (ロコモティブシンドローム・認知症)
③メンタルヘルス不調の⼀次予防として有効

④ストレッチ・筋トレによって腰痛、膝痛の改善率向上

⑤風邪を引きにくくなる

⑥健康的な体型を維持することで自己効力感が高まる

結果→生活の質が上がる!
と「厚生労働省」が申しております。

実は自分もこんなこと知らなくて運動して来た。
ただ、続けてきて効果は確かに感じているんだ。

メタボとは無縁だし、年齢の割には身体は動く。
運動中、後は気持ちが落ち着きスッキリするね。
腰痛、膝痛は今は無いね(膝痛は治りました)。
風邪引かないな、これはコロナ予防で皆も実感。
若いころの健康的な体型、維持できてます(笑)

ではフクシマンはどんな運動をしているのか。
田んぼの雑草取りだったり、果樹農家の手伝い、
たまに登山したり、冬は甥っ子とスノーボード。
そして通年しているランニング!

先日スポーツプロトレーナーのオンラインセミナー、
聴く機会がありました。
プロトレーナーの方は、いろいろ研究した結果
最も手軽な「歩く・走る(有酸素運動)」が、最強の健康効果をもたらす!
と断言してました。

おお~、ランニングいいんだ(笑)
要因は他にもあるとは思うけど、おかげで健康なのね。

ということでプロの話からも実体験からも、
ウォーキングやランニングをお勧めしたい。
これらの良いところは、
簡単に自分の体力やペースに調整できる!ってとこ。
無理なくやることで続けられるからね。
で、続ける「秘訣」それは「習慣化」することなんだ。
何曜日はやる、とか何時にはやる、何の後にはやる。
とか自分の生活に組み込んでしまおう!

で、続けていると健康になっていくだけじゃない!
オマケが付きます。そう、ダイエットにもなる。
カロリーを消費するからね。こっちの方がやる気出る!
って人が多かったりして。。。

「イイトコ探訪 福島県!」を読んでくれてありがとうございます。

これからの季節、運動を始めるにはピッタリ!
汗をかくのは気持ちいいゾ~。
まずは無理のない自分のペースで習慣化してみよう。
みんなの健康のきっかけになると嬉しいです。


ハウリンメガネが縦横無尽に叫ぶ!「メガネの遠吠え」 (第三回) ジェフ・ベックに学ぶギターを弾くってコト

2022-08-27 13:41:01 | 「ハウリンメガネ」の「ヴァイナル中毒」&more

 ハイ!読者諸賢!悩んでる?ハウリンメガネである。

筆者は毎日悩んでいる。これどう弾けゃいいんだ?とか、どうして俺の音は荒っぽくなるんだ!とか、それはもう悩みの嵐である(結局ギターのことかい!と突っ込まれそうだが、いいんだよ、仕事だの社会のことだのは別途日々悩んでるから)。
今回はそんな悩みが一つ解決した喜びを諸賢と共有させて頂きたい。

つい先日のこと。
相も変わらずギターを片手に第二期ジェフ・ベック・グループのラフ・アンド・レディ(個人的にはこれがジェフの最高傑作だと思っている。編集長にいうと「え?第一期の方が絶対いいじゃん」という返事と共に、まだまだ分かってないねぇ、という生暖か〜い笑みを返されるのだけどそれはそれ)を聴き狂いながら、

「なんでこんなにギターの音がスムーズなんだ?腕か?腕が違うからか?そりゃそうだけどぉ!」と煩悶していた私。
具体的にいうと「ガット・ザ・フィーリン」で聴ける、ロックらしいドライブサウンドなのにブルージーなキレがある音と、そこからスッ、とスムーズに、薄く歪み、サスティーンがありつつもソフトタッチのジャジーなサウンドへと変化するジェフのトーンのカラフルさに煩悶していたのである。

時期的にはストラトとマーシャルの組み合わせにプラスαでワウとブースター(カラーサウンドのパワーブースト)というシンプルなセットアップ。そして指ではなくピックで弾いている時期(この時代の人たちはみんなそうだがギターとアンプにペダル一つ二つでなんぼでも良い音出しますな)。

ギターのボリュームを絞ることでアンプの歪みはクリーントーンへ近づくし、トーンを絞ればトレブルが減り、ジャジーなトーンが出しやすくなるのはギタリストの基礎教養だが、ジェフのこのサウンドに近づけない原因はそこじゃない。それ以前の「弾き方」の問題だ。

ジェフの環境に近づけようとアンプにダイレクトインで、こうか?違うな、こうか?と弾いていたがやっぱり私の音はどうも荒い。ジェフのトーンの甘さがない。
この下手くそめ!ちんちくりんの唐変木め!と己を呪うあまり知恵熱が出そうになったが、かっかした頭のオーバーヒートが功を奏したか(そういえばちょうどラフ・アンド・レディが出た頃にジェフ・ベック・グループがテレビ出演した映像がネットにあったな)と思い出した私。

ヒントになるはず、と早速視聴。
やっぱりいい音してんなぁ。ん〜、やっぱりしょっちゅうボリュームとトーンいじってるな、そりゃそうだわな。でも肝はそこじゃないよなぁ。
あとは……やっぱりピッキングする場所も出したい音で変えてる……ん?柔らかい音なのにえらくブリッジ側で弾いてる?んんん?右手のタッチが軽い?全然力んでない……あっ。

ギターを抱えなおし、ピックを持つ、いや、つまむ。
全く力を入れずに「つまむ」。そのまま弦を撫でるようにピックを「滑らせる」。
……ははぁ!そういうことですか、ジェフ師匠!

要するにピックを持つ指が力んでいたのだ。
いや、正確に言おう。「力を抜いていたつもりが全く抜けてなかった」のだ!

「ピックは握るな、柔らかく持て」というのはギタリスト界隈ではよく聞く金言。
私もその言葉に従っていたつもりだったが……甘かった!(いや、まあ、私が下手くそなだけかもしれんが)
はっきり言って、親指と人差し指の間にピックを挟むだけでいい。「持つ」という考え方を捨てるべきだ。

この状態で弾くと弦に対してピックの入りが浅くなる。
この状態で弦を撫でれば太く、甘いトーンに。ピックをシャープに走らせればザラっとしたロックの音がちゃんと出る。
〈写真参照〉

だが、「持って」しまうと弦に対してピックの入りが深くなっても力技でふり抜けてしまい、結果、どれだけ柔らかく弾いたつもりでもピッキング音が目立つ荒れた音になってしまう。
〈写真参照〉

※なお写真はイメージを強調するためにピックの入りを極端にしているが、実際、意識としてはこれぐらい差があるとおもってよい。

そして、この時に気づいたのだが、この浅いピッキング、指弾きの際の弦に対する入りにとても近い(指弾きだとこのくらいの浅さで弾いてもピック弾きよりもっと太い音が出る)。
〈写真参照〉

近年のジェフが指弾きに完全スイッチしたのは元々こういうピックの角度による音色コントロールへの意識があり、指のほうがよりコントローラブルにやれる、という確信があったからではなかろうか(ちなみに編集長もリンジー・バッキンガム、マーク・ノップラータイプの指弾きの人で、私も昔っから「ピックぅ?要らねぇ要らねぇ!指だよ指!」と言われ続けて早20年。指弾きの良さは分かっていたものの、ようやくロジカルに言語化できました。まあ、私ゃピックも使うけど(笑))。

そんな訳で長年の悩みに解決の糸口が見えたことに喜びを隠しきれない私。
喜び余って今回のコラムになりましたとさ。
ちょっとでも皆さんのヒントになればこれ幸い。

んじゃまた!ハウリンメガネでした!

さあさあギターだギターだ……今日もギターを弾くんだよっと


「フクシマン土屋」の「イイトコ探訪 福島県!」 (第48回)全国高校野球選手権大会(甲子園福島県代表「聖光学院」で熱くなる! )

2022-08-21 13:48:08 | 「フクシマン土屋」の「イイトコ福島県」&more

こんにちは「フクシマン土屋」です!

