「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

「今月の人気記事ベスト5」(2021年9月)

2021-09-30 16:21:13 | 夕刊ハードパンチ『週間MVP記事』発表!

先月からお伝えしている
今月「何の記事が一番人気」だったのか?
と云う「月間MVP」の発表だ!

先ずは

第5位
明石のブルースマン「ハウリンメガネ」が送る「何処までもヴァイナル中毒」(第41回)《ZZ Top/ダスティ・ヒル追悼》編

https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/421ce46793ae3d3a3ea7e5be820e0b53

彼の追悼を独自のブートライブで綴った・・・
そんな「当紙ならでは!」と言える記事が
堂々5位にランクインだ!

第4位
いまさら思う・・・「専業主婦ってスゴイ!」今こそ「世の中のお母さんたちに感謝」だ!

https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/b2d6e64a5b7324114ecbaaf2fc401ec3

予想外に主婦層に沢山読んで頂いた・・・
「主婦へのリスペクト」そんな珍しい記事でが4位に!

第3位
【コロナ感染対策】俺「MASH」は「ワクチン2回目接種」を昨日終えて来たぜ!ココ「神奈川県の状況」はどうなんだ?

https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/bf1d75a43dfeec8e1fc873a117b19f93

2回目のワクチン接種を
体当たりでリポートした記事!
やはり関心が高かったね。
まだまだコロナには皆で十分注意していこう!

第2位
「フクシマン土屋」の「イイトコ探訪 福島県!」(第36回)「フクシマン土屋」が作る「簡単!男の郷土料理(2食目)今回は「はらこ飯(宮城)」だ! 簡単レシピ付き!

https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/a7aa862919969f73ac42e29b257b1eeb

こちらは「食」にスポットを当て
誰でも簡単に郷土料理が作れる企画!
そんな「新連載企画」が
先月の3位からワンランクUPの2位だ!

「フクシマン土屋」の作り出す「郷土料理」記事
日々読まれている・・・
そんなお役立ち記事になっているので
コレは来月も見逃せないゼ!

そして、栄えある第1位は

第1位
《しりとり名曲大全集》第16回「ヴィルヌーブに憧れて」(プレイグス)Text By ハウリンメガネ

https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/9fcdf27ea06fa1a2454b50afc82f6749

なんと、人気の《マシュメガネ対談》を抑えて
まさか、前回ランク外だった企画
《しりとり名曲大全集》
が圧倒的支持でMVPに輝いた!

「プレイグス」のファンが多いのか、たまたまなのか?
コレは分かりませんが、とにかく「断トツの大人気記事」でした!

さて、今月も幅広く書かれたバラバラ感・・・
とは言え、やっぱり「音楽系」が強い!
そして、既に人気企画になっている
「郷土料理」が来月はMVPを覗う構え・・・

来月も色々な記事が出て来ますよ!
お楽しみに!

《 編集長「MASH」筆 》
ご意見・ご感想・記事投稿は編集部まで!

https://hardp.crayonsite.com/

 


「マシュメガネ対談」 チャーリー・ワッツとローリング・ストーンズを語ろう!(第二回)「ストーンズ名盤紹介!」編

2021-09-26 18:59:32 | 編集長と副編集長の対談「マシュメガネ対談」

《ハウリンメガネ》
今回はお互いに「ストーンズならやっぱりこれだろ!」
という点で意見が一致している2枚と、その2枚を念頭に
ストーンズの歴史を語るなら「どれをチョイスする?」
ということでお互い1枚ずつチョイスした2枚の計4枚のアルバムから
ストーンズってバンドの歴史を俯瞰してみようということで。
{ 編集長「MASH」}
そうだね。彼らの功績は大き過ぎるし、
その物真似系・・・失礼「ストーンズ系バンド」(笑)
とでも呼べるフォロワーも多いワケだから、
その影響を後世まで語り継いで当然だと思う!
《ハウリンメガネ》
んじゃ、「1st」からいきましょう。

これはお互いに意見が一致した内の1枚です。
あなたに「ストーンズが好き」って言った奴は漏れなく
「1stのUKモノが一番だよな!」と返されて
「え!?UKモノじゃなきゃダメなんですか!?」と驚く、
という一種の洗礼でジェリーズ関係者にはお馴染みですが(笑)
まあ、私もあなたに聴き比べさせてもらって
「あ、確かにUKモノじゃなきゃダメだわ」と思ったクチです(笑)。
{ 編集長 }
絶対に「UKモノ盤じゃあなきゃダメ!」だよね(笑)。
《ハウリンメガネ》
今回、ビートルズの「1st」と並べて聴いてみたんですよ。
{ 編集長 }
ほほう、で?
《ハウリンメガネ》
……ストーンズって地味(笑)!
{ 編集長 }
地味って君(笑)!
《ハウリンメガネ》
いや、すんません(笑)。
語弊があるのでちゃんと言います。
あのね、ビートルズは「1st」からロックの音がしているんです。
ま、これはリンゴとチャーリーの違い、
チャーリーはスイングするけど、
リンゴはスイングもあるけど、
それと同時にロールするんですよね。
ここの差が大きかったんじゃないかと思うんだけど。
{ 編集長 }
勿論演奏における「サウンド面」も大きいけれど
やっぱり「バラエティの大小の違い」が際立つな!
ビートルズはストーンズよりも1年ほどデビューも早いし
彼らの自作曲は勿論、取り上げたカバー曲もメロディ重視でしょ?
逆にストーンズは「ブルース・フォロワー」バンドに徹しているワケ。
《ハウリンメガネ》
そうでね、ストーンズは「1st」の時点で、
真っ当なR&Bサウンドなんですよ。ロックの音じゃない。
でもこの時点でもう音はストーンズになってる。これ、面白いですよね。
ロックバンドの頂点にいるとされているこの人達、
実際は今に至るまでロックバンドじゃなくて、R&Bバンドなんですよ。
{ 編集長 }
「1st」だけ聴き比べると、
ビートルズはもう「セヴンティーン」のカウントからKOされるじゃない?
歌も演奏も勢いが素晴らしく、アルバムとしてのワクワク感が増す!
一方のストーンズってジャズでも幾度と無く歌われた・・・
そんなスタンダードナンバー「ルート66」だよ(笑)?
《ハウリンメガネ》
「この人たちはブルースバンド、R&Bバンドなんだ」
というところからストーンズを聴くと
その後の流れが見えやすいですよね。
ブルース、R&Bバンドがビートルズを筆頭とした
ロックミュージック創成期の流れに巻き込まれて
「独自のロックバンド」と成長していく……
{ 編集長 }
結局のところビートルズがメロディを重視出来るバンドだった点は
「4人が4人とも歌えるから」っていう部分でね。
多種多様な曲をメンバーが歌、そしてコーラスで
色づけて料理できたわけだよ。
素材は同じでもミックの技量では一辺倒も仕方ない・・・
《ハウリンメガネ》
だからやっぱりこの盤の魅力は
「ストーンズの本質はR&Bバンドなんだ」
ってのが明確に見えるとこですよね。
そのポイントを理解する為にもやっぱり
この「1st」は外せないですね。
{ 編集長 }
良くも悪くもビートルズが先に世に出て
イギリス中をフィーバーさせている時に
「俺たちもバンドをやっているし一丁、勝負しよう!」って時に
「ビートルズをオーディションで落とし
 責任者が首となったデッカ・レコード」が
「とりあえずの対抗馬」として出したのがストーンズなわけ。
ビートル・ブームに乗り遅れない為に
「ステージで慣れている曲ばかり」を録音して出したんだが
その黒さを引きずった全体の感じがフレッシュでイイんだよ!
《ハウリンメガネ》
この後、65年に「サティスファクション」のシングルヒットを経て、
自作曲の割合が増えていき、サイケデリックの時代にリンクした
「アフターマス」や「サタニック〜」があって……
これ!「ベガーズ・バンケット」!

