「うおお~ビール飲みてえ~!」
(注、こころの声です)
失礼、失礼。こんにちは。
お酒を飲む機会と量を減らし始めた、
そんな「フクシマン土屋」です!
なんで減らしているかって?
それは前回の記事に書いたとおりサ。
https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/9a0afef8d15ab35f09fb94268700cf78
禁断症状が出ているんじゃないかって?
そんなんじゃないぜ。
そういうシチュエーションだったの!(笑)
きっとみんなもそう感じるはずだよ!
さらに酒を減らし始めたらね…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/f6/fcfe34466f664f85b4824ecfc7c2afc4.jpg)
ところで今年は昨年と比べて全国的に雪が多いね。
これは「スノーアクティビティ」にはもってこいだ!
福島県にはスキー場も多く遊ぶには困らない。
フクシマンは20数年来のスノーボーダーなんだ。
そんなフクシマンが最近ハマっているのが、
「スノーシュートレッキング!」
(注、雪にハマっているわけではありません)
これがまた地味な感じがするけどノンノン、
奥深いアクティビティだぜ!
とはいえ「スノーボードみたいな技術」は不要!
お手軽にできて気持ちよく、楽しい!
おまけにダイエットにもなっちゃう!
そんな「スノーシュートレッキング」をご紹介しよう。
そして後半では土湯温泉の「公衆浴場」情報もお伝えするゾ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/56/7a5a0aa8c7bab07ef6e1a4ecff46ca8e.jpg)
スノーシュートレッキング!
なんて言っても、
ぶっちゃけ「スノーシュー」を履いて
「トレッキング」することなんだけど(笑)
ちなみに「スノーシュー」とは
西洋版の「かんじき」だ。
「防水機能のある登山靴」
や
「スノーボードのソフトブーツ」
に装着するのが良い。
雪の上を歩くときに、足が雪にめり込みにくくなっている。
さらにいちばんの工夫は、足を上げた時に
かかと側が下がってつま先側が上がる仕組みかな。
こうなっているとにより
「深めの雪の登りがたいへん楽」になるのだ!
逆にこの構造ゆえに
「バック」はできないのだけどね(苦笑)
まあ、バックする機会なんて
「熊」に出くわして後ずさりするときくらいだけどね。
真冬は冬眠中だろうから心配ない。はず…
トレッキングも雪のない季節は
基本コース上(道)しか歩かないよね。
ところが冬は積雪で藪や低木が埋まり、
普段入れないような場所がフラットに。
そう、どこでも歩けてしまうのだ!
(注、地形や積雪量にもよるよ)
この「雪の上を自由に歩ける」ってのは実に新鮮だ!
だって好きに歩けるんだもん。
どこを歩いてもいいんだよ、これはめっちゃ楽しい!
これまで行けなかった場所へ行ける、
見られなかったすばらしい景色を見ることができる!
それを自分のペースで、体力に応じて、
存分に楽しむことができるんだ!
天気の良い日に雪原を歩く。
雪の白と空の青!
たった二色の世界がなんと美しいことか。
気に入った場所が見つかったら、
お弁当やお茶を楽しもう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/3c/8b1b32d5f99a8455174ee829686d7a08.jpg)
白と青だけの
「角の取れたふんわりとしたシンプルな世界」は、
こころも「やわらかくほぐし」てくれる。
う~ん、気持ちいい!
いつの間にか自分の内側から湧き出てきた、
「温かいエネルギー」
に満たされていることに気づくはずだ。
トレッキングにしてもスノーボードにしても登山にしても、
いつも思うことがある。
こんな大自然の中で遊ばせてもらえて、
ホントありがたいな~と。
そんな「スノーシュートレッキング」を
大いに楽しんでいるフクシマンの、
「お気に入り」をひとつ紹介しよう。
福島駅から車で30分の「土湯温泉」。
温泉街から狭い山道を車でさらに10分。
そこは
「奥土湯の隠れた人気ハイキングコース」
入り口の仁田沼駐車場。
このエリアは春の水芭蕉とカタクリ、
5月には「つつじ山公園」のヤマツツジ。
秋には紅葉が楽しめる。
「男沼(おぬま)」
「仁田沼(にたぬま)」
「女沼(めぬま)」
と三つの沼があり、これらを結ぶ
「ハイキングコース」が整備されているんだ。
駐車場からはスノーシューを履いて
すべての沼に行くことができる。
なんと言ってもいちばんのおススメは「男沼」だ。
景色がとてもすばらしい!
コースが楽で20分くらいで沼へ。
道に迷う心配も少ない!
(これ、冬山では特に大事!)
手軽にスノーシューを楽しめる
そんな「初心者向けコース」だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/99/488a5f934c7406a9ed56488c32222b29.jpg)
入り口からすぐの「不動様」ご挨拶して歩き出すと。。。
聴こえてくるのは鳥のさえずり、小川のせせらぎ。
そして「ギュッ、ギュッ」という「雪の上を歩く時の音」。
澄んだ空気の中、林をゆっくり登りながら進む。
見える範囲に自分以外に生き物はいない。
しかし雪の上を注意して見るとカモシカやキツネの足跡が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/a5/f126b5a3fe738d313fac7a956eaae284.jpg)
「自然の住人」は意外に多いようだ。
案内看板が見えて道が少し下りになり、
沼が近いのがわかってくる。
高まる期待感、林を抜けそして景色が開ける。
そこが「男沼」だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/83/b3772c6401273189d6e8e2218e0d43fd.jpg)
!?