いや~大失態です。
読者さんにも、編集長MASHにも大変申し訳ないです。
ご迷惑をお掛けしました。

だって、今年の「高校野球・甲子園」は熱い!目が離せない。
ハマったのは大会9日目、2回戦の
 「聖光学院(福島)X 横浜(神奈川)」。
わが地元、福島県代表の聖光学院は、春・夏の甲子園で17回出場と最近は常連校の仲間入り。
ところが神奈川県代表には勝利したことが、一度もなかったんだ。そんな中、強豪「横浜」に勝利!
歴史的快挙だよ。ちなみに聖光学院は「伊達市」の学校で、
「福島市」の隣なんだ。親近感が湧いて応援にも熱が入るよ。

大会11日目、3回戦では敦賀気比(福井)に8ー1で勝利。
敦賀気比は2013年春準々決勝3ー9で負けた相手だった。
この勝利でベスト8進出を決めた。

大会12日目、4回戦は九州学院(熊本)に10-5で勝利。
福島勢では51年ぶり2度目の準決勝進出!
聖光学院としても春夏通じて初めてのベスト4進出だ。
ここ福島では普段野球を見ない人も巻き込んで、
大盛り上がり!みんな聖光学院の活躍に釘付けだ。

大会13日目、準決勝の8月20日(土)はフクシマン土屋の
「イイトコ探訪 福島県!」掲載日。

とういうことで、大変申し訳ございません!
「高校野球・甲子園」に夢中で原稿間に合いませんでした。

さすがに編集長MASHからお叱りの電話が!
実はMASHとは神奈川県藤沢市で少年野球、
中学校での部活と「野球少年」だったんだ。
同じ少年野球チームにはSMAPの中居もいたね。(メイン写真参照!)
MASHのお叱りの電話の後ろからも「高校野球中継」が聞こえている。。。
すまん、わかってくれ!
プロ野球と違って高校野球は見ていて気持ちが熱くなる。
つい夢中になってしまう。こんな人は自分以外にも多いんじゃないかな。

気を取り直して、
第104回全国高校野球選手権大会の準決勝。
3年ぶり29度目の出場で過去2度の準優勝がある超強豪、
仙台育英(宮城)と対戦。
東北勢同士の準決勝は夏の甲子園で初めて!
地元のみならず東北中が注目していたんではなかろうか。

結果は18-4で残念ながら聖光学院の敗退。
9回裏、聖光学院の攻撃では出塁中のキャプテン赤堀。
出塁中にもかかわらず涙しながらバッターへ激を飛ばす。
その姿に見ているこっちも涙せずにはいられなかった。
聖光学院おつかれさま。応援させてくれてありがとう。
感動をありがとう。


「イイトコ探訪 福島県!」を読んでくれてありがとうございます。

この原稿をやっと書き終え、明日22日は決勝戦。
仙台育英は下関国際(山口)と東北勢初制覇を懸けて対戦。
東北に優勝旗を!と願うばかりです。
でも、どちらにも悔いのないプレーをしてもらいたいね。
応援してます。


ハウリンメガネが縦横無尽に書く…「メガネの遠吠え」 (第二回) ヴァイナル中毒編! ヴァンゲリスとキカイダー?

2022-08-13 10:53:49 | 「ハウリンメガネ」の「ヴァイナル中毒」&more

ことの発端はヴァンゲリスの死去であった。

5月のことである。
ヴァンゲリス死去のニュースが流れ、編集長から「キミ、ヴァンゲリスのレコード、キープしてるぞ。せっかくだしヴァンゲリスについて書いたらどうだ?」とメール。

率直に言って筆者はヴァンゲリスの音楽を大して知らない。それこそ彼が音楽を担当した「炎のランナー」と「ブレードランナー」(あ、ランナー繋がりだ。原題だと炎のランナーは"Chariots of Fire"だけど)ぐらいなのだが、この「ブレードランナー」の音楽だけでもヴァンゲリスは素晴らしい(SF者としてはやはりこれは外せませんな)。

ヴァンゲリスという人はシンセサイザーが相当お好きだったようで、スペイシーなフューチャリズムに溢れた音(今となってはレトロ化してしまったきらいがあるが)をふんだんに使う(ただ、彼の良さの本質はそこではないのだが、それは後述する)。このヴァンゲリスが作り出すシンセのフューチャリズムとリドリー・スコットが作り上げたあの映像のフューチャリズムがドンピシャでマッチした結果が現在に至るまでの「ブレードランナー」の評価に繋がったのは間違いあるまい。

とはいえ、これはやはり映画のサウンドトラック。サントラというのはやはり絵と音をセットで鑑賞してこそ本領が発揮されるものであり、単体で鑑賞するより、DVDなどで楽しむのがベターだろう。
では「ヴァンゲリスの音楽」を楽しむのにちょうどいい作品は?
それがこの「ジョン・アンド・ヴァンゲリス」のアルバムである。

ヴァンゲリスは過去、リック・ウェイクマンの後任としてイエスへの加入を打診されている。
自身の作風を変えたくない、とヴァンゲリスが断ったが、この時に知り合ったイエスのジョン・アンダーソンと気が合ったらしく、その結果生まれたのがこの「ジョン・アンド・ヴァンゲリス」のアルバムである。

ヴァンゲリスが作り出すフューチャーオリエンテッドなサウンドをバックに歌うジョン・アンダーソンはイエスでの彼とも異なる魅力があり、中々の良盤。
イエスといえばキーボードのリック・ウェイクマンもミニモーグの愛好家だが、ヴァンゲリスはどちらかというとポリシンセ(シンセにはモノ(単音)とポリ(複音)があり、ミニモーグはモノ。前者は同時に発音できる音は1音、ポリは回路構成によるが2音以上の音を同時に出せる。簡単に言えばモノは独唱、ポリは合唱だと考えればよい)を愛用していたらしく、モーグ的なファットなアナログシンセサウンドというより、クラフトワークに通ずるような「生楽器では出せない音」の作り方がとても巧み。
そしてヴァンゲリスの良さはこの「生楽器では出せない音」と生楽器の組み合わせ方であり、彼の本質的な良さは曲のメロディと、バックのオーケストレーション能力にある。

曲を俯瞰して見たときに「このメロディは力強さが欲しいな。これはサックスだな」とか、「このベースラインは単調な感じがほしいからシンセベースとシーケンサーの組み合わせだな」というように、必要に応じて楽器をコンビネーションさせているのであり、ブレードランナーでシンセを全面に出したのも映像がシンセサウンドのフューチャリズムを求めたからであり、必要な箇所に必要な音を配置した結果があの音楽だったというわけだ。
ヴァンゲリスがシンセを好んでいたのは彼が必要としていた、生楽器では出せない音をシンセが出せたからであり、「シンセが使いたーい!」という欲求ありきでのあのサウンドが生まれた訳ではないのである(これ、私も機材オタクな面があるので常々自戒するよう意識しているが機材が使いたい欲求が先にくると大概ろくな結果にならない)。

その結果生まれた彼の作品の質はこの「ジョン・アンド・ヴァンゲリス」にも現れており、賛美歌のような美しいメロディと、生楽器とシンセを巧みに組み合わせ、必要十分な音色で構築された過不足のないフューチャー・オリエンタリズムに溢れた素晴らしい音に仕上がっている……

ということを考えていたのが6月半ばのこと。
そして今回の本題はここからである。

日本が誇る大作曲家、渡辺宙明先生が6月にお亡くなりになったのだ。

宙明先生の名前を知らなくても先生の音楽を聴いたことのない人は殆どいないはずだ。なにせマジンガーZの主題歌(劇伴も)は先生の作品!

そしてヴァンゲリスには悪いが、私ゃ宙明先生の音楽の方が百倍影響されている!
何故なら初期東映戦隊ヒーロー(ゴレンジャーからゴーグルファイブ)、キカイダー、アクマイザー3、東映版スパイダーマン、そしてギャバンからスピルバンまでのメタルヒーローを筆頭とした70年代〜80年代初期東映特撮ヒーローの主題歌と劇伴は、ほぼ先生の作!(私は正確には世代ではないのだけど、子供の頃、親がレンタルビデオで借りてくれたのでしこたま観ていたんですな。ちなみに96歳で亡くなる直前の戦隊シリーズ、機界戦隊ゼンカイジャーの劇伴もご担当!最後まで現役を貫かれた!)