{ 編集長 }
文句なしの最高傑作だな!
ストーンズだけでなくロック史においても
「最重要盤」に違いない!
《ハウリンメガネ》
これもお互いに意見の一致した盤ですが、
私、やっぱり、ストーンズ作品の中ではこれが一番好きですねぇ。
もの凄くアーシー。
{ 編集長 }
高額だが、これも是非
「UKオリジナル・モノ盤」
で聴いて頂きたいね!
ギター、特に生ギターの音がリアルでダイレクト!
君の言うとおりアーシーさが際立つ盤だけに
「UKモノラル」で聴かないと「良さが半減」だよ。
《ハウリンメガネ》
「放蕩息子」とか「ファクトリー・ガール」なんかは
モロにデルタブルースだし、最後の「地の塩」後半なんか
もう賛美歌みたいだもの。
{ 編集長 }
ああ、「地の塩」は素晴らしい!泣きそうになるゾ!
《ハウリンメガネ》
泣くまではいかないと?
{ 編集長 }
いやぁ唯一ストーンズで泣きそうな曲なんだよね!
《ハウリンメガネ》
でも、泣かないと(笑)
とにかくアコギの比率が凄く多いし、
ドラムもパーカッションの割合が多いですよね。
チャーリーもハットだけ叩いてたり。
でも音は無茶苦茶ロックしてる。
{ 編集長 }
「ルーツ音」にストーンズの楽曲が見事にマッチした・・・
彼らにとってそんな最初の盤だろうね。
この手法をストーンズは今日まで盤の中に1,2曲入れ込むけれど
その比重をストーンズのイメージ重視で作った名盤が
後の「スティッキーフィンガーズ」なのさ。
よりワイルドにサウンドメイクしているけれど
「基本は黒いアーシーさ」なんだよ。

《ハウリンメガネ》
実は「なんだ、俺の出したいアコギの音ってこれじゃん」と感じましたよ。
「ストリート・ファイティング・マン」!
コレはロックでアコギを使う時のお手本ですよ。
{ 編集長 }
この時期ストーンズのアコギってギブソンとエピでしょ?
で、あの年代のギブソンが一番適していてジャキジャキするの!
俺も「67年製ハミングバード」を持っているけれど
アレだよ、アレ!
《ハウリンメガネ》
ストレートなサウンドに回帰してるってのは、
マルチプレイヤーだったブライアンが殆ど参加してない・・・
ってのもあるんでしょうけど、サイケの時代を経た・・・
ってのも一個あるんじゃないかと思うんですよ。
「イーノで紐解くロックの歴史」でも言ってますけど、
サイケデリックミュージックって 
基本的にはルーツミュージックの読み替えじゃないですか。
だからサイケの時代を経たストーンズがルーツミュージックに回帰する
ってのは文脈としてはよく分かりますよね。
{ 編集長 }
実際ストーンズは半年遅れでビートルズ・サウンドを出す・・・
そんなビートルズ・コンプレックスが有った訳でさ。
「サージェント」を追い「サタニック」を出し
「All you need is love」を追い「We love you」と来るでしょ?
その結果彼らが気付いたこと
「サイケは合わなかった・・・」ってことなんだよね(笑)
《ハウリンメガネ》
(笑)で、この後、ブライアンの死を挟み、
ミック・テイラー期に入る訳ですが……
今回、我々この時期からはチョイスしてないんですよね。
ま、前回対談で出した「ナスティ・ミュージック」
がその時期に当たるのでそれを参照頂くのがいいかな、と。
あれは抜群にいいですからね。↓

https://blog.goo.ne.jp/12mash/c/f4bb70881178099efe2e09df9fa43374

{ 編集長 }
さっき「スティッキー」を少し話したけれど
Mテイラー期の完成度はテイラーによるものが大きいよね。
ただし、「スティッキー」だけはキースを存分に感じる
だから特別な盤なんだろうな。
《ハウリンメガネ》
なるほど。そんなテイラーも抜けて、
ロニーが加入してしばらくしたらゴタゴタが起きて……
そういやゴタゴタ期の「ダーティー・ワークス」ですごい好きな逸話があって。
{ 編集長 }
何?
《ハウリンメガネ》
レコーディング中、チャーリーが急にキックを踏むのをやめちゃった。
「どうしたんだチャーリー?キックを踏んでくれよ」
チャーリー、一言、「若いもんに踏ませとけ」(笑)。
それで呼ばれた若いもんが今、ストーンズで叩いてる
スティーヴ・ジョーダン、っていう、嘘みたいなホントの話(笑)。
{ 編集長 }
俺は「ダーティーワーク」好きだよ。
キース色が強いし、ワイルドだからね。
しかしチャーリーのドラム音まで
「80年代サウンド」
にしちまったのは如何なもんかねぇ?
《ハウリンメガネ》
まあ、前回も触れたとおり、
この時期のチャーリーは荒れてたみたいですからね。
ホントにしんどかったんでしょうね。でも凄いですよね。
キック抜いてるのにチャーリーのリズムになるんだ、っていう。
{ 編集長 }
まあ、この時期はミックとキース間の問題でしょ?
ソロを優先してワールドツアーまでヤル・・・
そんな予定の中でミックが片手間で録音に参加したから・・・
誰だってイヤになるさ。
《ハウリンメガネ》
チャーリーで言えば
やっぱりジャズの人ですよ。
スネアとシンバルでグルーヴさせるっていうね。
{ 編集長 }
ストーンズの全ての盤において
チャーリーのバックビートが重要なのさ。
《ハウリンメガネ》
で、そんなゴタゴタの後に出た
「スティール・ホイールズ」