沼の入り口にある
「歌碑の書かれた大きな木製のこけし」
が破壊されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/8e/a212a71c63e85018127e7a5442daf837.jpg)
ひどいことする奴が山にもいるんだなあ…
せっかくいい気分だったのに台無しだよ。
近づいてみると…!!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/16/0f56351a7ca6c7a96b14e6423496b26e.jpg)
破壊されえぐられた木には、
く、く、く、「熊の毛」が!!!
熊が「マーキング」のために破壊して
身体をこすりつけたんだ!
あわわっ・・・・(怖)。
まわりの足跡を確認する。自分以外の足跡はない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/7b/943465bc544d9ee58ee566157e3a41f7.jpg)
注意して空気のにおいを嗅ぐ。獣臭さはない。
ふうっ~、胸をなでおろす。。。
この日は12月27日。年末の大雪の10日後だ。
さすがに冬眠に入っている時期のハズ!
とはいえ「沼の景色をゆっくり楽しむ」ことも出来ず、
「熊出るなよ、熊出るなよ」と祈りつつ
「スノーシューじゃ絶対に逃げられん!」
(注、スノーシューは走れません)
そんなことを考えながら大急ぎで駐車場へ引き返した。
今シーズン初日の「スノーシュートレッキング」は
こうして幕を開けたのだった。
それから毎週のようにこのエリアに通っている。
もちろん「熊」には出逢っていない。
2月も中旬となり天気は落ち着き、
コースの雪も少なくなり歩きやすくなった。
沼には白鳥も現れ羽を休めている。
人気のハイキングコースも、
冬の間は人よりも動物たちの方が多いようだ。
やるなら今でしょ!
素晴らしい景色が君を待っているよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/f5/6596e5df02a35f577b7ba9a96aba15c3.jpg)
さて雪の上を歩いてたっぷり汗をかいた後には
「お・た・の・し・み」。
そう、帰り道には「土湯温泉」があるじゃない!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/4d/8a5183d13a6746ad2e39f441d507364e.jpg)
土湯温泉には4つの「足湯」と「公衆浴場」がひとつ。
もちろん足湯は無料。
今回紹介するのは公衆浴場「中之湯」だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/85/f07484cb8da555c85f9bba015131678b.jpg)
ここは平成30年4月にリニューアルしたばかり。
施設はきれいでとても衛生的だ。
営業時間は9:00~21:00で火曜定休。
料金は大人500円、子ども250円。
プラス1500円で貸切風呂も利用可能だ。
ありがたいことに無料の休憩室、
無料鍵付きロッカーもあるぞ。
でも石鹸やシャンプーは備え付けられていないから、
「自分のお気に入り」を持って行こう。
泉質は「単純泉」と「炭酸水素塩泉」の2種類が楽しめ、
すべての浴槽が源泉かけ流し!
フロントには浴槽の設定温度が表示されていたが、
これはあくまで目安とのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/72/a690a73cbdb930701316e073ec49c0f3.jpg)
「ちょっと熱めかな。」
なんて思ったかもしれないね?
土湯温泉の公衆浴場は昔、熱くて入れなかったことで有名!
今では「日帰り入浴ウェルカム」で、
湯温も入りやすくなったんだ。
でもそこは「公衆浴場中之湯」。
コダワリもしっかりと残している。
「石鹸やシャンプーがない」
ことは先にも言ったとおり。
もうひとつのこだわりは
「浴槽の温度を下げるのに水は使わない!」。
どういうことか?
たいてい洗面台からホースで浴槽まで、
水を引けるようになっている。
(熱いと言われている温泉場の公衆浴場に多いです)
だが中之湯は違う、ホースなどない。
「木製の湯かき棒」が置いてあるだけ!
でもコレだぜ!これぞ中之湯のDNAだ!
施設も浴槽も新しく近代的できれいなのに!だ。
湯かき棒って最近見かけないから、
楽しくてムダに使いたくなったりするよね(笑)
こうして「熱い湯」を堪能。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/a6/b7588cb964aa4edf3977a0dcd058cad3.jpg)
「露天風呂」は壁に囲まれてはいるが
「真っ青な空」を望みながらゆっくり浸かった。
「ふぅ~気持ちいい、最高だ!」。
どう?ビール飲みたくなったでしょう(笑)
「スノーシュートレッキング」は
「ゆっくり歩いて楽しめるアクティビティ」
でもそこは雪山。
最初は経験者に同行するか、
ツアーに参加するようにしよう。
土湯とは別だけど「裏磐梯エリア」には
ガイドと道具レンタル有りのツアーが多いゾ。
それから公衆浴場は
「地元の人にお風呂を借りている気持ち」
を忘れずに楽しもう!
「イイトコ探訪 福島県!」
を読んでくれてありがとうございます。
大腸内視鏡検査のあと一か月が経過。
酒を飲む機会と量を減らし、
食事も腹八分目~九分目を心掛けてきた。
意外にできるもんだ。
そして「スノーシュートレッキング」でどうなったか。
「体重が2kg強ほど減った」ね。まだ落ちるだろう。
体調も調子いい、ランニングの足取りも軽い。
これはみんなにもおススメだ、自分のペースで楽しんでくれ!
《 「フクシマン土屋」 筆》
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