先生ご自身は大正のお生まれで、映画音楽やクラシックの影響が根底にあるようなのだが、プロになってからも渡辺貞夫氏にジャズのレッスンを受けられるほど勉強熱心な方で、息子さん(作曲家の渡辺俊幸氏)が聴いておられたブラッド・スウェット・アンド・ティアーズのようなブラスロックも「これは良い」と、ご自身が良いと思ったものをドンドン取り入れられ、結果生まれた、俗に「宙明節」と呼ばれる作風(特に先述の特撮ヒーローシリーズで全面的に聴けるものだが)、これが誠に素晴らしい!

マイナー・ペンタトニックやブルーノートスケール(ブルースやジャズでよく使われる音階)を主体としたエモーショナルかつクールなメロディ、フレーズを主体に、タイトでグルーヴ溢れるリズムセクション、キレのあるブラスやストリングス、ティンパニやヴィブラフォンによる装飾が先述のヴァンゲリスにも通じる「必要な箇所に必要なものを入れる」というマナーの下に使われており、重厚かつ過剰感のない見事なオーケストレーション!
レコーディングでは先生も立ち会っておられ(細かいフレーズはセッションプレイヤーにお任せなケースも多かったらしいのだが)、例えば「ジャッカー電撃隊」のOPでのイントロ、コンガがタイトにリズムを刻む中、ヌルッと入ってくる地を這うような粘っこいベースの入りは非常にスリリングだし、宇宙刑事ギャバンのED「星空のメッセージ」のギターはヴァースではタイトにワンコードの裏打ちカッティングに徹し、コーラスでは一気にドライヴサウンドでの白玉コード一発で迫力を出すなど、今聴いても大変勉強になる(特に後者は筆者のお気に入りで、串田アキラさんの歌の良さと相まって、素晴らしいロックバラードに仕上がっていると断言しておこう。歌詞もいいんだよなぁ。余談になるが先生の作品、結構な頻度でワウギターが入る(前述のジャッカー電撃隊のOPとか)。特にキカイダー01のOPなんかクリーム期のクラプトンばりのワウギターが入っており、今考えるとマイナーペンタやらカッティングやらワウやら、私がブルースロック、ひいてはブラックミュージックの道に進んでいったのは子供の頃に宙明節を刷り込まれたからでは?という自問が湧いてくるのだが……結果オーライ!)

そして忘れてはいけない。ヴァンゲリスと先生には大きな共通点がある。
それがシンセサイザーの使い方だ!(なにせ日本に最初に輸入されたミニモーグ数台中の1台を購入されたのは宙明先生その人!)

例えばキカイダーでキカイダーを苦しめるギルの笛の音。最初オーボエのような音で始まるのだが、徐々にノイズ成分が増えていき、耳障りな音に変化していくあれ、あれがモーグ(先生ご自身で音を作ったとのこと。聴くだけで不安になるメロディも凄い)。
他にもデンジマンのOPでのシーケンシャルなフレーズや「プシューッ!」といったノイズ音なんかもシンセで作っておられたり(モーグではないらしい。ちなみにこのシーケンシャルフレーズのプログラムを担当したのはYMOのマニピュレータである松武秀樹氏とのこと。時代を感じますなぁ)、メタルヒーローシリーズでの楽曲ではまさにアナログシンセ!という音が多用されている。

そして先生もヴァンゲリス同様、シンセの使い方は徹底している。
そう、宙明先生もまたオーケストレーションの達人!あくまでシンセを使うのは生楽器では出せない音が必要な箇所のみ!
故に生楽器の良さとシンセの特徴的な電子音が見事に組み合わされた宙明サウンドは今聴いても血が滾る!

ヴァンゲリスにも宙明先生にも職業作曲家としての美学を感じる。
もちろん作風は異なり、ヴァンゲリスには教会音楽的な荘厳さがあり、宙明先生には普遍的なメロディの良さとそれを支えるアレンジの多彩さがある。
だが、両者に共通すると感じるのは「オーケストレーションの美学」だ。
その作品に沿う音楽(劇伴だろうが主題歌だろうが)、それを構築するためにはどんな音が必要か。生楽器だけでは出せない音が必要ならばシンセを使って新たな音色を使う。シンセでも出せない音なら楽器を違う奏法で使ってみる(宙明先生はヴィブラを弓で擦ったりもしたそう)。シンセが不要なパートであれば生楽器できっちり構成する。

今の我々は技術の発達によって最初からシンセだろうがサンプラーだろうが使い放題だ。だが、本来シンセサイザーとは生楽器では作り出せないような音を作るために生まれたもの(まあ、異論もあるだろうが)。
まず生楽器があり、電気楽器があり、そして電子楽器がある。クラシカルな方法のようだが、これが本来の音楽の作り方だ。
そしてヴァンゲリスと宙明先生の作品はそれをちゃんと教えてくれる。

偉大なる作曲家お二人に哀悼の意を!
ハウリンメガネでした!


「フクシマン土屋」の「イイトコ探訪 福島県!」(第47回) 日帰り入浴情報「高湯温泉」福島市

2022-08-06 13:09:00 | 「フクシマン土屋」の「イイトコ福島県」&more

こんにちは「フクシマン土屋」です!

暑い!今年も暑いね~
日本気象協会は40℃以上の日を「酷暑日」と呼ぶことに決めたそうだ。
それだけ国内でも40℃以上の日が増えているらしい。

福島市でも連日35℃くらいの「猛暑日」が普通になってしまった。
そしてついに猛暑日を超える表現の酷暑日が登場。
それにしても「こくしょび」とは。。。
厳しさ伝わる呼び名だね。

とはいえ「自然を愛するフクシマン」。
エアコンの効いた室内に籠っているなんて無理な話。
いくら暑くても好きな「温泉」には入りたいわけで。。。
先日行って来た「日帰り入浴」がとても気持ち良かったので、ここでシェアしよう。

福島市には大きな温泉場が3ヶ所あるんだ。
それが「飯坂温泉」、「土湯温泉」、「高湯温泉」。
聞いたことある温泉もあるでしょう?
今日はその中で「いかにも温泉」な泉質の、
「高湯温泉」を紹介だ。

さて「いかにも」って言うのは、
においがキツくてお湯が乳白色のいわゆる「硫黄泉」。
苦手な人も多い反面、「いかにも」的なところから大ファンもいるよね。
これぞ「温泉!!」って具合だからね。
もちろんフクシマンも大ファンですよ。

某日、この日は最高の晴天!というか猛暑でして。。。
涼を求めて山へ。
そうそう「涼を求めて水辺へ」ってイメージの人が大半かと思うけどね。
フクシマンは「山」へ行くんです。「山派」なんで。
(バイクもYAMAHA…失礼!)