をあなたチョイスされたワケですが、これはなにゆえ?
{ 編集長 }
うん。コレって俺が高校生のときに出てさ。
「刺青の男」からダイレクトに聴いてきて
さっき話に出た「ダーティーワーク」後は
ミックとキースのソロ合戦で
「ストーンズも解散か?」なんて言われてたんだよ。
そんな中、急にコレが出るってなって、初来日もする!
ってトントン拍子でさ(笑)!
俺も高校をオフィシャルに休んで
この「来日チケット」を取った口だから。
《ハウリンメガネ》
何ですか?その「オフィシャルに休んで」って?
{ 編集長 }
ああ、先生が全校放送をかけて、俺を職員室に呼んだんだよ。
「マッシュ君、職員室まで来なさい!」ってね。
周りでは「あいつまた悪いことしたんだぜ!」
みたいなヒソヒソ話が聞こえてさ。で、行ったら
「ストーンズのチケットを学校休んでいいから取ってくれ!」
って(笑)。
《ハウリンメガネ》
ええッ?
{ 編集長 }
当為の俺はよくチケットを並んで整理券を貰い
その後に遅刻して登校していたんだよ。
で、理由も正直にそれを言っていてね。
ところがストーンズは「電話予約のみ」で、
もちろん電話予約も得意にしていたから
土曜日の発売時は休むつもりではいたけれど、
先生の分も取ることになり、出席扱いで休んだわけさ。
《ハウリンメガネ》
で、取れたんですか?
{ 編集長 }
モチロンさ。
先生は10000円のチケットを14000円で買ってくれたよ(笑)!
お駄賃だね。
《ハウリンメガネ》
うっ、ダフ屋行為!手強い!
{ 編集長 }
お駄賃だって!それはさて置き、元気なストーンズが集合した盤だから!
そしてビルがこのツアーでストーンズを去るでしょ?
彼のプレイもこの盤が最後だったのも理由さ。
《ハウリンメガネ》
あぁ、なるほど。
「ビル・ワイマンが抜けた後のストーンズも違うバンドだ」
って意見はありますしねぇ。まあ、同意もできますし。
で「スティール・ホイールズ」ですが、これはいいアルバムですよね。
曲も充実してるし、何より音が面白い。
(トーキング・)ヘッズみたいな音じゃないですか?
{ 編集長 }
うん。いろいろ有るがやっぱり「Sad Sad Sad」や「Mixed Emotion」
そして「R&R hard place」みたいな「生きの良い作品」が並んだ!
ソコに尽きるな!

《ハウリンメガネ》
サウンドプロダクトがニューウェーブっぽいんですよ。
ニューウェーブってブラックミュージックの要素がすごく強い!
だからこの音がストーンズのR&Bバンドとしての魅力を
新たに引き出していると思うんですよね。
{ 編集長 }
まあニューウェーブ云々ってのは
もう「女たち」でモロだったでしょ?
「エモーショナル・レスキュー」も「アンダーカバー」も!
それと比べたら「ストーンズらしさが戻って来た!」って
当時は感じたよ!
《ハウリンメガネ》
なるほど。リアルタイムだと感じ方に違いが有るモンですね。
ただ、やっぱりね、最後の「スリッピング・アウェイ」。
14年の来日で聴いた時のコレ、すごく良かった。
正直ね、原曲はそうでもないんですよ(苦笑)。
ところがね、年取ったキースが歌ってると……イイんですよ(笑)。
{ 編集長 }
名曲だよな!キースはこの雰囲気の曲が得意で
「スリープ・トゥナイト」なんかも良いね。
《ハウリンメガネ》
ふと思い出したんですけど、
多分、私、初めて聴いたストーンズのアルバムって
「フラッシュポイント」(スティール・ホイールズツアーのライブアルバム)
なんですよ。
{ 編集長 }
新曲でJBリスペクトの「セックス・ドライブ」が入っているしね!
《ハウリンメガネ》
そうそう!あれもいいライブアルバムじゃないですか。
だからこの時期のストーンズは充実してたと思うんですよね。
{ 編集長 }
ミックとキースが大人になって
「結局ストーンズが求められている」
って気づいた点が大きいよね。
ツアーもモチロン大成功だったしさ!
《ハウリンメガネ》
で、この後だと
「ヴードゥー・ラウンジ」
「ブリッジ・トゥ・バビロン」
「ア・ビガー・バン」と来て……
チャーリーの遺作となってしまった
「ブルー&ロンサム」。
私がチョイスしたのはこの「ブルー&ロンサム」なんですよ。

{ 編集長 }
うむ。
《ハウリンメガネ》
これ、ブルースのカバーオンリーでしょ?
「1st」と並べて語るべきだなぁと思って。
だから「1st」と繋ぎでかけてみたんです。
{ 編集長 }
で、どうだった?
《ハウリンメガネ》
あのねぇ……「1st」と気配が同じ。見事に。
音は当然違うんですよ?
ギターはかたっぽロニーだし、ベースはダリル・ジョーンズ。
レコーディング環境も違うでしょう。
だけどねぇ……不思議なことに雰囲気が繋がってるんですよ。

