「生涯最後の自動車になるかもしれない・・・」そんな思いを持ちながら最近手に入れた車がある。予想外に国産、しかも『トヨタ車』である。
97年製の『サイノス』(メイン写真向かって左)という車なのだが、そもそも国産車には興味薄だった俺。しかし、ある時(コロナ渦)偶然にも『サイノスの後ろを走ったコトが運のツキ』。後方を見ながらも「カッコイイけれどトヨタ車かぁ・・・」と思いつつ「何て車なのかなぁ?」とネームをチェックしている自分が居た。その後もう1度だけ見かけたが、それ以外は実物を見ることはなく「いつか良い玉が出たら見てみたい!」と思うようになっていた。
俺は人生の中で35台の自動車を乗り継いできた。メルセデスの立て目やSLC、ポルシェ、BMW、マセラティとヨーロッパの名車が大半で有り、国産自動車の所有は三菱デリカ、ホンダCityカブリオレ、マツダ・ファミリアNEO、そしてトヨタ車となるとMR2(AW11)以来である。ちなみにポルシェ924からMR2への乗り換えだったのだが「コレ(MR2)は偽者のスポーツカーだ!」と俺に悪い印象しか与えず、トヨタ車を除外する30年が続いたわけだ。
さて、そもそもこのサイノスという車には『1,3と1,5の2種』が存在し、コンパクト・スポーツのルックスでありながら、あくまでもファミリー的なメカニックで固めている・・・というアンバランス感が不人気であったようだ。ただ、今の時代「この様な車は完全に時代遅れのスポーツカーに他ならない!」と言える。重い走りと硬いショックがソレを如実に醸し出している!今の俺にはピッタリの車であり、良く出来た車なんだ。俺のは勿論1,5である。
走りの良さ以外では、やはり後方の『ポルシェ924的ルックス』がイイ!本当なら『924』を乗りたいんだろうね、俺は(笑)。「残念ながら、今や手に入らないからコレにした!」とも言えるね。その為、純正のウイングは速攻で取り外した俺だよ!日本車のバカのひとつ覚えとも言えるアレはNo goodだよなぁ!
メイン写真は同時期の『カローラ・レヴィン』と偶然隣り合わせになった時のものだが「この時期の自動車には十分に味がある!」と言えるでしょ?そう思わない?コーいう車が少なくなって来たのが残念でならない・・・そんな俺なのさ。
じゃ、今日はココまで!
《編集長& Jerry's Guitarオーナー「Mash」筆》
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