高湯温泉は吾妻連峰の中腹(標高770mくらい)に位置する温泉郷。
下界とは違って高原の風が吹いているのだ。
でもね、ただ風呂入りに行くと思ったら大間違い。
自然を満喫して運動もしたい人なので!まずは、
付近の「高原を軽くランニング&散策」して汗を流し、
それからいざ温泉だよ(笑)

今回お世話になったのは、
「四季を彩る高原の宿 花月ハイランドホテル」。
「高原の宿・ハイランドホテル」と名前からもわかるとおり、
高湯温泉で一番の高台に位置するのだ。

先に言ってしまうと花月ハイランドホテルは眺望最高!のお宿。
広い駐車場からは福島市の街並みが見渡せるのだ。
ということはさらに高いところにあるお風呂やお部屋。
そこからの眺めは、さぞかし良かろうと期待してしまうゾ。

正面玄関を入り階段を上がる。バリアフリーでエレベーターもある。
宿泊でない人は、ここの券売機で入浴券を購入。
今回は入浴のみなので料金は大人900円、子供(小学生以下) 500円。
(土日・祝日・GW・お盆・年末年始の料金で、平日の場合は各800円と400円)

受付で入浴券を出すと「以前にご利用はありますか?」と。
初めてですと答えると、親切にも途中まで案内してくれた。
そして「登山者も利用する疲れの取れる温泉ですよ」と、
教えてくれました。それは、、、
いかにも「ランニングして来ました」的な格好をしていたからかな(笑)

入浴のみで入れるのは内湯と露天風呂。
(オプションで貸切風呂の利用も可)
先ずは内湯「大浴場 山の湯」から。
脱衣所には無料の貴重品ロッカーがあり安心です。
場内に入ると二面が壁無しのガラス張りで、
内湯ながら明るく開放感バツグン!
この時期は新緑の木々の緑が目に入り、乳白色のお湯と相まってリラックス~。

ここでもう十分な満足感。でも、まだまだこれから。
楽しみな露天風呂も残ってる!
露天風呂へは一度服を着て廊下を少し移動。
(こちらにも無料貴重品ロッカーあります)
お待ちかね、その名も「空中露天風呂 杜の湯」。
「空中」って高まる期待!
洗い場を抜けて外へ。そこは、、、
吾妻連峰の稜線が美しい!山の緑と空の青、そして白い雲!
内湯をさらに上回る解放感!

「ふぅ~気持ちいい。。。」そんな言葉が自然と出るね。
すると可愛い野鳥が温泉を飲みに来てね、その姿に癒されます。

ひとつだけ気になったのは客室からの目線を防ぐ柱?
木造りでデザインもされているので違和感はないけれど…
湯船からの景色が遮られていてね。
個人的には裸を見られてもかまわないから、
もっとオープンにしてほしい!!
(あっ、客室の人が見たくないのか!笑)

とはいえ澄んだ空気の中、山を間近に見ながら
「青色を帯びた乳白色の湯」にゆったり浸かれば、
疲れなんてどこかへ消えちゃうよ。
嗚呼この後ビールを飲めたら、もう言うこと無いのに。。。
いえいえ、入浴のみでも大満足!
とても気持ちの良いお風呂でした、ありがとう花月さん。
リピートしますね!


「イイトコ探訪 福島県!」を読んでくれてありがとうございます。

先の温泉場3ヶ所へは、どこも福島駅から車で30分ほど。
さらに福島県、東北地方は温泉の宝庫!
つくづく良いところに住んでいるなと実感します。
これからも福島・東北の良いとこ紹介していきますね。

それでは、ごきげんよう!


ハウリンメガネが縦横無尽に書く…「メガネの遠吠え」(第一回) ボブ・ディランから読み解く 著作権!

2022-07-30 11:28:00 | 「ハウリンメガネ」の「ヴァイナル中毒」&more

6月某日。
編集長からメール。何やら画像が添付されている。

「これ、どう思う?ちょっと感想聞かせてよ」

ふむふむ、【海外ミュージシャン相次ぐ著作権売却】ね。

たしかに最近ボブ(・ディラン)を筆頭にニール・ヤング、ZZトップ、(ブルース・)スプリングスティーン、なんとレッチリまで著作権を売却している。

著作権といえばアーティストにとっては作品と自分の利益を保護する為の武器の一つ。なにゆえそれを売却するのか。

今回はそんな新聞記事とボブの件から著作権についてつらつらと考えてみたので皆さまチョイとお付き合い願いたい(念の為断っておくが、筆者は法律の専門家でもなんでもないので、あくまで素人が多少調べた範囲の知識で書いている旨、ご了承頂きたい)。

著作権は大きくは『著作者人格権』、『著作財産権』、『著作隣接権』に分けられる(このうち、著作者人格権だけは譲渡の対象外。これが話をややこしくするのだが、詳しくは後述)。
まず『著作者人格権』は「著作者の意に沿わない出版をしてはならぬ」という、著作者が作品に込めた意思や名誉を守るもの。例えば編集者が作家の同意なく原稿をエディットし、「これは彼の作品です」と出版した場合、作家は異議を申し立てる事ができるし、近年多い、政治集会で自分の曲を使われたミュージシャンが「そんな意図の曲じゃないから使うな」と異議申し立てをしたりというケースがこれに該当する。

次に『著作財産権』。これがよく世間的に著作権侵害としてニュースになりやすいもので、複製権、上演権、上映権等々で構成されており、漫画や音楽の違法アップロードなどはこれを害するものとなる

そして『著作隣接権』。これは作品の製作者というより、制作に携わった者の権利に関係するもの(だから"隣接")で、レコーディングに参加したスタジオミュージシャンやレコーディング費用を出した会社などの権利を担保するためのもの(なお、これらはあくまで日本における著作権の扱いで、海外は当然各国で異なる(アメリカなんかは著作者人格権がかなり緩い))。

これらの「著作権」が全てアーティストに帰属するなら話は簡単なのだが、実際のところは関係各位の権利が引っ絡まって複雑怪奇、人外魔境の地底獣国。
レコード(音楽)業界だけでも作曲家、作詞家、実際に演奏するミュージシャン、レコード会社、ラジオ局テレビ局、著作権管理団体などなどが著作権の一部を分けて所有、管理しているからさあ大変。
「あの権利はA社、あの権利はBさん、あの権利はC社が管理してて……ぁぁぁ!」とあっちゃこっちゃに権利者がいるので話がややこしくなるのである(先述の「政治集会で自分の曲が〜」というのも、ミュージシャン自身に話が通っていなくても著作権管理団体が許可を出していたりする……著作権自体、「著作者を守る為」というより「著作権ビジネスの為」になっている部分が多々あり、これはこれで功罪半ばする大問題なのだけど話が長くなるので省略)。

そして今回ボブが譲渡したのがこの中の『著作隣接権』の『原盤権』。

はい!出ました!音楽業界でよくトラブルの元となるのがこれ!
原盤権とは簡単に言えば「マスターテープの所有権」である。つまり、レコードをプレスする為の源泉を「これを使いたかったら(レコード、CDを生産したいなら)お金払ってね」という為の権利であり、原盤権を持っている権利者が"その作品を生産する(させる)権利"を持っているのである。

実はこの原盤権、ミュージシャン自身が保有しているケースは少なく、レコード会社や所属事務所が持っているケースが大半。これはレコードの制作費を出す会社(レコード会社、所属事務所)が「制作費は出すから原盤権は譲ってね」という契約をしていることが殆どの為(そもそもレコード産業自体がレコーディングスタジオの使用料、レコーディングスタッフのギャラ、マスタリング作業、レコード自体の生産費などなど莫大な金額がかかるビジネスであり、下世話な話になるがレコードの売上から発生する利益のうち、一番利益率が高いのが原盤権から発生するものなので、そもそも売れるかどうかも分からないものに投資する以上、そこを担保にするというのは仕方ない面もある)。

この為、ミュージシャンが事務所を移籍することでベスト盤に収録できない曲が出てきたり、レコード会社が倒産することで再発盤が出せなくなったり、と利益をもたらす反面、様々な問題を孕んでいるのがこの原盤権。
だが、逆にいえばまともな権利者が原盤権を管理している限り、その作品は常にリリースが可能な状態を保てるということでもある。
ボブが長年の付き合いのあるソニーミュージックに原盤権を売ったというのは「信用してるからちゃんと後世に残せよ?」というメッセージにも思える。

今回はボブからソニーミュージックへの原盤権譲渡がニュースとなった訳だが、実はボブ、2020年にもユニバーサルミュージックへ音楽出版権(著作財産権)を譲渡している(こちらは楽曲の使用許可や著作印税についての権利)。

こうなると私としては(あまり考えたくないが)「ボブも自身の店仕舞をしているんだな……」と思わざるを得ない(御年81歳、そりゃ身辺整理もなさるでしょうよ)。

そう考えると寂しい気持ちになるが、それはそれとしても、今回の譲渡はいい判断だと筆者は考える(「税金対策だ!」とか、「プロテスト精神はどこ行った!」という意見もあるだろうがまあ聞け)。