{ 編集長 }
なるほどねぇ。
俺はもっとアコースティックで聴きたかったな。
《ハウリンメガネ》
このアルバムって
「レコーディングセッション中にその場の雰囲気で
ブルースセッションに変わっていった」
って話ですけど、
それって言い換えればストーンズはいつでもブルースがやれた
って事じゃないですか。ロックバンドでそれはできない。
ああ、やっぱりこの人たちR&Bバンドなんだ、と。
R&Bバンドがロックをやってただけなんだ、と。
{ 編集長 }
俺はベッタリブルースをやって欲しかったけれど
ミックが歌うとストーンズなんだよね。
ソコが限界でも有り、凄味でもある(笑)!
ストーンズ・サウンドに他ならないわけよ!
《ハウリンメガネ》
それって凄いですよね?
最後までR&Bバンドだったんですよ。
ブライアンが死に、スチュも逝き、ワイマンも抜けて、
それでも本質は何も変わってなかった。
だけど、チャーリーの不在は……
{ 編集長 }
チャーリーが居ないとダメさ。
《ハウリンメガネ》
「チャーリーがストーンズの良心」
ってつまりそういうことだと思うんです。
ストーンズの本質を守り続けた人だって。
{ 編集長 }
例えば、ザ・フーなんて
リズム隊が逝っちゃうと
なんか違うバンドみたいに聴こえるじゃない!
アレに近い感じになりそうで怖いよ。
《ハウリンメガネ》
もうここから先は神のみぞ知る、って話ですからね。
しかし、こうやって話してると
「なんだ、俺、結局ストーンズ結構好きなんじゃん」
って事に気づきますね(苦笑)。
{ 編集長 }
それ、俺も感じるんだよ。
ストーンズを好きな人って逢ったこと無くてさぁ・・・
俺、ご存知の通りビートルズの人なのに
ストーンズ・ファンから、
「君はストーンズが大好きなんだね!」
とか言われると、ちょいと気まずいんだけれど(苦笑)。
《ハウリンメガネ》
わかりますよ。
普段そんなに自分はファンだと思ってなくても、
ストーンズ馬鹿にする奴がいたらやっぱりカチーンと来るしね。
{ 編集長 }
80年代ハードロックバンド
「シンデレラ」のトム・キーファーが
「キースみたいにペンペンとギターが弾ければ幸せだよ!」
って言ってたけれど、
分かる人にしかストーンズの良さは分からんのかねぇ。
《ハウリンメガネ》
やっぱり本気の奴には
「ロックの根っこにずっと居る」んですよ、ストーンズが。
私たちも含めて!
{ 編集長 }
さもありなん!
《ハウリンメガネ》
じゃあ、今回はこんなところで。次回は?
{ 編集長 }
ストーンズのライブ映像から彼らを語っていこうと思うんだ!
《ハウリンメガネ》
わかりました!じゃあ次回は
「映像で振り返るストーンズ」
ということで!お楽しみに!
{ 編集長 }
十分期待して欲しいぜ!

<つづく>


大人気の『マシュメガネ対談』は、明日掲載へ変更です!ストーンズを熱く語るゾ!

2021-09-25 15:46:09 | 「ハードパンチ編集部」 からのInfo

本日掲載予定しておりました
『マシュメガネ対談』
は明日掲載とさせて頂きます。

話が盛り上がり過ぎて
編集作業が追いつかない状況でして(笑)
申し訳ございませんが
お楽しみにされていた読者諸君!
明日を待たれよ!

以上、今日は謝罪と告知でした。

《 編集長「MASH」筆 》


「ラウンド・ホール・ギター」のチョイスは当然ヴィンテージ・ギターになるのさ!

2021-09-22 15:14:19 | 編集長「MASH」の新コラム「Mashからの遺言」

ここ数日
ずっとギターばかりを、いじっている。
変な陽気だからメンテばかり…
でもヤリ出すとやっぱり楽しいんだよね。

アコギをひと通りヤッテいるのだが、
基本的にはラウンドホールのモノって
もう「自分用のギター」しか手元には無いから
仕事とは言えないかもしれないね(笑)。

しかしラウンドホールギターも
随分と手放したものだ。
今や俺の手元にある
「純粋なプロ用ラウンドホール」
となると5本ほどで、
後は「ブルースギター」や
「近年のアマ用ラウンドホール」
となる。

ここで言う「プロ用」と「アマ用」とは
まあ音が全く…格段に違うワケですよ。
で、「プロ用」は当然ヴィンテージですから
「鳴らすのが楽」で、しかも抜群の音がする!

逆に「アマ用」は鳴らすのが大変で
しかも「音に抑揚が出ない…」
「音も全体的に硬い」
から音楽も冷たく感じるんだ。

選ぶ楽器で
「音楽全体が本当に変わってしまう」
から「楽器選び」は慎重にね。
ここも「実力のうち」だからさ!

《 MASH 》


【詩】 これも「幸せのかたち」なのです

2021-09-21 15:55:02 | 編集長「MASH」の詩集

大好きな音色

美しく響き
時には泣いちゃうかも…
そんな音色って本当にあるんだ

ずっと心に残るあのサウンド…
自分で奏で自分で酔う
間違いなく「幸せのかたち」

そう
この「幸せのかたち」を
君にも届けたい…
いつかきっと届くはずさ!

《 MASH》


【ハードパンチ社説】ヤクルト「高津監督」は「優勝する気」があるのだろうか? 「彼の采配」に苦言・・・

2021-09-19 15:17:04 | 編集長「MASH」筆【ハードパンチ社説】

昨夜は勝てる試合を引き分けた・・・
そう。
今日は優勝争いをしている
「ヤクルト・スワローズ」のお話だ。

本来なら「自民党総裁選」のコトでも書く・・・
と思われるだろうが、
もう茶番過ぎて書く気がしないのよ(苦笑)。
「衆議院選挙の為」に「顔を変えて」も
所詮、自民党は自民党だからさ・・・。

さて、本題の高津監督だ。
昨今ヤクルトだけでなく
「勝ちパターンでの継投」
が流行っていて、俺はコレに否定的なんだよ。

だって、そうだろ?
その日、不調の選手でも
「勝ちパターンの投手」
ってコトで、継投に加えて投げさせる。

昨日で言えば「今野投手」だよね。
リードしていた中で出たものの不調でね・・・
四球で自滅でしょ・・・。
結局「ジャイアンツ」に追いつかれちまった。

勿論、彼に罪は無いさ。
俺が思うに
「彼を使う首脳陣」
に責任があるんだよ!

きっと「今野」よりも
昨夜「好調な選手」
ブルペンには居たはずだからなのさ。

でも「問題のパターン化(マニュアル化)」
をすることで、
「首脳陣は楽をしている」
だけでなく
「打たれた責任を選手に押し付ける」
そんな格好にもなっている様に思うぜ!