著作権はまともな管理者に任せないととんでもないことになるからだ。

筆者が敬愛する映画監督の押井守氏。氏の作品に「天使のたまご(85年公開)」という作品がある(発表当時、難解だ、という感想が多すぎ、氏が数年間の逼塞を余儀なくされたという曰く付きの作品……良いんだけどなぁ。ちなみに私はパト2と紅い眼鏡と立喰師列伝がベスト3です)。
この作品、著作権を管理していた徳間書店が氏に無断で著作権をまとめて海外に売ってしまい(なんとB級映画の帝王、ロジャー・コーマンに売ったらしい)、著作権の転売が重ねられた挙げ句、最終的に著作権者不明となり、日本国外ではソフトとして販売することが困難になってしまっている(著作財産権を持っている"誰か"に訴えられる可能性がある為。日本国内ではちゃんとリリースされています)。

もしボブの原盤権が訳のわからん奴らに買われて「北国の少女」がラジオで流せなくなったら?
「ハリケーン」を聴ける機会がなくなったら?
「ペイ・イン・ブラッド」が入ってる「テンペスト」が発売できなくなったら?
ボブの曲がそんな扱いになってしまったら……考えただけで怖気がする!(まあ、私ゃ全部アナログで持ってるからいつでも聴けるけどサ)

無論ソニーミュージックやユニバーサルミュージックだって未来永劫、真っ当に著作権管理をしてくれるかと言われれば疑問符はつくが(特にユニバーサルはフリップ先生と裁判で大モメした過去アリなので先生のファンとしては……うーん、だが(苦笑))、少なくともボブは彼らに任せたのだ(スプリングスティーンもソニーに売却しているあたり、ミュージシャンとの信頼関係が構築できているのかもしらん)。

音楽を残すために色んな人がそれぞれの立場で出来ることをやっている。
今回の著作権売却はその現れだと信じて、今回は筆を置こう。


「フクシマン土屋」の「イイトコ探訪 福島県!」 (第46回) レッツ農業!

2022-07-23 13:35:29 | 「フクシマン土屋」の「イイトコ福島県」&more

本業は「SE兼プログラマー」ですが、
お米作りをしていたり、桃・りんご農家さんを手伝っていたりと
「兼業農家」色の濃い、

こんにちは「フクシマン土屋」です!

いや~待った、待った。今年の
4月、ようやく昨年収穫したお米から作られた「お酒」が
内々での試飲というかたちでお披露目されました!
そして店頭に並んだのは田植え後の5月下旬。
出荷数が少ないとはいえ6月末には見事に「完売」しました!(パチパチパチ)

昨年から田んぼとお米の品種を変えて新たにスタートした「米作り」。
「農薬」を使わないから手が掛かってね。田植え後は雑草との戦いだよ。
暑いさなか腰をかがめて田んぼで草取りって、超絶たいへんな作業なんだ。
でもそうやって自分が携わったお米は、やっぱり思い入れが違うね~。
「収穫の喜び」、「味わう喜び」がひとしおなんです。

手元に今年出荷分の「お酒」がラスト1本!だいじに残してあります。
これは9月の誕生日まで熟成させてから開ける予定!
この楽しみも「活力」であります。
そして7月現在。
秋の収穫へ向けて、今日も雑草と格闘中です!

さて、桃・りんご農家さんの手伝いの方はと言えば。
4月 リンゴ畑での「受粉作業」。
これはね~、わからん。。。
棒の先にフワフワの綿毛がついた「耳かきのオバケ」みたいなので、
ピンク色に着色した花粉を一輪一輪に付ける作業なんだ。けどね、
だんだんと、どの花に付けたか正直わからなくなる!のよ。
だってピンク色って「薄っすらピンク色の花」と同じ色なんだよ(苦笑)
受粉させる花粉の着色を「青」とかにしませんか?
と、農家さんに提案したところ、、、
「そんなの無いし、見た目も悪い」とのことでバッサリ却下されました。ダメですか。。。

5月-6月 リンゴ畑での「摘果(実すぐり)作業」。
これはね~、慣れた。
ひとつの株から5~6の実がなるのだけど、真ん中の実を残して
まわりの実はすべて落としてしまう作業。
最初はもったいない気がしたけど、実を大きくするために必要な作業で
「心を鬼にして」ひたすらに実を落としまくるのです。

そして来週からは「桃の収穫作業」。
これはね~、朝が早い。
桃は足が早い(傷むのが早い)から午前中が勝負!
4時半に集合して畑へ。
桃は非常にデリケートなため、自分は主に「運び屋」。
これはベテランでなくともできる仕事。
たまに「選別」。これは慣れが必要です。

どんな形にしろ「携わったモノ」たちは、お米同様に格別の思い入れがあります。
ムダにはできません。すべてだいじにありがたくいただきます。
なによりストレートに「おいしい!!」。

そして思うようになったのは
食べ物に限らず、店頭に並んでいる物、身の回りの物すべて
「作りて」がいる、携わっている「人」がいるということ。
そんなことを少し考えると、何でもだいじに思えます。

農業を手伝うようになって、食べる時や買う時に添加物はどうかな?
だけではなく「どうやって作ってるのかな」、「手間かかっているんだろうな~」
なんて想像するようになりました。
以前はまったく考えなかったのにね。

「知る」ってだいじだね。

「イイトコ探訪 福島県!」を読んでくれてありがとうございます。

次回もよろしくお願いします。


「ハウリンメガネ」が書く! 『行って来たぞ!Enoアンビエント京都』

2022-07-16 14:19:49 | 「ハウリンメガネ」の「ヴァイナル中毒」&more

読者諸賢、ご無沙汰!ハウリンメガネである。

行ってきました!「ブライアン・イーノ・アンビエント・キョート(https://ambientkyoto.com/)」!
本来なら先月にマシュメガネ対談の形で掲載予定だったのだが、ご存じの通り編集長が身体を痛めてしまった為、書き物、編集作業が実施困難でマシュメガネ対談は連載中断(名曲しりとりも。先日直接会って話したが確かにPC類での作業は厳しそう。楽しみにして下さった方々、申し訳ないが御容赦の程を。とはいえ他の連載は継続していくのでそちらでお楽しみ願いたい)。

というわけで私の単独コラム形式になってしまうがアンビエント・キョートのお話と参ろう!(以下、ネタバレというか、前知識なしに観たほうが楽しいと思うので、まだ行ってないよ〜、行く気だよ〜という方は行ってから読んだほうがいいかも。そういう人は行ってから読んで頂きたい。一つだけ先に注意すると、イーノの意向でグッズ売り場に買物袋はないので、グッズを買う気の人は何かしらの大きめの袋必須。私はグッズ買ってから慌てて近くの某電器店で袋を買いました)

まず、結論からいえば心の底から「よかった!」と断言しよう!私自身、開催期間中にもう二、三回は観に行くつもりだ(8月21日まで開催予定)。
開催場所は京都の京都中央信用金庫旧厚生センター(東本願寺のすぐ近く。JR京都駅から歩いて10分程度)。日曜の昼1時頃に行ったのだが中々の盛況。勿論開催形式的に人でごった返すような形ではないが、入れ代わり立ち代わり出入りはかなり多く見られた。しかもカップルや親子連れもかなり居り「おおっ!アンビエント文化の未来は明るいぞ!」と独りごちた私(嬉しかったのは展示室を出たとこにいた子供が親御さんに楽しそうに「すごいねぇ、すごいねぇ」と言っていたこと。イーノのインスタレーションはやはりポップアートであり、老若男女問わず人々を楽しませるものだ。そしてその「楽しい」の中に見え隠れする影(不安や危険を想起させる要素)がイーノのインスタレーションを趣深いものにしている。この辺り、編集者、文筆家の松岡正剛氏の云う「日本人と面影」論やフリップ先生がクリムゾンで演っている「Mie gakure」という曲の趣きに通じるものがまさに「見え隠れ」していると思うのだがどうだろうか)。

閑話休題。
肝心の展示内容を会場案内パンフレットから抜き出すと、
I. 77 Million Paintings
II. The Ship
III. Light Boxes
IV. Face to Face
V. The Lighthouse
の5つ。

「V. The Lighthouse」は展示室以外の、廊下やトイレで流れているイーノの音を全部引っくるめてこう呼んでる模様。
会場内(展示室間)を移動すると音楽が変化してるのだが、面白いことにその変化したポイントが意識できないのだ。音量の変化、曲調の変化があまりにシームレスで、フッと気づいた瞬間に曲が変わっていることに気づく次第(なお、廊下に盆栽や石が置かれていたのだが、これらもアンビエント・キョート用に用意されたものらしい。イーノの音楽と日本の庭園文化は何故か相性がいい)。

そして展示室に展示されていたI〜IVだが、会場の1階にI、2階にIII、3階にIIとIVが展示されており(おそらく会場スペースの都合だとは思うのだが、このパラレルな配置もイーノ的だと思うのは私だけ?)、私は最初、配置がよく分からずとりあえず2階へ。
そこで、「III. Light Boxes」に入ったのだが……そこでまず20分ばかり見入ってしまった。

暗い部屋の壁に(展示室は全部暗いのだけど(笑))、3つの光る四角い箱が横一列に飾られており、これらがゆーっくりとした速度で色を変えていく。

これがいつ変わったか知覚できない遅さで変わるのだ。
夕焼けが夜に変わる瞬間が知覚困難なように、非常にスロウな変化が絶えず繰り返されていく。光の色も原色的などぎつい色のはずなのだが、箱の透過性でフォグが入る為か、目に痛くなく、ずっと見れてしまうのだ(ちなみに色には機能がある。分かりやすいのは信号機の色分けで、人間は赤や黄色は危険を、青や緑は安全を感覚的に認識しやすいのだそうだ(幼稚園などの帽子に黄色いものが多いのもこの理屈)。これらの機能を持つ色が絶えず移り変わっていくところに先述の「見え隠れ」が潜んでいると筆者は考える)。
これに加えて当然ながら部屋にはドローン強めのイーノ印アンビエントミュージックがずーっと流れているのだから、そりゃあぼーっと見入らない方が無理というものだ。

とはいえいつまでも見入っているわけには行かない。次第に主張してきた膀胱の違和感を処理すべく手洗いのある3階へ行き(この時に先述の「V. The Lighthouse」のシームレス感の凄さに気づいた)、その流れで「IV. Face to Face」の展示へ(これはアンビエント・キョートでの展示が世界初公開とのこと)。

こちらは「III. Light Boxes」と発想は同様なのだが、変化するのが光ではなく、人の顔。
モーフィングという技術はお分かりだろうか。人物Aの顔から人物Bの顔に少しずつ変わっていくアレである。
あれをこれまたゆーっくり、21人の顔からランダムにパーツ単位で変化させていくのがこの「IV. Face to Face」なのだが、これもホントにいつ何が変わったかが分からないのである!

「え〜っ?人の顔でしょ?流石に変化したら分かるんじゃないの?」と思うでしょう?
確かにじーっと見ていたら「ん?いまちょっと影が濃くなった?」とか「あっ、ヒゲがちょっとずつ生えてる!」などと気づくのだが、相当集中しないとまず気づけない。さらに言うと、このような感じで3枚の画面パネルがあるのだが、

真ん中の人の変化を捉えようと思い、真ん中を集中して見る。この時、左右のパネルも視界には一応入っている。ところが真ん中の変化を把握し、ふっと視界を左右に広げると、一応見えてたはずの左右の人が全く違う人に変わっているのだ!
「木を見て森を見ず」の言葉通り、1枚の変化に気を取られている間に残りの2枚が変わってしまうのを見逃してしまうし、逆に「森を見て木を見ず」もまた然りで、森、つまり3枚全部の変化を見ようとすると木、1枚ずつの絵の何が変わってたのかが分からなくなる(まるでイーノに「人間の知覚能力なんてそんなもんだよ」と言われている気分にすらなる。なお、この部屋にももちろん音が流れてるのだが、天井のコーナーに小型のステレオスピーカーが吊るしであるだけなのにボトムがとても力強かったのはお見事の一言(普通、吊るしはボトムが出ない)。部屋を一個のスピーカーボックスに見立て、部屋鳴りを上手く使うというのは確かに音響テクニックの一つなのだが、ここまで上手くやられると脱帽!)。

そして次に見た「II. The Ship」。これがよかった!
これは音が主体の展示なのだが、暗い部屋の中に入るとまず、真正面にオーディオスピーカーが積まれている。そしてその上にちょこん、と置かれているピグノーズアンプ!
おっ!と思って部屋の中を見回すとややっ!ギターアンプが3台も!(アンプを見ると血が騒ぐのはギター弾きのサガなのか(苦笑))

部屋を入り口から見て正面にヴォックス、右にフェンダーと思わしきツイード、左にJC-40(名機!私はJC-120よりこれが好き)がそれぞれ置かれ、それ以外にもあちこちにオーディオスピーカーが配置。

それら全てのスピーカーからイーノの「The Ship」という曲が流れてるのだが、その曲の構成音のパーツを部屋中に置かれたあちこちのスピーカーからパラで出しており、自分がいる場所で聴こえ方が変わるのだ(おそらくパンニングもオートメーションされているはず。ギターアンプもそのいちパーツであり、常時音が出ているわけではなく、時折アンプから音が出る、という使われ方だったことも記しておこう(思わずアンプに耳を近づけて確認してしまった私の姿はさぞ怪しかったであろう(笑))。

この、ギターアンプのところにスポットライトが薄く当たってるだけ、という本当に暗い部屋(入口に「目を慣らしてから、お入りください」と書かれているほど)の中で聴く「The Ship」が心底良いのだ。
曲自体はインナースペーシーなシンセと読経のような歌が繰り返される瞑想にはもってこいの曲なのだが、先述のとおり、立ち位置で聴こえ方が変わる為、大型スピーカーの近くに行ってみたり、ギターアンプそれぞれの前に行ってみたり、部屋を一周してみたりして、聴こえ方の変化を感じるだけで気づけば30分経っていた(音とは空気の振動であり、聴く場所で音が変わるということを身体で理解できるイベントは中々に稀有であり、こういうイベントでそれを理解する人が増えると音楽文化も変わっていくのではないか、と筆者は愚考する。読者諸賢もスピーカーがあるなら試しにスピーカーの真横や真後ろで聴いてみるとよい)。

この後に再度「III. Light Boxes」と「IV. Face to Face」を見てから1階の展示を見てないことに気づき、最後に見たのが「I. 77 Million Paintings」(これがイーノのインスタレーションとしては一番有名なのだとか)。
ここも「II. The Ship」同様、真っ暗の部屋。細い木の柱が立ち並ぶ中に大変座り心地の良いソファが並んでおり、それに座りながら壁に寄木細工様に組まれた映像パネルの変化を見る、という展示(まるで教会のステンドグラスの模様が変化していくようでまことに美しい)。
「III. Light Boxes」、「IV. Face to Face」同様にゆーっくりパネルの映像が変化していくのだが、チルアウトな音が流れており、ソファの座り心地も相まってぼーっと20分ばかり見入ってしまった(他の来場者の方に席を譲ることを考慮しなくてよいとかなら一日居られる自信あり。それぐらい気持ちいい)。

以上5つ。
全ての展示に共通するのは「体感時間のスロウダウン」。
全ての変化が「ゆーっくり」なのだ(「ゆっくり」では全く足りない。なんなら棒を3つぐらいにして「ゆーーーっくり」でもいいぐらいだ)。
体感時間の速度がここまで引き延ばされるアートも滅多にない。映画監督の押井守氏がヴェンダースの「パリ、テキサス」を例に出し、「観客の体感時間の流れをコントロールできるのは映画の特権的な機能だ」と仰っていたが、それに近いものを感じる(ついでにいえばイーノプロデュース作の残響の美しさ、あれも「音の面影をどのくらいの時間、どのくらいの量で残せばいいか、減らせばいいか」という時間感覚の発露といって良いだろう)。

これ、インスタレーション、展示というフォーマット故に可能なことではないのか?