投手プルペン・コーチは
「今日の好調な選手」
を見極め
「満を持した継投策」

「監督に進言するコトが仕事」
だと俺は思うがね。
そいつをヤメテ
「マニュアル化」して「楽している」のさ。

まあ、これは「監督の意向」だろうから
勿論「監督の責任」なんだよね。
「大ベテラン石川が勝てない」のも
「中継ぎや押さえが打たれる」のも
すべて「高津采配が甘い」からだね!
結局のトコロ、仕事をしていないんだよ!

「メジャーかぶれ」の「100球制限」

「勝ちパターン継投」なんてじゃぁ、
「ヤクルトの優勝」は、益々難しいでしょう!

まあ昨年ビリだから
3位以内ならファンも納得する・・・
なんていう「甘い状況」もダメさ!
プロならプロとして振舞え!
って言っても
まあ、変わらんだろうね(苦笑)。

実に残念だ。

《 編集長「MASH」筆 》
ご意見・ご感想・記事投稿は編集部まで!
https://hardp.crayonsite.com/


「フクシマン土屋」の「イイトコ探訪 福島県!」(第36回)「フクシマン土屋」が作る「簡単!男の郷土料理(2食目)」今回は「はらこ飯(宮城)」だ! 簡単レシピ付き!

2021-09-18 17:13:20 | 「フクシマン土屋」の「イイトコ福島県」&more

こんにちは!
「フクシマン土屋」です!

前回ついにスタートした「フクシマン土屋」が作る
「簡単!男の郷土料理(1食目)」「いかにんじん(福島)」 簡単レシピ付き!↓
https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/15d2db3c01b98e1db38ecdc818e29852
料理素人のフクシマンが「郷土料理」に挑戦する無謀企画?(笑)
ところがお陰様で大好評でした!

しかも地元の友人や読者さんからの、
ありがたい感想も多数いただきました。

「うちはこうやってるよ~」
「しっかりしたレシピが無いからそこが良い」
「味付けは様々」
「材料の太さや切り方にもこだわり…」

などなど・・・
みんな思い入れが強い強い!(笑)

各家庭の「いかにんじん」があることが改めてわかりました。
これぞ「郷土料理」ということなのだと思います。
感想をくれた皆さん、記事を読んでくれた皆さん、
本当にありがとうございます。

さて、料理素人とは先に話したとおりのフクシマン
「食品衛生責任者」の講習会を受けてきました。
食品衛生責任者は
「食品販売や製造を行うすべての事業所」
に配置する必要がある有資格者。
(勿論、バー経営をしていた編集長「MASH」も、随分前から有資格者だ!)

と言っても講習最後にテストはあるものの、
ちゃんと聞いていれば取れる資格でございます。

でもね「食中毒」に対する意識は変わったよ!
とても勉強になりました、きっと役に立つね。
料理素人なら料理教室に通うのが先だろう…
って声が聞こえてきそうだけどね。
まぁいいじゃないですか(笑)

さて2食目の今回は「宮城県亘理町」が発祥!
と言われる「はらこ飯」に挑戦だ!

まずは「はらこ飯」について少し説明しておこう。
「はらこ」とは「腹子」つまり「卵」のこと。
なんの「卵」なのかって?
みんな大好き「鮭の卵」、そう「イクラ」のことだ!
(苦手な人はごめんなさい)

でもただの「イクラ丼」じゃ~ないんだよ。
「鮭の身」も使われているんだ。
言わば「鮭の親子丼」だね。
でもね~、鮭とイクラを乗せるだけじゃないんだ。

美味しい秘密がもうひとつ…
コレは「作り方」で説明するゾ!
ヒント!
フクシマンはこのために
「炊飯用土鍋」を購入しました(笑)

もともとは「漁師飯」だったようだけど、
あの大人気戦国武将「伊達政宗」が食べて気に入った!
ことで評判となり、広まっていったと言われているんだ。
今では「駅弁」として「東京駅」でも売られるくらいに有名、人気者に!
すごいじゃないですか「はらこ飯」!

それから「宮城県亘理町」について。
「亘理町」は福島県と宮城県を流れる東北地方第2の大河、
「阿武隈川」の河口に面した町。
秋になると遡上してくる鮭が獲れるってことで、
この料理が生まれたのだろうね。

そしてフクシマン、この町に住んでいたのだ!
(まあ1年間だけだけどね)
そこで初めて「はらこ飯」に出逢ったのだが…

三十年前、初めてその料理を目にした青年フクシマンは
「えっ!?コレ高いんじゃね、お財布だいじょうぶ(汗)」
と焦ったのを覚えている(笑)
さらに、このくだりは
前回の「いかにんじん」で使ったのことを
私も読者さんも覚えているハズだ(笑)

でも心配ご無用。
ちゃんとした飲食店で食べると少々お高いけど、
あくまでも郷土料理!
安く提供しているお店もあるし、
何より「家庭で作れる」のだ。

それではいよいよ
「はらこ飯」作っていきますよ!

今回用意した材料はコレ(2~3人前)

【材料】

A.
お米    2合
生鮭の切り身  2切れ
イクラのしょうゆ漬け 60g(好きなだけどうぞ)

B.
だし汁    1カップ※
しょうゆ   大さじ1.5(生鮭なら2)
酒、みりん   各大さじ1
砂糖、塩   各ひとつまみ

※だし汁1カップが素人にはよくわからなかったんだ。
今回は写真のモノを50mlに水を加えて1カップにしてみた。
いいのかな?おいしかったから当たりかな?

【作り方】
大まかな流れは
 1.米を炊く準備
 2.鮭の下処理
 3.下処理した鮭を煮る
 4.いよいよ米を炊く!
 5.そして…
 
では詳しく進めていこう

1.[米を炊く準備]
  米はいつもどおり研ぎ、最低30分くらい水に浸す。
  ※この時にジャーの釜とは別の容器で浸すこと!
  米を水に浸している間に…

2.[鮭の下処理]
  本来は宮城県沖で水揚げされる「秋鮭」を使いたい!
  今回は手に入らなかったので普通の塩鮭を使用。
  皮と骨を取り、厚さ1cmくらいに切る。
  (サーモン握り寿司の「サーモン」みたいな感じ)

  ただ今回いちばん苦労したのがこの工程なんだ。
  皮と骨を取るあいだに鮭の身はボロボロになってね(苦笑)
  フクシマンの技術じゃキレイにできなかったよ…
  まぁ気にしない!
  ※生鮭の場合はここで鮭に酒と塩を軽くふって、
    5分で洗い流して水気を拭く。

3.[下処理した鮭を煮る]
  鍋に上記の材料Bを入れて中火にかけ、煮立ったら鮭を加える。
  5分くらい煮て火を止め、そのまま冷ます。

  ※この汁にイクラをサッとくぐらせるらしいのだが、
  イクラは味がついているし、サッとやらないと
  イクラが煮えて白っぽくなるので今回は省略!

4.[いよいよ米を炊く!]
  3.で煮たのがある程度冷めたら、
    鮭の身を2/3くらい「後から乗せる用」に取り分ける。
    上の方で「美味しくするポイント」なんてもったいつけたけど
    「イクラ丼」と違って「はらこ飯」は
    上記の煮汁で米を炊くんだ!これがミソ!!

    水に浸しておいた米の水を切り、
    かわりに上記の煮汁と水を2合目のメモリまで入れる。
    サッとかき混ぜ、後はいつもどおりに炊く。
    フクシマンが「炊飯用土鍋」を用意した理由がここにあるのだ!
    煮汁で炊きこむのなら「土鍋」が相性いいでしょう!

5.[そして…伝説へ]
  炊き上がったら底から返すように混ぜて器に盛り、
  取り分けた鮭を並べてイクラを好きなだけのせる!
  
  以上、完成だ。
  さあ、かっ食らえ!

もう、間違いなく美味いやつだね。
イクラはもちろん、旨みのしみ込んだ鮭の身にご飯!
頬張った口の中に広がる三重奏。。。

くふぅ~、しあわせだ。

ちなみに今回合わせた日本酒は
宮城県塩竃市の酒蔵、株式会社 佐浦の「浦霞」純米酒。


大定番と言っていいだろう。
「はらこ飯」の旨みに負けない、米の旨み。
酸があるので切れる。
「ちびり」と一口。。。

くふぅ~、コレマタしあわせだ。

どうだい、ぜったい食べてみたくなったろう?
そう思ったら、早速みんなも作ってみてくれよな!

今回は宮城県南部、
海に面した亘理町が発祥の郷土料理「はらこ飯」でした。

今の時期は正に「はらこ飯」目当てに観光客が訪れます。
「旬」だからね。特に「荒浜漁港」がおススメだ。
1300~2000円くらいで食べられるお店があるよ。

「鳥の海温泉」もあって700円で入浴できるゾ!
さらに荒浜の新鮮な魚介類、地物野菜など
亘理のうまいものを販売する直売所
「鳥の海ふれあい市場」
もあるから、お土産を買うのにもってこいだ。

「イイトコ探訪 福島県!」を読んでくれてありがとうございます。
以前、亘理町のマラソン大会へ出た時のこと。
完走者へ配られたのは…

もちろん地元で愛される郷土料理「はらこ飯」でした!!

じゃあ、早速「今夜の献立」に、よろしく!

《 フクシマン土屋 筆 》


【詩】 甘ずっぱさは「あの曲」の中に

2021-09-17 14:45:01 | 編集長「MASH」の詩集

「ある曲」を聴いて
ふと思い出したりする
あんなことや、あんな人を…

そしてその人との
たわいもない会話や
ちょっとした出来事を
思い出しては
心の中で「あの曲」をリフレインさせる…

僕はまた甘ずっぱい気持ちとなるのです

《MASH》


いよいよ「国内現存数僅か・・・」そんな「驚異のヴィンテージ・ギター」を放出だ!「30年代ドブロ」を手に入れてみないかい?

2021-09-14 12:06:03 | 編集長「MASH」の「放出!激レア・コレクト品」

「博物館級お宝」か?
それとも
「秘宝館的珍品」か?
その評価は読者様に委ねるとして
今では「激レア」と言える
そんな「世紀の逸品」を、ご紹介致しましょう!

俺は「ヴィンテージ・ギターShop」を
つい数年前まで、実店舗で営んでもいた。
基本はミュージシャンであり
ヴィンテージ・ギター弾きでR!
そして当然コアなコレクターでもあるのだ!

と言うコトで遂にアコギ、しかもコレを出しちゃう!

30年代製「Dobro(ドブロ)No,27」
(写真向かって左)

だ!

この「美しい伸び!」こそ
「本物のドブロ・サウンド」だ!
カリフォルニア・ドブロと思われるが
この時期のブツは資料が乏しく、判定は不明。

ただ「30年代ドブロ」は
「全世界のプロミュージシャン」が所有する・・・
その理由は「この絶品サウンド」に他ならない!
「ナショナル」とは違う幅の広さこそ
「本物ドブロ」の本領に他ならないのだ!

勿論、この「ウッドボディの響き」は
レコードでよく聴かれるサウンドですね!
カントリーやハワイアンの盤で随所に鳴り響く・・・
名器ならでは!のサウンドです。

俺は複数所有しているので
今回も「仕入れ値以下」の価格で
ヤフオク出品致します!
     ↓
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e1004076428
手に入れるチャンスです!
ぜひ、チェックして欲しいぜ!

次回も「レアで面白い!」
そんなコレクションをご紹介致しますよ!
是非お楽しみにね!

《 編集長「MASH」筆 》
ご意見・ご感想・記事投稿は編集部まで!
https://hardp.crayonsite.com/


大人気連載『マシュメガネ対談』年内は「熱血ストーンズ特集」で行くゾ!

2021-09-13 15:40:16 | 「ハードパンチ編集部」 からのInfo

いつも読んで頂き感謝しかない・・・
のだが、お伝えしている通り
「チャーリーの死去」に伴い
随所で『ストーンズ大特集』を敢行する本紙!

タイトル通り、俺と副編集長の音楽対談
『マシュメガネ対談』 ↓

https://blog.goo.ne.jp/12mash/c/f4bb70881178099efe2e09df9fa43374

年内は「ストーンズ1色」で行く!
しかも
「他紙では絶対に真似できん!」
そんな
「裏モノ内容満載」
で攻める気さ!