体感できる音楽作品、映像作品、例えばコンサートや映画というフォーマットは基本的に始まった以上は終わらなければならない(つまり開始時間と終了時間は予め決まっている……と書くとうちの編集長に「(グレイトフル・)デッドはライブの終了時間なんか決めなかったゾ!」と言われそうだがありゃ例外(笑))。レコードなら再生の限界は各面の最内周だし、映画だって何時間も上映はできない(偶にあるけど)。
となるとイーノの今回の展示のように「ゆーーーっくり」した変化を味あわせるには時間が圧倒的に足りない(故にx時間内に収める為の編集作業が必要になるし、それによって作品がブラッシュアップされることも多々あるのだが)。
ところが展示というフォーマットは開場、閉場時間こそあるものの、来場者が作品に触れたところが開始地点で、帰る気になった時が終了地点。
どこから始めても、どこで終わっても構わないというインスタレーションの形式であれば、媒体に存在する限界、開始と終了の制約を排除することが可能になるーー

そう!アンビエントミュージックとは「環境」音楽!音楽単体ではなく、その音楽が鳴るのにふさわしい「環境」があって初めてアンビエントミュージックが完成する!なんてこった!アンビエントミュージックにこれほど似つかわしい形式があるか?

筆者も意識が音楽に偏りがちな為、アンビエントミュージックが「環境」を必要とすることが意識から抜けていたが、イーノはそもそもノン・ミュージシャン。
イーノの音楽面はこのインスタレーションに表れた表現方法の一面でしかないのだ(そういう意味でいうと、音楽だけでイーノを語るというのは片手落ちといってよい……我々これまで散々話してきたけど(笑)!)。

という訳で、アンビエントミュージックの本質を身体で体感できるアンビエント・キョート。是非おこしやす……と〆たいところだが「イーノで紐解くロックの歴史」を読んでくれていた方の為にそこに最後に触れよう。

会場では「イーノショップ」と銘してグッズも販売されている(作品目録本、Tシャツ、トートバッグにLP、CD、なんと落雁で今回の展示のメイン図案を再現した和菓子まで!なお、私が行った日はトートバッグが品切れ。和菓子は悩んだ末、買わなかった……次回は買おう(笑)。冒頭でも述べたが、イーノの意向(イーノはエコ活動推進家)で買物袋は会場にないので、袋必須)。
せっかくだからTシャツと目録ぐらい買って帰ろう、と思って寄った私だが、そこで先程の「II. The Ship」のLPを発見!喜び勇んで購入したのだが(一緒にディスクリート・ミュージックの12インチ45回転2枚組とTシャツと目録も買っちゃった(笑)!)この「The Ship」の最後でベルベッツの「I'm Set Free」をやっているのだ。
マシュメガネ対談「イーノで紐解くロックの歴史」の始まりが何だったか覚えておられるだろうか。そう、ベルベッツである。

やっぱりイーノのビッグバンはベルベッツだったのだ。
会場案内の裏に「ありきたりな日常を手放し、別の世界に身を委ねることで、自分の想像力を自由に発揮することができるのです。−−ブライアン・イーノ」と書かれている。
まさに「I'm Set Free」ってことだ。

音楽は歴史の連なりであり、どんな音楽にも親がある。それはベルベッツであり、ビートルズであり、ブルースであり、ジャズであり、バッハやモーツァルトであり、もしかしたら心臓の鼓動かもしれない。
さあ読者諸賢!「ありきたりな日常を手放し」、「別の世界に身を委ね」、「自分の想像力を自由に発揮」しようじゃあないか!

ではまた次回!ハウリンメガネでした!


さようなら!from MASH!「MASH記事休載」のお知らせ…

2022-06-28 09:12:32 | 「ハードパンチ編集部」 からのInfo

長い間、このブログを書いて来た。
ホント、徒然に様々なことをね…。

ただ最近、首から肩、腕に掛けて響く…
そんな神経痛が酷くてねぇ…。
PCやスマートフォンの使用は
よりこれらの症状の悪化を招く為、
記事も書かないでいたんだ。

そして、今日の記事を持って
「俺の書く記事は、しばらく休載する」
事とする。

俺が出て来る多くの連載も
途中で終わってしまうがご容赦頂き、
日々読まれているバックナンバーを
今後ともお楽しみ頂きたい。

また、俺の発信はより負担の少ない
「ツイッターにて発信予定」
ですので、そちらをご覧下さいませ!

そして大人気連載
副編集長「ハウリンメガネ」
東北支社長「フクシマン土屋」の記事は
今後も変わらず連載致しますので
変わらないご贔屓をお願い申し上げます。

では、そーいうことで!
good luck!

《編集長「MASH」》


「フクシマン土屋」の「イイトコ探訪 福島県!」 (第45回)やっぱり「たび」が好き

2022-06-11 13:33:08 | 「フクシマン土屋」の「イイトコ福島県」&more

こんにちは「フクシマン土屋」です!

た~び!
た~~び!
た~~~び!

いきなりなんだって?
「足袋」じゃ~ないぜ。

「旅」。

「旅行」ではなくて、
やっぱり「旅(たび)」という言い方が好きだね。

ここ2年余り、公に「旅」なんてできなかったじゃない?
あくまで例えだけど、たとえこっそり行ったとしても
「旅してきたぜ~!」なんて言えない(書けない)わけでさ(苦笑)
「旅」好きなフクシマンとしてはストレスでストレスで。。。

そんな中「宣言」の無かった今年のゴールデンウイーク。
「今年こそは!」と出かけた人も多かったのは周知の事実。
って、これまでがまんしたんだもの「楽しく出かけたい」よね!

なにも「旅や、むやみに出かけることを推奨」するわけじゃなくてね。
気分転換したい、好きなことしたい!って自然な気持ちや行動が
ずいぶんと長い間、制限されていたよな~って。
それで気持ちに余裕がなくなっていたような気がしてね。

基本的なルールを守って「感染させる・感染する」リスクが少ないのに、
もしくはリスクは無いのに、、、
マスクをしないと後ろめたさを感じる、勝手に「同調圧力」を感じたりして。
この後ろめたさを感じてしまう、人目を気にしてしまう「自分が嫌!」でね。
そんなことが続きました。。。
結局は自分の内面の問題で「自分が感じている」だけなんけどね。

おっと、
お腹が空いて書いてたからかな、ちょっと愚痴っぽくなりました(ごめんなさい)

要は「コロナ前には戻らない」のはわかったんだから、
新たなルールの下で楽しく暮らしたい!やっていこうよ!
ってことです。

ということでGWも終わった5月中旬、機会があり
フクシマンも「旅」してきました。

冒頭の「だびたびコール」はそのためです(笑)
やっぱりテンション上がるんだよね。

で、行ってきましたお隣の「山形県」へ!
「イイトコ探訪 福島県!」しかも「フクシマン」なのに、
「福島県を旅したんじゃないんかい!!」と
お叱りの声があるのは重々承知しております、ええ。

でもさ、久しぶりなんだから行き慣れた県内じゃなくて、
県外に行って「旅して来た~!」を感じたいじゃないですか。

それに福島県はもちろん、ご存知「東北大好き!」人間なんで、
そこは寛大な心でご容赦くださいね。

さてさて何処へ行ったのかな~。
まあ、だいたい行くとすればキーワードは
「温泉」・「グルメ&酒」・「自然」となるわけだけど。
東北は何処へ行ってもその条件は満たされる!という、
それはそれは素敵なエリアなんだよね。

それでも今回はかなり迷って決めたんだ。
何処かって?
「天童温泉」と「山寺」を訪ねてきました!
しかも、
いつもの「車中泊」ではなく「宿」をとってね(笑)

天童温泉を選んだのは、
「今回は温泉でゆっくりしたい!」ってのがいちばんにあってね。
移動にあまり時間をかけたくなかったんだ。
(ちなみに福島市からは車で2時間ちょっと)
お宿は「桜桃の花 湯坊いちらく」さん。

古いお宿ながらポイントを絞って今どきにリノベーションされて、
「レトロモダン」という言葉がぴったり。
旅館の規模も大きすぎず小さすぎず、ゆったりと過ごせるのだ。
特筆すべきは「オールインクルーシブ」というシステム。
このオプションを付けると、
「滞在中は追加料金なしでソフトドリンクや食べ物類が楽しめる」という!
もちろん利用可能時間はあるけど時間内はフリー。(詳しくはWebで!)
しかもソフトドリンクに「天童ブルワリーのクラフトビール」も含まれるのだ!
「おいおいフクシマン!温泉でゆっくりじゃなくて、そこだろう!!」って
お叱りの声があるのは重々承知しております、ええ。。。

まあ、そこも含めて「温泉でゆっくり」なんです(笑)
そしてフクシマン
宿へ着くや否や、、、

「旅ラン」です。(呑んだと思ったでしょ残念でした)
ゆっくりしに行ったのにランニングですね!
温泉街の雰囲気を味わい、天童公園(舞鶴山)を登って
自然や景色を満喫。気持ち良~く汗を流しました。
それからですよ、それから。


お・た・の・し・み!
「館内醸造所で造る出来立ての樽生クラフトビール」。


くっ~~もう、うまい!に決まってるよね!!
それから温泉にゆったりと浸かる。ふぅ~とろける~。。。
ちなみに夕食時にはビールに加えて地酒やワインも飲めます。
飲んで騒ぐ客もなく、山形の食材を使い工夫された美味しいお料理。
スタッフさんも若く親切。そういえば客層も若い方が多いようだ。
朝食はビュッフェスタイルで新鮮なお野菜が豊富。おかずも豊富。

山形流の芋煮もあって大満足。これは必ず食べてほしい!
温泉でゆっくり、美味しいお料理にお酒と
目的は見事に達成されたのでした。
そしてスタッフさんの対応が気持ちよかった!
ありがとうございました。
いつかまたリピートしたい宿です。

翌日は「山寺(立石寺)」へ。
何度も来ている場所だけれど、
やっぱりこういうところへ来てしまうんだよ。
自然のある所や神社仏閣。
落ち着くし、心地よいんだよね。

山寺=蝉の鳴く夏!ってイメージがあるし、
実際にこれまでは真夏に来ていたね。

今回は蝉はまだ鳴いてなくて、登り始める前は少し肌寒いくらい。
でも、
でもね、
「新緑の清々しい季節」に来るのが絶対におススメ!!
それと「紅葉の時期」が良いと思うな。少し涼しい時期。

もう蝉のうるさい中、汗だくになって登っていた夏は
修行だったのか!って感じ(確かに修験道の場所ですが…)

階段数が1015段あるから身体は温まるからね。
景色を楽しんで、自然を感じながらゆっくり登れば
心も澄んでいくようだよ。
ここの空気感や風景は大好きなんだ。
天気にも恵まれて、ホント気持ち良かった。

まだまだ書き切れていないけど、いい旅ができました。
こうして旅することができるのは、ありがたいよ。
感謝です。
やっぱり「旅」はいいな、好きだなあ。

「イイトコ探訪 福島県!」を読んでくれてありがとうございます。

繰り返しになりますが、
新たなルールの下で楽しく暮らしたい!やっていこうよ!
ってことです。

《「フクシマン土屋 」筆》


明石のブルースマン「ハウリンメガネ」が贈る!「どこまでもヴァイナル中毒」(第45回)「ドナルド・フェイゲン/ナイトフライ」

2022-05-28 15:58:29 | 「ハウリンメガネ」の「ヴァイナル中毒」&more

ハイ!読者諸賢!ハウリン・メガネである。
本来なら毎月最終土曜日は編集長と私の「マシュメガネ対談」がスケジュールされているのだが今月は諸般の事情により来月第二土曜掲載予定に変更。入れ代わりで毎月第二土曜連載の当コラムが今回に回る形と相成った。ご容赦願いたい(ま、入れ代えた理由は前回の対談をご覧頂いていれば予想はつくでしょう。来月をご期待あれ!)

では早速今回のお話だ。
突然だが、皆様方、家で音楽を聴くときにどんな聴き方で、どんな格好で聴いているだろうか。
ソファでくつろぎながらヘッドホン?ベッドの上でイヤホン?それはそれで構わないが私はスピーカーで空気を震わせた音を聴きたい男である。
ヘッドホンやイヤホンで聴く人の気持ち、環境の問題も分かるが、個人的に音というのは多少スピーカーと耳の距離を離した方が気持ちいい音になり易いように思う。ギターアンプもそうだが、空気の振動する空間を置くことで響きが豊かになるように思うのだ。
そしてそんなスピーカー派の人間にとって問題となるのが己のポジショニングの問題である。
いつも同じリスニングポジションをキープする為にスピーカーのど真ん前云メートルに椅子を固定しているようなオーディオマニアの人は置いておいて、私のようにスピーカーの前で聴いたり、立ってギターを弾きながら聴いたり、聴きながら「あ、コーヒー飲みてぇ」と、コーヒーを淹れに立ったりとフラフラしてしまうタイプにはどの場所で聴いてもある程度バランスよく聴こえるようにしたいわけだ。
となるとスピーカーの前が一番ベストのポジションとして、それ以外の位置で聴いたときもある程度良く聴こえるようにスピーカーを配置すべきなのだが、面倒くさい事に盤によってローが強かったり、繊細な音が多かったりと振れ幅が大きいせいで一概にここでOK、という判断が中々できない(スピーカーの置き場でローが強くなったりするんです
、ホント。壁の近くとかね)。

そういう時にプロの音響屋さんが鳴らすのが「リファレンスディスク」というもの。
これは「これを鳴らしてバランスを整えればどんな曲が流れても大体OK」という基準にできる曲、アルバムのことで、そんな中でも定番作品として有名なのが……

ナイトフライ/ドナルド・フェイゲン

でございます!

はい、スティーリー・ダンの片割れ、ドナルド・フェイゲンの1stソロアルバムですが、この作品、リファレンスディスクとして業界内では定番中の定番となっているほどバランスの取れたミックスがなされた作品で、私も部屋の模様替えをした際には大体こいつを回しながらスピーカーの配置を考えております
(なおスティーリー・ダンのエイジャ、ガウチョもリファレンスディスクとしてよく挙がる作品)。

曲はスティーリー・ダンでもお馴染み、フェイゲン印の超クールなAORなのだけど、とにかく各パートのバランスが美しい。
ラリー・カールトン、リック・デリンジャー(g)、アンソニー・ジャクソン、マーカス・ミラー、エイブラハム・ラボリエル(b)、ジェフ・ポーカロ、ジェイムス・ギャドソン、スティーヴ・ジョーダン(dr)、マイケル・ブレッカー(sax)といった一流セッションマン達の音をパズルのように組み立てたこのアルバムは各パートの音がきちんと整頓されつつも、スタジオの空気をまるっと集音したように全ての音が小気味よく鳴るといういぶし銀の魅力溢れる唯一無二の作品となっとるわけです(これ、実は無茶苦茶難しい事で、マットな音色をマットなまま気持ちよく聴かせたり、派手になりがちな音(例えばホーンセクション)を派手さは活かしつつ喧しくならないようにしたりというのは本当に限られた作品でしか聴けないんですぞ。ちなみにスティングのナッシング・ライク・ザ・サン辺りもそういう音作りでバランスもいいんだけど、圧が強めでリファレンスとしてはナイトフライのほうがベターというのが個人的な見解)。

アルバムとしても超良作であり、それだけでも推せるが、ここは是非スピーカーを鳴らして私のいっている事を体感して頂きたい。
これで調節するとホントにバランスよくなるから!

以上、ちょうど部屋の配置を見直していたハウリンメガネでした。

さらば諸君!また次回!

《ハウリンメガネ筆》