その為、俺たちのプライベートも
ほぼ「ストーンズ中心!」なんだよね。
数多有る「ブートCD音源」や「裏DVD映像」
再度お互いにチェックしながら、
「より深く、よりマニアックに!」
って具合にね(笑)。

演奏や歌を語るのは勿論!
特に映像を見返していると
キースの使うギターに
「何だコリャ?」
っていう発見が有ったりするので
「ヴィンテージ・ギターを知り尽くす俺たちからの視点」
も存分に入れて、
ギターファンにも満足いくものにするぞ!

勿論
「これからストーンズを聴いて行きたい!」
そんな君にもバッチリさ!

とにかく、大いに期待して欲しい!

《 編集長「MASH」筆 》
ご意見・ご感想・記事投稿は編集部まで!
https://hardp.crayonsite.com/


【ハードパンチ社説】 無責任な「菅政権」後の「日本」は、どうなるんだい?

2021-09-12 16:58:02 | 編集長「MASH」筆【ハードパンチ社説】

やっと腰を据えて・・・
なんて感じでもないんだけれど(苦笑)。
とにかく書くこととしよう。

「菅総理の電撃退陣」と
そうと分かりゃ早速!
って感じで「浮かれた自民総裁選」の
候補者や派閥政治家・・・
それを追う報道各社・・・
と、毎度毎度の「クダラナイ構図」
もう俺ウンザリしていてね。

国民を置き去りにして
お祭り騒ぎもイイトコロさ!
このコロナ禍でも何ら変わらん・・・
そんな自民党政治家さんのアホさ加減に
いよいよレッドカードで、ご退場願おうじゃないか!

菅政権を総括する気はない。
グチャグチャにしておいて居なくなる・・・
そんな「ミキサー野郎たち」に
活字を裂くのも勿体無い。
無論「自民党総裁選」も論外!
それよりも「政権交代」が出来るかどうか?
だよ。

俺が鍵だと思っていることは
「立憲民主と共産が、ちゃんと国民の為に手を組めるのか?」
ってこと。
だって、今やマトモなことを言えるのは
驚くことに「共産党だけ」だからね。

本当に「日本を良くする為」には
「色々な考えを持つ政党同士が強力しないとダメ!」
なのさ。

さらに踏み込んで言えば
「共産党との連立政権」まで見据え
「立憲民主に覚悟」があるか、どうか?
だと思うんだよね。

「立憲」が「経済界」の言うことを
真に受けて聞いているようじゃぁ
結局「クダラネエ政治は続く」ワケ!
「政治と金が続く」のは、もう勘弁して欲しい!
って思うんだよね。

まあ、俺たち国民が賢くならないとな!
そして、「政権交代」を恐れないことだよ
この国を変えるには選挙しかない!
からね。

《 編集長「MASH」筆 》
ご意見・ご感想・記事投稿は編集部まで!
https://hardp.crayonsite.com/


明石のブルースマン「ハウリンメガネ」が贈る!「どこまでもヴァイナル中毒」(第41回)《ZZ Top / ダスティ・ヒル追悼編》

2021-09-11 14:21:30 | 「ハウリンメガネ」の「ヴァイナル中毒」&more

御機嫌よう、読者諸賢。ハウリンメガネである。

ヤブから棒だが、
ホンダの軽自動車「Z」をご存知だろうか。
1998年に発売された車だ。そしてそのCMはこうだ。

「Z!Z!Z!」という掛け声とともに画面に映し出されたるは岩だらけの砂地を駆け抜ける車と、お揃いのZシェイプのギター&ベースを抱えたサンタクロース髭にグラサンの男二人。そして聴こえてくるのは映像と見事にマッチした骨太すぎるブギーロック!

これがテキサスが誇るパワートリオ、ZZトップと私の邂逅である。

そして、そのZZトップのベーシスト、
ダスティ・ヒルが亡くなったというニュースが流れたのは
チャーリー・ワッツの死去が伝わる少し前のことだ。

ビリー・ギボンズ(g,vo)
ダスティ・ヒル(b,vo)
フランク・ベアード(dr)

という不動のラインナップのまま、
一度のメンバーチェンジもなく1969年から50年以上走り続けたZZトップ。

80年代の「エリミネーター」、「アフターバーナー」
に代表されるブギーロックにシンセサイザーを導入したサウンドや
MTVで流れたコミカルなPVが有名な彼らだが、
元々はマディ・ウォーターズやボ・ディドリーから直接薫陶を受けた
筋金入りのルーツミュージックガイズであり
その実力が演奏、パフォーマンスともに発揮されるのはやはりライブ!

(そもそもZZトップという名前はB.B.キングとZZヒルにヒントを得て命名されたことをお忘れなく!)

今回はダスティを悼み、彼らの魅力が満載のDVD、
「Mescalero in New Jersey」
(2003年に行われたツアーのライブ・ブート)
を観ながらZZトップの魅力に触れていこう。

ビリーはグレッチのサンダーバード

(ボ・ディドリーの特注モデル!なんとビリーはそのオリジナル個体をボから譲り受けているが、ステージで使っているのは自身でグレッチにオーダーしたリシュー。近年では彼のトレードマークになっている)

を、ダスティはフェンダーのオリジナルプレシジョンベースを手に
ステージへ登場!

(現在、一般にプレシジョンベースと呼ばれるベースはこのオリジナルプレシジョンをブラッシュアップした二代目プレシジョンベース。二代目もカッコいいが初代プレシジョンの無骨さはルックス、サウンドともにダスティに大変似合っている。なお個人的にオリジナルプレシジョンが似合うユーザといえば、スティングかダスティの二択であります)。

フランクの叩き出すシンプルかつタイトなビートに乗り、
分厚く歪んだビリーのギターと、ミドルの強いクランチでプレイされる
ダスティのベースが一丸となって奏でられる
「お得意のロッキンブギー」はまさにパワートリオの一つの到達点!

(クリームやエクスペリエンスの魅力が火花の散らし合いから生まれる奔放なグルーヴなら、ZZトップの魅力はブラザーフッドが生み出す一枚岩のグルーヴだ)

ベースという楽器はリズム隊として、
ドラムとのコンビネーションが重要なのはいうまでもないが、
それと同時に弦楽隊として、ギターともコンビネーションしていることを
決して忘れてはいけない。
(それ故にベースという楽器は難しいのだけど)
ビリーとダスティはまさに二人で一つ!
の弦楽隊として機能するようプレイしており、
その音は何故か私にレッド期のキング・クリムゾン・・・
そこでのジョン・ウェットンとフリップ先生のコンビネーションを思い出させる。

それはどういうことか。
時折、ギターとベースのどちらが出している音なのか分からなくなる・・・
そんな瞬間が訪れる、つまり、ギターとベースが互いに混ざり合い、
単なる「合奏」ではなく、「一つの楽器」として聴こえる瞬間、
これこそが「バンドサウンド」であり、ZZトップの魅力に他ならない。

そしてそれを試しているのは間違いなく
ビリーとダスティのコンビネーション!
それは演奏だけに留まらず、
例のステージでのパフォーマンスにも現れている。

特に「3.ウェイティン・フォー・ザ・バス」
での二人の動きを見てほしい。
脚運びからギター、ベースのネックの上げ下げ、
マイクへ向かうタイミングまで同じアクションを一分のズレもなく繰り出す!
(何故かこの動きを見ると笑えてしまう)
ライブの間二人は絶えず動いているが、
合わせ鏡の如く同じ動きをしたかと思えば
スッと相手の動線を避けたりと、
まさに長年の付き合いが生み出す円熟の芸である。

こういう動きにこそグルーヴは現れるのだ。
いやいや、冗談ではなく。
全く同じリズムで体を揺らすことがどれだけ難しいことか。
しかも彼らは笑いながらそれをこなしている。
このコンビネーションこそがゴキゲンなブギを鳴らし続けた
そんな「ZZサウンドのキモ」なのだ。

(歌のコンビネーションも良い。ビリーのハスキーな声に対してダスティは少し高めのトーンなのだが、この組み合わせが彼らの曲にいい具合の彩りを添えている。10.ではマディのキャットフィッシュ・ブルースが取り上げられているが、ダスティのメインボーカルがマディへのリスペクトを感じさせる歌い方でこれもまた良い)

ジェリーズ関係者であるDr.ユウタは
アメリカでビリーとダスティが揃って
二人でレストランに来たところに出くわしたことがあるという。
50年の付き合いを経て、プライベートでも行動を共にできる関係、
それはあまりにも稀有で尊いものだ。
大きすぎるものを失った彼らはそれでも活動を続けることを表明した。

(長年彼らのギターテックを勤めていたエルウッド・フランシスがベースを務めるとのこと。ダスティ自身の推薦だったらしいが死期を悟っていたのか……)

最後までZZトップのベースマンであり続けた
そんなダスティ・ヒルに拍手と冥福を。
そして走り続けることを決意したZZトップに幸多かれ!

《 ハウリンメガネ筆 》

 


首都圏大雨で俺の「ヴィンテージ・ギター」も緊急メンテだ!湿気に勝つメンテナンス!

2021-09-09 15:32:02 | 編集長「MASH」の新コラム「Mashからの遺言」

9月に入って首都圏は
いきなり寒くなり、湿気も落ち着いた…
と思った矢先に、今日の大雨!
またも湿気大爆発…。

そうなると
俺のヴィンテージギターたちが気になってね…
ふと目をやると…
「やっぱりメンテナンスが必要」
な具合でして、朝のトレーニング返上で
今日は今までコイツと向き合っておりました!

『1930年代製ギブソンL30』です!
しかもコレ、ロカビリーの殿堂入りアーティスト
「ラリー・リー・フィリプソン」
が使用していたギターで、鳴りも抜群なんだよ!
ほら、写真の様に
「彼の直筆サイン入り」が証明してるでしょ!

さて、簡単にメンテナンスとは言え
ヴィンテージのメンテナンスとなると
通常ギターとは少し勝手が違う。

ボディは基本乾拭きだが、
塗装のクラッキングに湿気が入り込んだら
ギターポリッシュを使うしか無く
その場合は、もちろん
「ヴィンテージ専用のポリッシュ」
となる。

それでも何度も何度も
丁寧に繰り返し塗り、
乾かし、吹き上げる…
コレを数時間ヤッテたワケですよ(笑)。

やっと目処が立って、この記事を書き
記事をアップしたら、
鼈甲ピックガードを取り付け終了!
後は弾くだけ!ってコトさ!


《 編集長MASH 筆》


いまさら思う・・・「専業主婦ってスゴイ!」今こそ「世の中のお母さんたちに感謝」だ!

2021-09-08 16:13:07 | 編集長「MASH」の新コラム「Mashからの遺言」

いやぁ、いきなり「こんなタイトル」だけれど(笑)
本当に最近「つくづくそう思う」んだよね。
「世の中のお母さんスゴイぞ!」
ってさ。

俺も今はメインで「主夫」をやりながら
空いた時間で「仕事」もして・・・
ってヤっているじゃない。
正直「大変」なんだよ!

朝6時半に起きて、
体操に入るのは10時か10時半・・・
「起きてから4時間も何しているか」って?

そりゃあ
掃除、洗濯、食料品の買い出し、さ。
そこに庭仕事とか、病院とか入ると
もうエライコッチャ!だよ(笑)
すぐに「お昼ご飯の準備の時間」
だからね。

実際、午前中はスグに過ぎる・・・
午後は「パンを焼き」次に「このブログを書く」わけだけれど
フイに仕事が入ったりすると・・・・
やっぱり「時間が押して」ね。

気が付いたら
「キャッチボール&トレーニングの時間」
となり、
後は「夕食の準備」と「バス・タイム」さ。

その後は「夜のトレーニング」と
「ラジオでのナイター観戦」をして
試合終了後は寝るだけ・・・。
この繰り返しの日々だよ。

いやぁ、俺はまだ「専業主夫」ではないから
色々「分業出来ていて」イイものの
コレ、一人で食事も全部やって、お子さんも居て・・・
ってなったら、もうホント大変だよね!

正直「サラリーマンの方が楽」だね。
と言うか
「男は働きに出ている方がイイ」みたい。
まあ、俺もこのコロナ禍でステイホームが長く
すっかり「主夫」が慣れたとは言え
「仕事の方が楽」だモン・・・(苦笑)。

勿論タイプが有るんだろうけれど
俺の場合は「仕事の方が簡単」でイイな。
いやぁ、「世の専業主婦の皆様に感謝」さ!
スゴイよ!お母さんたち!

《 編集長「MASH」筆 》
ご意見・ご感想・記事投稿は編集部まで!
https://hardp.crayonsite.com/